にょんギツネ
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- 自己紹介 日々読書や執筆、お絵描、文字の観察などを愉しんでおる寶曆６年生まれの仙人見習いな267歳幼狐なのじゃ！18禁要素注意じゃよ？ ヘッダーは @une_back に依頼したのじゃ。褒めて質問お題箱を兼ねた投書箱 → http://marshmallow-qa.com/nyol2novel
2019年12月23日(月)
寒い 寒すぎて サムス・アランになったわ……
今日はえっちでシリアスな百合を書いていくわよ
まずは地の文から書き始めてゆるやかな情景描写とシリアスな……やだぁ~~~♥しっとりシリアスな文章になったわね……シリアスすぎてリアス式海岸になったわ……🌊ここで辛い過去を潜影蛇手……目分量よ……
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posted at 00:01:09
「だって許せないだろ！ こんなエセお嬢様相手に美咲が劣等感抱くなんて！ 美咲は昔っから自己評価が低過ぎなんだよ、せめて自分が美少女だって認識を持てよ！ ……あー、叫んでたら暑くなってきた、脱ぐか」
「いやブーメラン返ってくるの早過ぎか！ 自分が美少女だって認識を持てよ！」
ここすき
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posted at 00:48:20
まあなろうの日間コメディーランキング、100ptちょいで一位取れるので他ジャンルに比べたら一位が取りやすくはある（というか、いつの間になろうはこんな修羅の国に……）
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posted at 01:16:51
敗北レ○プが好き過ぎて雑魚モブにわざと負けようとするけどステータスが高過ぎてダメージを殆ど受けなくてモブにバフ掛けたりするけど余り効果がなくて静かにキレながら相手を丁寧に罵倒し煽ってみたりする変態性癖持ち聖女様概念
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posted at 01:30:39
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このヤンデレマジで一刻も早く豚箱にぶち込まれて欲しい（嫌いとかではなく、危険なので）けど、あの冒頭の関係性で美咲襲ってないってことはこのあと再起不能になる説が濃厚
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posted at 02:14:39
わしは入れ替わりの神じゃ。
そうじゃのう入れ替わりが大好きな詩雨には高所から落下すると入れ替わる能力を授けてやろう。
入れ替わりを存分に楽しむといいぞい。
#入れ替わり能力 #shindanmaker
shindanmaker.com/952840
入れ替わった相手を元の体ごと抹殺するのはNG。
タグ： shindanmaker 入れ替わり能力
posted at 02:47:48
女の子になってそうされてもいい相手に、可愛がられて頭撫でられたいけど子供扱いして欲しくないみたいな難しさ。でも人外相手ならOK！（ズドン）何故か子にするような扱いをしてくる動物いいじゃん。
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posted at 03:32:58
寝るタイミング逃してぐだぐだしてる時になんでちょっとかじるというか触った記憶がぼんやりあるだけで>>がたしかパイプとかいう入出力で画面表示とかに使ってた気がする程度のC++読んだりしてしまったのか冷静に考えると寝るべきだったので寝よう。
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posted at 05:28:48
おじさん提督が電の姿にTSしてしまい、電本人や残りの暁型3人を含めた艦娘達から可愛がられるうちに言動が電っぽくなってしまい幼女提督として人間や艦娘からだけじゃなく深海棲艦からも人気者になる話
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posted at 07:14:27
@Maria_mouses 外部に観測者を設けていればRTA風味にはできる。IST(in story time)で測るしかないのは仕方ないね……だいたい参考記録だから……
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posted at 07:56:02
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人様の病気や、おうちの事情について口出しは出来ず、ただあなたの小説が好きですとしか言いようがないのだけだ、
純粋にうつの治療に離島に帰るって通院が出来なくて大変では……。
そっちの面から説得できないかなぁ。
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posted at 08:51:08
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@KabkabEcchan そこらへんしっかり説明できるといいですね……！
