三浦天紗子 @asa_tia_tian

12年8月30日

フェルディナント・フォン・シーラッハ著、 酒寄 進一訳『罪悪』（東京創元社）罪として裁かれない、けれどずっと重い事件を扱っている。前作に勝るとも劣らない瞠目の短編集。#tb海外

タグ： tb海外

posted at 23:59:20

朱野帰子 @kaerukoakeno

12年8月30日

「南極点のピアピア動画」（野口抱介／ハヤカワ文庫）面白ければいいじゃん！というエネルギーに満ち満ちたＳＦ小説。著者のボーカロイドへの愛があふれすぎていて胸がいいっぱいになります。#tb国内

タグ： tb国内

posted at 23:25:42

たられば @tarareba722

12年8月30日

『夜の国のクーパー』（伊坂幸太郎著／東京創元社刊）。冒頭近辺は不思議な雰囲気で「あ、伊坂さんの“凝ったほう”の作品（例／SOSの猿、PK）かな」と思わせますが、読み進めると“スカッと読めるほう” （例／死神の精度、マリアビートル）の楽しさもシッカリとある作品でした。 #tb国内

タグ： tb国内

posted at 23:23:44

EriQoo @erierifw

12年8月30日

岸本佐知子編訳『居心地の悪い部屋』角川書店 真っ黒で歪な部屋のような表紙に銀の鍵のページ。くるぞくるぞと分かっていても意表を突く奇妙でゾッとしてしまう話の数々。しかし本当は心の隅でこんな不安を隠し持っていたのかと気がついた。どれもハズレなしのお見事さでした。 #tb海外

タグ： tb海外

posted at 16:56:51

EriQoo @erierifw

12年8月30日

レーモン・クノー『ルイユから遠くはなれて』水声社 ストーリーが特にあるわけでは無く、教養とシャレの好きな仏人が書いた私小説という感じ。白昼夢と現実と劇と虚言が自由自在に行き来して、楽しさと妙にさめたリアルさが良かった。最初に読むクノーとしてもぴったりな一冊だと思う。 #tb海外

タグ： tb海外

posted at 16:33:40

EriQoo @erierifw

12年8月30日

多和田葉子『雲をつかむ話』講談社 明確な文体からくっきり立ち上がるイメージ。吟味された言葉を確かにたどっていたのに、マボロシさんの辺りでは突然何を読んでいたか分からなくなった。読書していて迷子になる不思議な感覚を味わった。罪を背負う心を、丁寧に絵を描くように書かれた話。#tb国内

タグ： tb国内

posted at 16:11:55

アルマジロ dillo ひだか @dillo_dillo

12年8月30日

岸本佐知子編『居心地の悪い部屋』（角川書店）信じていた「確かな事」が「不確かな事」の領域に徐々に侵されてゆく不安感。「心許ない世界に入り込んじゃって「ま、いっか」と開き直った時の奇妙な心地良さ。#tb海外

タグ： tb海外

posted at 05:41:37

三浦天紗子 @asa_tia_tian

12年8月30日

長崎尚志『闇の伴奏者』(新潮社) 発見された巨匠漫画家の未発表原稿、過去の女性連続失踪事件、原稿に暗喩された猟奇事件の痕跡など、舞台装置が見事。#tb国内

タグ： tb国内

posted at 02:28:47

三浦天紗子 @asa_tia_tian

12年8月30日

上田早夕里『ブラック・アゲート』(光文社) 人間に寄生して羽化する殺人バチが引き起こす、バイオホラー。人間の強さと弱さが描き出される。#tb国内

タグ： tb国内

posted at 01:54:31