にょんギツネ
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- 自己紹介 日々読書や執筆、お絵描、文字の観察などを愉しんでおる寶曆６年生まれの仙人見習いな267歳幼狐なのじゃ！18禁要素注意じゃよ？ ヘッダーは @une_back に依頼したのじゃ。褒めて質問お題箱を兼ねた投書箱 → http://marshmallow-qa.com/nyol2novel
2019年04月25日(木)
ハーフデーモンとドーンエルフは顔を見合わせる。
「お姉さんどうしよう」
「うーん。困ったアルな…ここも居心地は悪くないアルが…」
妖精の娘は、命が助かったというのに渋面をしている小鬼の青年を眺めやる。
「シルヴィア小姐もこんな害獣のどこがいいアルか」
「ｷﾞﾋ」
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posted at 00:00:06
ボルボは手をすりあわせる。
「同感同感。せっかく正気に戻ったんだ。ここで皆きれいにお別れと」
「ふーん…そういわれると」
ツィーツィーは糸のように細い目を少し開く。
「やっぱりもうちょっと一緒にいたくなったアル」
「ｷﾞ！？」
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フィーノは戦鎚を担ぎなおす。
「あたいはお姉さんの言う通りにする」
「いい子アル！」
盗賊はげっそりする。
「ｷﾞ…あんたら、闇の力がなくても元から頭がおかしいみてえだな…ちぇっ…そうと決まれば…おっといけねえ…」
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◆◆◆◆
三つ首の黄金竜ゴルディアはまどろみから覚めた。
尾にかすかな違和を覚える。お気に入りの世話係である銀髪の乙女の姿を求めてそれぞれの頭を巡らせ、やがて全身に疼きを覚える。
なにか虫のようなものが煌めく鱗を這い回っている。
痒み。いや熱が巨躯の芯に生じ瞬く間に広がる。
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posted at 00:08:10
ゴルディアは咆哮した。
炎と氷と毒を吐こうとし、すぐに求めているのが別の存在であるのだと気づく。
雄だ。雄が欲しい。いつの間にか性別は雌に転じていた。
はるか異世に住まうゴブリン以上に下劣で邪悪な存在オークメイジの魔力がこもった指輪が尾にはまっていたのだ。
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posted at 00:09:53
目の前に闇の国で食らって以来の好物である肉の味のする豆苗がある。たとえようもない魅力を感じて、ゴルディアはそれを食らった。精力が満ちていく。
中にオークの血が入っているなど幼い神獣にはどうでもよかった。
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posted at 00:11:11
竜舎を打ち壊すと、ほかの竜に襲い掛かる。競合となる雌は叩きのめして追い払い、獲物となる雄は犯す。過程でどちらも半死半生になる。
人知を超えた品種配合によって生まれた竜の発情は、今日まで育ててきたドラゴニア人の想像を超えた苛烈さだった。
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posted at 00:13:16
「ｷﾞｲｲｲｲｲ！！！ｷﾞｲｲｲｲｲｲｲ！！！！！！！！」
絶叫を上げながらボルボは黄金竜の首にしがみついていた。
「ｷﾞｲｲｲｲｲ！！ｷﾞｲｲｲ！！」
分身は次々と落下し、地面にぶつかって粉々になる感覚が伝わってくる。
「ｳｷﾞｲｷﾞｲｷﾞｲｷﾞｷﾞ！！！」
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なぜこんなことをせねばならないのか。
発情しほかの竜を襲う竜にしがみついていなくては。
強きに従い、弱きを襲うゴブリンが。
理由は簡単だ。ゴブリンタウンの精鋭、腐肉漁りの鴉の兄弟団の長、ギザギが命じたからだ。
「宝は好きにしろ。だが黄金竜はお前がやれ」
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「代わりに俺がドラゴニア王をやる」
初めはいい提案だと思った。ギザギが返り討ちにあえば、どうせ約束などうやむやになり、ボルボは宝を持って退散できる。
ところが、古き闇の力を遮る封魔の指輪の効き目がいつまで経っても切れない。考えられるのはただ一つ。
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posted at 00:18:41
あの生まれつきの強姦魔の強盗の殺人鬼の外道女が、すべてを奪われて復讐に燃えるあわれなゴブリン殺しの英雄を打ち負かし、どこかに引きずり込んで「竿だるま」にし始めたのだ。
なんとひどい話だ。正義はないのか。卑劣な加害者で害獣であるゴブリンが悲惨な被害者で地を継ぐべき人間に勝つなど。
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posted at 00:20:45
