内田善美さんの壱ファン fan account
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- 自己紹介 1人のファンです。(漫画家の)内田善美先生の文字を見つけたら、お気に入りに登録したり･･･何か「幽霊になった男(女子美卒の漫画家だけど)」の記憶を残せたら良いなと思ってます。
2020年09月20日(日)
学園戦記ムリョウ13話、星の時計のLiddell全3巻(調べたら近所の図書館で取り寄せ可能だった)、千年女優、MIU404の4話を一日で摂取して頭がパンクした。容量オーバーです
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posted at 00:33:30
セアラ・オーン・ジュエット『とんがりモミの木の郷』、内田善美『草迷宮・草空間』前者は題名が童話っぽいから、後者は少女漫画だからと読むのを躊躇していたが、これがとても良かった。どちらも命についての穏やかな物語で、ちょっと気恥ずかしくなるくらい愛情に満ちていて、幕切れは爽やかだった。
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posted at 20:45:26
『草迷宮・草空間』少女漫画のわりにキラキラしておらず読みやすく、時々思い余って言葉足らずな感じもよかった。生き人形の話なのに不気味さがなく、人形の挙動がふつうの子供なので終始可愛らしい一方で、生身の人間のほうがコミュニケーション不全なのもあって洋風のマネキンみたいなときがあった。
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posted at 21:06:12
じぶんが人間であることに違和感を抱く主人公の青年が子供とならうまく話せるのがリアルだ。極端に内向的な彼を茶化す友人は遊び人風だが絶対にサングラスを取らない。バイト先のゲイの先輩は彼をわりと気に入っているが、それをあくまで冗談として話す。バリアの張り方が違うだけで似た者同士だ。
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posted at 21:38:09
あと、洋物のマネキンの顔してずっと畳の部屋で和食たべてるとか、金なさそうなのに皆でフィジーに行ってるとか、大学に主人公たちが霞むくらい変な格好してる学生がいて、しっかり描きこまれているのに話に絡んでこないとか、単純に奇妙な描写があるのも魅力的だ。意図せざるもののような気がする。
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posted at 21:50:07
あと、金魚を土に帰したいなら綿つめた箱に入れてやらないほうがいいとつい思ったが、そういうわかりやすい繊細さが主人公の良いところなんだろうし、あれは死んだ金魚ではなく残された者たちのための儀式なのだし、ちょっと余計に時間かかるだけでいずれ全部ちゃんと分解されますよねきっと。
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posted at 22:01:36