何が一番良いことかわからないのですが、KMIFさんにとって良い方向に向かわれることを願っています。
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posted at 09:03:38
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この前、ぺんぎんさん成分不足に苦しんでいたところを助けられたので、味をしめまして今度は
『溶岩が水中に注ぐシーン』
『間欠泉』
『湧水』
成分不足の私を助けて！
（九州行ってみたいの⋯⋯！）
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posted at 10:25:37
vtuberのほしいクリスマスプレゼントですかぁ！？
えぇっと…いやらしいと思われなくて尚且つ最強の印象を残したいですよねぇ？
村長は「金貨」が欲しいなぁ？
(チラチラ
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posted at 10:57:58
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どこの界隈か知らないけれど、原作未プレイで二次創作しましたって公言されれば、あちこちに着火するのはそりゃあ当たり前だわなあ……とは思う。ばれないように振る舞うか言わなきゃいいものを。
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posted at 16:15:39
「兄ちゃ…姉ちゃんまた鏡見てる。可愛いのわかるけど元男だろ…キモい」
「バッカ弟よ。お前だって普通の男子か美少女だったら、美少女の方が話しかけられて嬉しいだろ？」
「それは…まぁ」
「そんな美少女が鏡を覗くだけで見られる。しかも化粧したら超絶美少女よ？ そら見るわ」
「(宇宙猫状態)」
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posted at 16:18:16
桃が大好きだったお爺さんはショタに、残りを食べたお婆さんはお姉さんになって色々しろ。してください。ください!! 桃太郎はケモナーな感じでケモお姉さんに誘惑されたりするのもください！！
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posted at 16:22:49
ある日美少女になって、変な言動して正体がバレないように理想の淑女を演じるけど、無自覚の運動神経抜群なせいで体育の授業で軽々とスーパープレイをしたことで、男女共に注目を集めてしまう元男子。バスケの授業でダンクしたりする
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posted at 18:16:09
経験者と混じってやっても通用するテクニックと気迫、フィジカルに任せた男子のプレーにも妨害されない体幹と筋力。男子にも女子にも人気者なTS娘。そもそも時々素の男口調が出てるせいで淑女アピールが演技だということも周囲にバレてる
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posted at 18:21:22
「あっ、これ良くない？」とスマホに映る通販サイトの画面をいつもの癖で見せてしまうTSっ娘と、そこに映っているのがモデル付きの下着なりタイツなり、女性らしい衣服だったりで「お、おぅ‥‥」（こういう女性いいよなって意味か？ 自分が着たい的な意味か？）となる親友。
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posted at 18:30:18
TSっ娘ちゃんが男の頃からどういうキャラだったかによってが意図に悩むところが出てくるシチュ。こういうの欲しい、良さそうという意味でうっかり見せてしまうが、普段はそういう格好もしていなければ素振りもしていないTSっ娘だととてもよろしい（外から見えない衣服等がどんどん女性モノに）。
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posted at 18:35:50
カッコいいとか凄いと言われるとテンション上がるのは男の時から変わってないせいで、カッコいいと言われる度にどんどん格好つけて終わった後に、やっちまったと赤面するやつ。淑女アピールするよりスポーツしてる時の方が生き生きしてるし自然だから、そっちの方が素でいいのに、とか周囲に思われてる
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posted at 21:12:07
TS娘と付き合いはじめたときから、何となく素養はあるよなと自覚していたけど、TS娘に酔っ払って素の男口調で愛の告白されて、完全に扉を開いてしまった親友くんとか。恋愛マンガとか読んでて男の口説くセリフ見て「このセリフあいつに言って欲しいな…」って思ってしまう親友くんとか
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posted at 21:35:55
司書は知性がないとできない仕事なのでAIでは不可能。