「ｷﾞｲｲｲ！！ゴブリン殺しの野郎！！！ちゃんとゴブリンを駆逐しねえから！！おいらがこんな目に！！！」
だがギザギが勝った可能性が少しでもあるなら、言いつけを果たさねば、次に「竿だるま」にされるのは誰あろうボルボではないか。ゴブリンに仲間同士の想いやりなどもちろんない。
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posted at 00:22:03
優しさ、いたわり、愛、勇気そのほか立派なものは持ち合わせていない。
だが残虐さと非道さだけは山ほど備えているのだ。
だったら、黄金竜に挑む方がましだ。
ゴブリン殺し犯しなんぞの相手をするよりは。
「ｷﾞｲｲｲｲ！！！！」
烈風に吹き飛ばされかけつつ緑肌の青年はもがく。
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posted at 00:24:12
「ｷﾞｷﾞ！！ｷﾞｷﾞｷﾞｷﾞ！！」
でもなんか今は弱そうという理由で組み打ちに応じるゴブリン。だがすぐにドラゴニュートの膂力が上回っているのに気づく。
「ｷﾞｷﾞｲｲｲｲ！！！！」
もがきながら指輪をはめる。分身が無数にあらわれる。だが次々投げ飛ばされる。
「これでもだめか…」
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posted at 00:29:56
「ｷｼｬｱｱｱ！！」
「ｷﾞｲｲ！！」
最後に残っていた魔法の指輪をはめると、ボルボの矮躯がみるみるふくれあがり、ギガント、すなわち北の巨人の大きさになる。
ゴルディアははばたきとともに頭突きで獲物を突き飛ばした。炭化した瓦礫がくだけ、二人は痛んだ床を撃ち抜いて地下へ。
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posted at 00:31:56
二匹はと言うべきか。あたりには不気味な紫いろをした耳や目や鼻の形をした茸だの蔓の実だのが生い茂っている。
それらが潰れ汁が匂いをたちのぼらせたとたん、いっそう人型の神獣はあらぶる。どうやら獣鬼の血と似た効き目があるらしかった。
だがオークの体液と異なり、雌だけでなく雄にも利く。
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posted at 00:34:09
不気味な植生のあいだから、巨人があまた立ち上がる。
「グルルォオオオオオオオ！！！！！」
「ｷｼｬｱｱｱｱｱｱ！！！！！！」
有翼有鱗の女児と、緑肌の大兵の群は廃墟を震わせながらぶつかり合った。
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posted at 00:35:43
ボルボ達の長い舌がゴルディアの全身をねぶり、火照った肌をさらに燃え立たせると、指がすでに何百頭もの雄竜を犯してきた女陰にもぐりこみ、かき混ぜる。それだけで小さな胴は変形するが、神獣にとって致命打には程遠い。
「ｷﾞｬｩ…ｷﾞｯ…ｷﾞｩｯ…ｷﾞｬｱｫｳ！」
「ｶﾞﾙﾙﾙｸﾞｵｵ！」
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posted at 00:39:06
ほとんど意味をなさない喚きと叫びをかわしながら、いぼだらけの巨人の強直が龍人の仔の無毛の、しかし有鱗の秘裂と菊座に押し当てられ、強引につき込まれる。
人の形になるまでは二つの穴は一つだったため、いまだ経験のない交尾にゴルディアはのけぞり、わなないた。
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posted at 00:41:09
「ｷﾞﾋﾋ！シルヴィ！ずらがるぜ！…ああ！だからほかは全員殺しちまえば…げ、姐さん」
黄金竜の背にしがみついた小鬼が目を剥く。
「そのパタパタトカゲの親玉は始末しろと言ったぞ」
「ｷﾞﾋ…いや…それが…こいつ、つけた魔法の指輪を食いちぎって飲み込んじまって…そう簡単にも」
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ギザギは舌打ちする。
「もういい。乗せろ」
「え」
「さっさとしろ」
ボルボは露骨に嫌そうな顔をしたが、ゴルディアの背を叩く。
「ｷﾞﾋ…あいつらを全部のっけな」
三つ首の黄金竜は轟くような怒りの唸りを発するが、逆らいはしない。
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蜘蛛の糸で仮の命綱をこしらえると、おとめらは次々と神獣に乗り移った。
「どういうことだ。なぜ前に会ったときより女が増えている」
騎士が歯噛みしながら問うのへ、盗賊は苦り切った態度だ。
「あんたがちゃんと始末しねえからでしょ」
「何をこの」
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posted at 01:06:09
山吹の翼は風をはらんで主を失った城塞を離れる。
そこかしこでは嵐のような凌辱劇のせいで痙攣する竜と右往左往する人、むやみに飛び跳ねては手当たり次第に噛みつく殭屍（キョンシー）などが入り乱れ、さらにはよく解らない理由で備蓄していた燃える水が引火してあちこちから煙が上がりだしていた。
