九十九屋さんた(さかなや)
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2011年05月02日(月)

幽霊がなぜ怖いのかというと話が通じないから怖いのであって、話が通じて意志疎通と妥協点の追求を協働できるなら、相手に足がなかろううが透けて見えようが別に怖くはない。言葉が通じない外国人が怖く見えたり、価値観を共有できない宗教が恐ろしげだったり、狂人が怖いのも同じ理屈。
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posted at 06:30:29

例えば幽霊と意志疎通、交流ができたという話は珍しくなく、幽霊との間に不利益のない取引が成立しているケースでは、むしろそれらは良い霊として扱われる。守られてるとか、味方とか。意志疎通が図れない幽霊ほど怖いものはないわけで、幽霊でなくても意志疎通の図れない相手は恐怖の対象になり得る。
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posted at 06:32:20

人間同士で意志疎通を図ろうと【双方】が協力する意志がある場合は、過程に苦労や不幸があっても未来の共存はある程度可能だろうと思う。その反面、意志疎通を図るつもりがない、相手の意志を汲むつもりがない、というわかり合えないケースでは、結局互いを恐怖し合ってることになる。
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posted at 06:34:00

昨今、「幽霊より生身の人間のほうが怖い」という論調で対人関係の恐怖が語られることが増えたというかすっかり定着したけど、これも「意志疎通の不通」からくる「話が通じない恐怖」を指しているのではあるまいか。ストーカー、価値観の接点がないモンスターペアレンツも同列。
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posted at 06:35:42

幽霊だから怖い、ストーカーだから怖いということではなく、それらがどういう振る舞いをして、その振る舞いに対する解決手段が自分にないか、相手の協力がないと成立しない、そして相手に協力する意志がないものについては、結局「思い通りにする余地がないから怖い」となる。
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posted at 06:36:45

ただ積極的で熱意のあるストーカー、或いは自分の行動に絶対の正義感を感じて自己正当化に余念がない人などは、そうした「見なかったことにしる」という対処には取り合おうとはしない。これが恐怖を増幅させる。恐怖の解消方法が違うだけで、迫ってくる側も自分なりの恐怖を打ち消そうとはしてるのだが
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posted at 06:39:50