高水ふくちょ🦎
- いいね数 31,953/28,159
- フォロー 1,040 フォロワー 742 ツイート 110,172
- 現在地 おいでよサガ地方
- Web https://www.pixiv.net/member.php?id=1669420
- 自己紹介 おえかきたのしい鷹 °Σ° 8割スマホゲーの話 #たかいぬピクチャ #クリスタを起動してサボテンを描く #タガタメジャージ部 絵はpixivかインスタで見るほうがいいです https://instagram.com/fukucho.bless
2015年08月11日(火)



桜華@9/15発行は7/7締め切りだよ @sorairo_ouka
@Selah_Nesia 遅くなりましたがお誕生日おめでとうございますっ pic.twitter.com/7FqlTtlRjA
タグ:
posted at 22:49:32

#枯れ草と黄昏もどき生誕祭2015 #カイイブ祭りだ
ひっそりハピバ! pic.twitter.com/LWzsUN4sn2
posted at 22:22:19


非公開
タグ:
posted at xx:xx:xx

非公開
タグ:
posted at xx:xx:xx

(そうか、私と同じ考えの人だっているんだ。…少なくとも、目の前に一人。)
やれやれといった風に小説を棚に返すべく手に取りカインツに背を向けながら、イブマリーはほんの少しだけ、口元を綻ばせた。
タグ:
posted at 00:31:44

「どうも同い年の設定にしては、言動とか告白のタイミングが非現実的な気がしてね。なんとなくむずむずしたんだ。」
「カインツはヘタレなだけでしょう。私と一緒にしないでほしいわ。」
「よ、容赦ないねイブマリー…」
困ったように笑い、頬を掻くカインツ。
タグ:
posted at 00:29:35

腕を組み、ふぅと息を吐くイブマリーに…カインツはくすりと笑みをこぼす。
「ああ、やっぱり。そう言うと思ったよ。」
「……どうせ、柄じゃないと思ってるんでしょう。」
「いや、ボクも同じ意見だったからだよ。」
「…?」
タグ:
posted at 00:26:45

「まさか!図書館棟だから所作に気をつけてただけさ。君を見つけたのだって偶然だよ。」
「そう。…レポートならもうとっくに終わってるわ。これはちょっと気が向いたから読んでただけ。」
「へえ、面白かったかい?」
「悪くはないと思うけど、私の好みに合うかと聞かれたらいいえと答えるわね。」
タグ:
posted at 00:25:12

「っ?!」
「あ、ゴメン。イブマリーにしては珍しくレポートの進捗がダメなのかと思って。でも違うみたいだね。それは…ああ、流行りの恋愛小説か。」
からりと笑う金髪の同級生…カインツに、イブマリーは訝しげな目を向ける。
「わざわざ私を見つけて気配を殺して近づいてきたの?ストーカー?」
タグ:
posted at 00:23:03

イブマリーにとって、愛を言葉にして伝えるということはとても尊く、それこそ自分の全てを預けられると信頼できる相手にしかしたくない行為なのだ。
「それなのに空想の世界はまるでちょっといい雰囲気になるとすぐこういう…まるでだめだわ。」
「なにが駄目なんだい?レポートの進捗かい?」
タグ:
posted at 00:20:20

面白いと感じることができれば、少しは同年代の感性を理解することにも繋がるのではないかーーと、思ったのだが。
「馬鹿馬鹿しい。私と同い年の男子がこんな台詞を吐くわけがないわ。演劇ならまだしも。」
愛してるだなんて…と、読み終えたばかりの本に恨めしげな目を向ける。
タグ:
posted at 00:16:56

『誰よりも君を愛してるよ。』
そう締めくくられた流行りの恋愛小説をぱたりと閉じ、イブマリーはため息をついた。
図書館棟。夏季休暇の課題の一つであるレポートの作成のため訪れた場所だが、早々に終わってしまい読み始めた話題の小説。
タグ:
posted at 00:14:43

非公開
タグ:
posted at xx:xx:xx