考えたらわかるわな。人類滅亡すべきとか現実に言い出したんだぞ、強化学習で。これ、AIが理解して言ってるわけではなく、人間の会話パターンをビッグデータから学習した結果をオウム返ししてるだけだ。
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posted at 22:16:15
@stylet_CF 仕分け作業、AIが実は一番苦手なんです。データ上はともかくとして、画像を認識して順番に並べて仕分ける作業になると、途端に情報量が増えていきますので。
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posted at 22:17:27
@stylet_CF いずれはできていくんでしょうが、まだまだ先の話ですしね。
データはともかくとして、実際のものを識別して仕分けるのは根本的に作業の質が違ってきますし。
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posted at 22:19:11
皆月ななな@『不良 in 彼女』5/26 @nanana_minaduki
3人の不良が隣のお嬢様学校の仲良し三人娘とそれぞれ入れ替わってしまうが、不良の身体になった女の子たちは自分が元から男だったと思い込んでおり、「俺たちの身体を返せ！」と不良のところに乗り込んだ3人の女の子（中身は不良）が元自分の身体に犯されてしまった挙句、自分と付き合うことになる話。
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posted at 22:32:13
食後の珈琲も上等な淹れ方だった。巨人族のふるまいで、離れで煙草をたしなむものもいた。
黒の繰り手は蜘蛛糸の布に幻像を浮かび上がらせ、見聞してきたさまざまな衣装の数々を披露し、武芸と狩猟を無上の楽しみとする乙女等に、羨望の溜息をつかせることに成功した。
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posted at 22:33:47
そしてダリューテには古今東西のありとあらゆる煌びやかな衣装また衣装。
「舞踏会でも開くつもりか」
「開けばよい！マーリは地下宮殿に舞踏場を設えた！」
「あれは…ラヴェインのためだ」
「構わぬのじゃ！こなたと踊るのじゃ！」
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posted at 22:43:31
キージャの工房は、火の山の側にあって今は閉じられたマーリの工房の隣に建った。異界で学んだ紡機、織機、縫器などが所せましと並んだ。
手伝いを頼まれた黒小人は玄妙なからくりに夢中になり、多くを学んでいった。代金がわりに真銀の針や鎚を置いて。
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posted at 22:46:53
「泥竜（ナイロン）じゃ！ワイアルよ…誓いは果たした…この影の国にも泥竜（ナイロン）の股引（パンスト）を…そして胸が大きく気位が高い女子（おなご）に穿かせ…つけ心地の快さに屈服せしめてみせる！」
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posted at 22:55:01
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「オズロウの水の傀儡…知っておる」
「精霊の魔法だど…マーリは鋼鉄や玻璃や磁器さしもべにしただな…魔法さうめえナシールさ死せる鳥や獣に命さ分け与えて使魔にしただ」
「父様は草木を作り変えて新たな実りを産むのじゃ」
「んだ…」
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posted at 23:05:45
「こなたはダリュのために泥竜の股引を作るのじゃ！それだけじゃ！」
「んだ！銀柑の皮で香りつけた薄焼菓子に、玉蜀黍茶さ水筒に詰めてきただ。食って精つけるだ」
「こなたは動きとうない。父様が食べさせてくれねば嫌じゃ！あーん」
「あかんぼみてえだど」
「あーん！」
「解っただ」
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親子は多くの時を仲睦まじく過ごしたが、だが少しずつぶつかることもあった。特に奴隷を巡って、酒や肴の味見をさせるか、新作の服を試させるかで奪い合いが起きた。父親も息子も互いに刺激を受けたのでますます業に熱が入り、ためにいっそう摩擦と競い合いは激しくなった。
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posted at 23:18:07
ダウバが、極上の無花果の氷菓をこしらえれば、キージャは菓子を供するのにうってつけの卓布をこしらえる。マーリの磁器や錆びぬ銀の匙や刺又が間を彩る。
キージャが妖精風の狩衣を仕上げれば、ダウバは豆と香料で猪や鹿の肉を巧みに模した野趣に富む弁当を拵える。
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posted at 23:23:23
「ダリュ！次は水の中で花のように開くが、動きを妨げぬ透き通った裳裾はどうじゃ！また胸が大きくなっておらぬか？採寸をさせてくりゃれ」
