永田淳一
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2014年01月02日(木)
朝日新聞(12月20日)に掲載されていた憲法学者・長谷部恭男氏の秘密保護法についてのインタビューがよかった。「特定秘密法は国を守るために必要」「第三者機関は無意味」「情報を公開しやすくする仕組みをつくれ」これがリベラルな知識人の真っ当な意見。
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posted at 19:25:02
Kahoruko Koko YAMAMO @kahoruko
長年、横浜•寿町でフィールドワークを続けている人類学者トム•ギルさんが寿町で出会った一人の「日雇い哲学者 」の言葉をまとめた本が出版されました。
『毎日あほうだんす―寿町の日雇い哲学者 西川紀光の世界』(キョートット出版)
kyototto.com/archives/633
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posted at 14:45:11
<画像>「関東のホットスポット 東葛地域の チャイルドシート 2回洗濯済み」検体重量146g。1919秒測定。セシウム合計、155±31.5Bq/Kg検出。検出下限値、Cs134、16.9Bq/Kg、Cs137、18.5q/Kg。 pic.twitter.com/jFmVAVaw1z
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posted at 07:09:39
続き。しかし、この平山氏の主張についても、杉田氏は平山氏の手法の問題点を細かく指摘し、批判する。実際、時事新報の創刊者で、オーナー経営者で、主筆で、編集トップは、福沢諭吉である。弟子に草稿を書かせても、彼の思想のもと、すべての論説が書かれ、掲載されたことは間違いない。
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posted at 02:48:09
続き。福沢諭吉を擁護する論者もいる。「福沢諭吉の真実」(文春文庫)を著した平山洋氏は、その代表格。時事新報に掲載された、国権拡張を擁護する論説の多くが、福沢の真筆ではなく、側近が書いたものだ、として、福沢を擁護し、自由主義者としての福沢のイメージを再強化しようとする。
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posted at 02:43:08
続き。きりがないのでここらでやめておく。列強の側に立ち、その隊列を「文明」と称して、侵略を正当化する、その姿勢は、安倍政権が強調する価値観外交、すなわち、日本は米国と、自由と民主主義という価値観を共有しており、価値観の異なる中国と対峙している、という物語と相似である。
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posted at 02:37:56
続き。そして、中国人が反省したならば、「多少の損失のごときはものの数にもあらずして、むしろ文明の誘導者たる日本国人に向かい、三拝九拝してその恩を謝することなるべし」と、虐殺しても感謝されるはずだと、気の狂ったようなことを書いている。
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posted at 02:31:03
続き。「……幾千の清兵はいずれも無辜の人民にして、これを皆殺しにするは憐れむべきがごとくなれども、世界の文明進歩のためにその妨害物を排除せんとするに、多少の殺風景を演ずるはとうてい免れざるの数《運命》なれば、彼らも(中略)、その運命の拙きを、自ら諦むるのほかなかるべし」。
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posted at 02:26:02
続き。1894年7月。「日清の戦争は文野の戦争なり」というタイトル。これは国と国との戦争ではなく、文明と野蛮の戦争であり、野蛮を文明化する戦争であると主張する論説。ここで皆殺しを肯定する。「陸上の牙山にてもすでに開戦して、かの屯在兵を皆殺しにしたることならん(中略)」
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posted at 02:19:16
続き。「処分」、である。なんという酷薄な、と思う。福沢は徹底してアジア侵略を支持した。明治の日清・日露あってこその、昭和の満州事変、日中戦争、そして米英相手の太平洋戦争がありうる。欧米列強から東亜を解放する、などという陳腐な大義を掲げる偽善は、福沢には見当たらない。
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posted at 01:46:18
続き。「今日のはかりごとをなすに、わが国は隣国の開明を待ってともにアジアを興すの猶予、あるべからず。むしろその伍を脱して、西洋の文明国と進退をともにし、その支那・朝鮮に接するの法も、隣国なるがゆえにとて特別の会釈におよばず。まさに西洋人がこれに接するの風に従って処分すべきのみ」。
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posted at 01:39:45
続き。……「今より数年を出でずして亡国となり、その国土は世界文明諸国の分割に帰すべきこと、一点の疑いあることなし」。このままでは分割されてしまう。隣国を心配しているのか、と言えばそうではない。分割すら列強の隊列に加わろう、とあからさまに主張するのだ。
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posted at 01:35:51
続き。85年3月の有名な「脱亜論」。「これはアジア東方の悪友を謝絶するものなり」というくだりが有名である。付き合いをやめよう、という程度の話かというとさにあらず。中国と朝鮮の二国は
明治維新のような改革があれば別だが、そうでなければ、…
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posted at 01:31:04
続き。「……今日、我輩が外国人に対して不平なるは、なおいまだに彼の圧制を免れざればなり。我輩の志願は、この圧制を圧制して、ひとり圧制を世界中にもっぱらにせんとするの一事あるのみ」。要するに世界制服宣言である。その理由も、自存自衛のため、などではなく、愉快だからである。
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posted at 01:22:28
続き。締めくくりはこうだ。「圧制を憎むは人の性なりと言うといえども、人の己れを圧制するを憎むのみ。己れ自ら圧制を行うは、人間最上の愉快と言いて可なり(中略)」。福沢は、圧制は最上の愉快、と言い切っている。その後、こう続く。…
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posted at 01:19:53
続き。「その英人をも奴隷のごとくに圧制して、その手足を束縛せんものをと、血気の獣心、おのずから禁ずることあたわざりき」。中国人を憐れむのでもなく、英人を憎むのでもなく、圧制する側に立てば愉快だろう、というのだ。
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posted at 01:13:57
続き。福沢諭吉は、洋行中に目撃した、英国人が中国人に対して、「幕吏」の如く、威張り散らしている様子にふれ、なんと「英国人民の圧制を羨むのほかなし」と書く。羨ましい、というのだ。そして、いつの日かその英国人民すら奴隷のように扱いたい、と続ける。
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posted at 01:11:05
続き。「福沢諭吉朝鮮・中国・台湾論集〜国権拡張脱亜の果て」杉田聡編(明石書店)。福沢の「脱亜論」等は評判が悪い、と聞いて、わかったような気になり、今さら当時の論説をわざわざ読み返さなくてもいいだろう、時代制約もあったろうし、と、思ってきた人(私もその1人)。読んでみた方がいい。
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posted at 00:36:39