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posted at 01:08:51
ついでに言うと、再び飢えによって目覚めた肉食ゴキブリは蜘蛛の糸の繭を食い破って地下に広がり始めていたが、せいぜい脱ぎづらい全身甲冑で隧道をうろつくような不運なものがもういないことを祈るしかない。
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posted at 01:10:28
◆◆◆◆
三つ首の黄金竜が暴れ狂い、ドラゴニアの英君が混乱のさなかに病によって急歿したとの報が伝わると、クレセントの女帝は戦功にはやる将軍をいましめてただちに兵をひかせた。
竜の王国は混乱のさなかにあるとはいえ兵は精強で、竜も海の一統を中心に無傷のものが数多くいたためだ。
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posted at 01:15:03
帝国は属州の反乱の火種を抱えており、勝利に酔って深入りをする余裕はなかった。
混乱のあとドラゴニアには新王が立ち、敗因は共存不能な害獣ゴブリンが背後から匕首で一刺したためと訴え、再び殲滅を唱えたが、前王の如き徹底した意思に知勇に欠け、劣等種の復活を防げるかは危ういところだった。
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posted at 01:17:26
ゴブリンタウンの廃墟にはまたちらほらと駆逐したはずの小鬼が姿を見せ始めていた。
人間は多くの害獣を滅ぼしてきたが、うまく片付かないものもある。ネズミやゴキブリやハエやカだ。病原菌を運び、食料を荒らし、深刻な被害をもたらすおぞましい種だというのに、防除は困難を極める。
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posted at 01:19:30
ゴブリンはニタニタ笑いながら、必ず皆殺しにしてやると力む人間の鼻先をかすめて、相変わらず悪事を続けているようだった。
強盗、強姦、殺戮、詐欺、掏摸、ミルクを酸っぱくさせたり、子供を取り替えたり、とにかく人間が自分以外の誰かにかぶせたい悪徳すべての権化として。
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posted at 01:21:14
ゴブリンタウンの外れ、下水だまりの中心にある糞毒のつまった井戸のほとりで、運命の操り手は慨嘆した。
”古き闇の器としては、ガイゼスはあまり優れてはいなかったな”
煌めく光の粒がおりなす影。英雄の亡霊。
”あるいは、まだ復活の時ではなかったのかもしれぬ”
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posted at 01:23:11
”そもそも非道な凌辱に遭い、人間としての尊厳を失い、取り戻そうとあがいていたあわれな犠牲…そういった悲しい男が古き闇そのものになれるはずもないか”
高説を拝聴しているのは、ゴブリンタウンの精鋭、腐肉漁りの鴉の兄弟団の見習いボルボだ。
「ｷﾞﾋﾋ、いやまったくで」
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「ｷﾞﾋﾋ。考えてみりゃドラゴニアの王様もかわいそうなおひとでさあ。あれじゃいくらゴブリンを殺しても満足できなかったでしょうよ」
”古き闇の力を使いこなすには…もっと残忍で酷薄な魂が必要やもしれんな…お前はどうだなボルボ”
「ｷﾞﾋ。どうって？」
”指輪の力を使うつもりは？”
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ボルボは鉤鼻をかいた。
「そんなこたぁねえ。ここには古き闇の力を入れておける指輪もあるし、古き光の、あんたの力を入れておける聖なる三日月刀もある。ついでにどんな魔法も抑え込んじまう封魔の指輪もある」
”恐るべき力だな。使いこなせれば、逆にゴブリンが人間を滅ぼし、世界の主ともなれる”
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posted at 01:32:00
亡霊の試すような問いかけに、ゴブリンはにたっと笑った。
「そいつは結局、あんたか古き闇がいつまでもおいら達をどつき回して遊ぶって話でしょ。人間はそういう遊びにノってゴブリンを殺してりゃ幸せかもしれねえが、おいらは付き合ってられねえ。ごたいそうな使命だとかなんとか」
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posted at 01:33:34
二つの指輪と刀をまとめて、糞毒の詰まった井戸の上にかざす。
亡霊ははげしく明滅した。
”何を考えている。ゴブリンよ。宝に意地汚いお前にとってこれほどの”
「ｷﾞﾋﾋ。いやあおいら達ゴブリンは、強いやつには逆らわず、弱いやつをいじめるのが性分でね」
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posted at 01:36:04