「薄焼菓子ちゃん。蛸と竜髭菜（アスパラガス）さ橄欖（オリーブ）の油と胡椒で炒めたもんに、新しく醸した白葡萄酒つけるだ。いっしょに小舟の上で食うだ」
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posted at 23:27:08
たいていは父親が退くのだが、息子はかさにかかって襲ってくることもある。
とうとうダウバが窘めるように腕を掴むと、かっとなったキージャが爪でひっかいた。
「いてぇだ」
「父様の料理など皆台無しにしてやるのじゃ！」
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posted at 23:30:24
「命さ殺したもんだ。無駄にしてはなんね」
「命などどうでもよいのじゃ！」
「おめにも命の痛ぇ苦しいちゅう声さ聞こえるでねか」
「聞こえる！だがこなたは気にしたことなどない！」
「だども…」
「父様がダリュを譲らぬなら命など皆殺してくれる！」
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posted at 23:31:45
とうとう本気の喧嘩まで起きた。
どれほど息子が大きくなってもやはり父親にとっては子供のままであったので、攻撃の激しさにたじたじとなった。
すったもんだのすえに巨漢がどうにか地面に抑え込むと、美丈夫はたわわな乳房を分厚い胸板に押しつぶされながら悔しげに睨む。
「次は負けぬ！」
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posted at 23:33:59
親子は幾度もぶつかりあった。初めは軽くいなすつもりだったダウバも、キージャが徐々に鋭さを増してくると、本気にならざるを得なかった。
「おめさ…どこで戦の仕方覚えただ」
「ヒロという…妹からじゃ！」
「妹だか？」
「そうじゃ…こなたより強かった…」
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posted at 23:36:29
キージャが腹立たしげに、しかしどこか懐かしげに語る顛末に、ダウバは笑った。
「んだか…昔おっどぉのオズロウもヴクラーサンちゅう強ぇおひとと戦って勝てなかっただ。おっどぉの兄弟子だど…おめのは妹か」
「されど何故勝てなかったのか解らぬ」
「キージャが優しいからだ」
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posted at 23:39:46
「こなたは優しくなどあるものか！」
「殺す気ならおめはもっと強ぇだ。ヒロさ殺す気だったか？」
「…解らぬ…ただ…楽しかったのじゃ…」
「オズロウもヴクラーサンと戦ってきっと楽しかっただ。オズロウさ戦嫌いだったども」
「ヒロこそこなたを殺せた…であるのに殺さなかったのじゃ」
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posted at 23:42:24
「…ヒロも優しかっただな。だども優しささ…戦には邪魔だ…おめさ方お互い優しくて命拾いしたども。いつもそうはいかねえだ。キージャ。オラと戦うなら殺す気でやれ」
「嫌じゃ！父様が死ぬのは嫌じゃ！」
「なら、いつかおめさ死ぬ」
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その日からダウバは減量を開始した。福々しいうわべは削げてなくなり、性別を超越した美貌があらわれ、動きの切れはますます良くなり、先祖の武芸すべてを引き継いだ腕前は至純の高みを示した。キージャは手も足も出なかった。
「糸さ使え。魔法もだキージャ。蜘蛛の戦さ見せてみれ」
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応えて黒の繰り手は複眼を開き、背から節足を生やし、牙を剥き毛爪を伸ばして、襲い掛かった。
黒の料り手は鱗の鎧を生じ、角と尾を生やして組み打った。
鋼鉄を断ち切る銀糸が宙に走り、紅蓮の炎が焼き切るが、続く冷気の息吹は幻像を薙いだだけだった。
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posted at 23:50:01
だがいつも出した料理を客より多めに平らげる司厨が、一口も食べものをとらなかった。
「父様。なぜ食べぬ」
「減量中だど」
「こなたは太った父様の方が好きじゃ！」
「うんにゃ。痩せてる方がかっこええだ。キージャさますますきれいになっただし、うかうかしとると薄焼菓子ちゃんとられるだで」
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「むう！ならばこなたも食べぬ！」
「うははは！おめさ食わねば力がつかね。つかねばオラに勝てね！薄焼菓子ちゃんさずっとオラのもんだ」
「むううう！ずるいのじゃ！」
「うははは！！」
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ダウバは勝ち取った権利を行使して緑の谷に赴き、ダリューテと過ごした。
「…今日も食わぬのか」
「んだ」
「竜の飢えはもはやお前を苦しめぬのだな」
「病の王さ竜の飢えさ抑えとるだ」
「病の王は…宿主を傷つけるようなことはせぬはず…そなたの食の細さは体に害ではないのか」
「んでね」
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