◆◆◆◆
腐肉漁りの鴉の兄弟団のギザギは去った。
「ドラゴニアとクレセントの両方がうるさい。当分消える…それと、団の名前は枯骨齧りの鼠の姉妹団に変更だ。ついでにお前はクビだ」
なお王殺しの賞金は一銭たりとも分けてくれなかった。
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posted at 01:40:11
三つ首の黄金竜ゴルディアは人間もどきの恰好でいるのが気に入ったらしく、おかげで以前に比べ暴れても被害は若干少なくなった。人化けの指輪と雌化の指輪は戻ってこない。体内に取り込まれてしまったようだ。
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posted at 01:42:00
闇の国は荒れ果てたままだ。
玉座に腰かけ、覇権を再び打ち立てようなどと壮大な計画を立てる文化や文明を持った高尚な種族、つまり人間がいないせいだ。古き闇の力も糞溜めの底に沈んだことでもあるし。
ただ、異世へと通じる門だけは時々奇妙な光を放つ。
駱駝の屍の引く馬車がくぐったとか。
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posted at 01:45:12
目で見て確かめた人間がいるはずもなし。
ともあれ荷車の中で、ゴブリンは盗品をあらためながら、にたりにたりとまた不快きわまる笑みを浮かべている。
「気持ちの悪いやつだ」
「ｷﾞﾋﾋ、人間に気持ちよくなられちゃゴブリンもおしまいだ」
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posted at 01:47:57
銀髪の乙女が剣を抱きながらつぶやくのに、素早い返事。
「私は、その笑い方が嫌いとは言っていないがな」
「ｷﾞﾋﾋ。じゃああんたもだいぶ人間からはみ出してきたのさシルヴィ」
「ふん。口の減らんやつ」
「ｷﾞﾋ。お互い様さ」
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posted at 01:49:18
金髪金目の童女が幌を突き破って降りてくると、すぐ騎士にしがみつく。
「ゴルディア。こら。よさないか」
「ｷﾞﾋ。相手してやんなよ。竜騎士様なんだからよ」
今度の取引でどうやって客をだましてやろうか考えながら、ゴブリンはうそぶく。
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posted at 01:51:46
剣豪は二両目の馬車、さらに後方に随伴する蜘蛛女や触手の童に流し目を送る。
「今夜の皆さんのお相手のことですけど」
「ｷﾞ？！ありゃもう終わったんじゃ」
「どうしてですの？」
「古き闇の力は…」
「あら…でもだって」
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posted at 01:54:55
「ボルボさんはゴブリンですもの。私どもの相手をするのは当然でしょう？」
「ｷﾞｲｲｲ！！！シルヴィ！おいなんとかし…」
ゴルディアを脱がせながら、シルヴィアはつんと唇を尖らせて告げる。
「しかたないだろうゴブリンなんだから」
「ｷｼｬｱｱ！！」
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「用意てきたアル？」
「今日は大きい姿でもいいってお姉さんが」
「ああ…大僧正様お許しください…これも修行のため」
「ぼ、る、ぼ」
「配当は等分であるべきだ」
いつのまにか馬車は止まり、さまざまな種族の雌があたりを囲む。
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posted at 01:58:45
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ギザギ姐さんが色々メタ張ってるけど、タイマンでも想定外の戦闘力を発揮した上に暫定ラスボスまで普通に倒してしまうという、予想外すぎる戦功を上げた結果ハーレムもあっさり開放されて、ボルボもいつも通りを行うだけで順当に物語が攻略されてしまった‥‥。全部ラスボスさんの詰めが甘いのが悪い。
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posted at 02:20:48
レイプ被害者が加害者を成敗しようとしたら返り討ちにあうのあまりにもひどいと思うしゴブリン問題が放置されているのはやはり人権軽視の象徴だと思うので早く最終解決できるといいと思いました。
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posted at 02:30:53
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だいしゅきホールディングス(株)ウマ妄想 @botch_tourer
羽根っ娘は実在した！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！したんだ！！！！！！！！111111 pic.twitter.com/vGBmzRRFOO
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posted at 06:22:10
うぅ…本当によくないなぁ…。
これじゃまるでフォロワー稼ぎじゃないか…。「ネットの交流はほどほどにする」って決めて復活したのに、すぐにフォロバ１００％やります、なんて嘘ついてさぁ…
やはりほどほどにします。現実のほうが何よりも優先
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posted at 10:07:27
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TSこゃん娘「痛風になったけど、眷属化することで性別姿形変わり果てたがこれで痛風も無くなるのじゃ！お酒を飲むのじゃ飲むのじゃ！えっ未成年には売れない？しかも体内も年相応で10年お預け？ひどいのじゃあんまりじゃー」
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posted at 10:49:13
白濁液まみれのうちの子を描こうとしてたはずなのに気づいたらなんで処刑されるうちの子を描いてるのですかね……？
※リョナ注意 pic.twitter.com/maSB9McWoR
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posted at 11:05:51
@igasenpuki @TSFmimi Wifiに繋ぐと自動的にアプリ更新が始まる。ブラウザやSNS、使ってないアプリ色々。特に気にせずSNSの通知をチェックしていた時、一つの妙な通知が入っていた。
『Youko netをインストールしています……』
そんなものは入れてなかったはず。何かWifiを使うためのモノなのだろうと少し放置していた。
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posted at 11:14:58
@igasenpuki @TSFmimi 『インストール完了しました』
これですべて更新したと思い、トイレを済ませようと下を見るとそこに尿を排出する長い器官が消え失せ、ぺったんとした下腹部が広がっていた。
「え！？」
驚いた声も女性の声で、立つと腰にぶらりと黄色いしっぽが垂れ下がり、頭には三角形のもふもふな耳――出られない。
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posted at 11:18:14
とびらの＠ずたぼろ6巻8月発売！！ @tobiranoizumi
うちのヒロインは、不意に飛んできた投げナイフから主人公を庇ってブスブス刺されて、「平気。急所は外した」と自分で抜いてポイと投げてから戦闘の構えを取るタイプです。
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posted at 11:46:27
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中年サラリーマンが魔法少女になったら、上司も魔法少女だった話
poppoyakiya.com/?p=1584 pic.twitter.com/zrdNn11TlE
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アバシリアヌクイ@Skeb募集中 @TKSSIHK_4545
@hotlicetea 男が苦手でついつい仲良くなった男友達をアンデッドTSFしちゃうネクロマンサー系JK
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とねり@かっこいいノクターンノベルズ @toneri2424
🕺優勝 ミーシャ@ ノクターン投稿中🕺
2位 伊巻てん@ お仕事募集中
3位 叛逆の魔法少女いぬさむらい@ ノクターンノベルズ🔞
4位 アヤいさん
5位 エルフの村のふぁる村長🧝♀️
…
#平成最後の推しユーザー総選挙
appli-maker.jp/analytic_apps/...
タグ： 平成最後の推しユーザー総選挙
posted at 12:53:28
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日記が置いてある、姉様とわらわの日記というタイトルだ。あの小さな妖狐の日記だろうか。
だが横に黒文字で潰されたようなタイトルが見える・・・妖狐調教日誌・・・？なんだこれは
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@igasenpuki 全てを読み終え震える俺に後ろから女性の声が響き渡る。
「……読んでしまったかの？」
振り返りたくないが、毛の音と共に近づいてくるソレ。
「大丈夫じゃ、そなた『予習』できたじゃろ？」
きれいな手が肩に触れる。そこにいたのは勿論――
「今からそなたもそうなるのじゃから♡」
淫欲に飢えた妖狐。
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posted at 16:40:44
