大本薫 Kaoru Ohmoto
- いいね数 11,694/13,358
- フォロー 2,831 フォロワー 2,653 ツイート 290,630
- 現在地 東京 LA NY 茅ヶ崎 鹿児島
- Web http://www.sunamajiri.com/
- 自己紹介 natural-born Jazz Flutist。ジャズフルート奏者。フルートらしさ(フルーティズム)よりジャズが本体の破壊者。幼少より渡米。ジュリアード音楽院、コロンビア大学文学部院卒。全米ジャズ教育協会会員。英米で流行りのハイデガー論者。てげてげでアドリブする現存在。17年鹿児島移住。コロナ禍で休眠中。
2012年05月04日(金)
普通ジャズは語らずともジャズなのだが、フルートはこうやって常にジャズであることの自己弁護みたいな話になる。しかし実際は、ただやるだけ。私は音楽が何であるのか、という絶対論は余り好きではない。でも異端の楽器ゆえに、違いに言及するだけ。別に言葉で音楽とは?というつもりはない。
タグ:
posted at 00:01:42
このフルートがどこが違うか、という話は、自分用には実はあまり必要がない。ただジャズフルートを教えるという段になると、非常に必要な意識化作業になる。多分他の楽器の人には実感がわかないのかもしれない。私にはないが、フルートの人独特の囚われ方が先行するもので。
タグ:
posted at 00:03:29
フルートは、尺八や閉管のパンフルートより、か細い。そのため、音符的な正確さを、と訓練されてしまう。不正確や曖昧な演奏は単に聴こえない楽器だからなのだが。これを以前バロック的と総称したのだけれど、このフルーティスト独特の心理(曖昧が怖い)というのは、ある意味面白い。
タグ:
posted at 00:06:07
フルートであるからというコダワリがそもそも私にはないので、あんまりそういうことを意識したことがないというだけ。他のいわゆるジャズのメインストリームの楽器と同じように、ただ遊ぶだけ。しかし教えるとなると、大きな壁(なぜフルートでジャズをやるのかという説明)にぶつかる。
タグ:
posted at 00:09:08
ジャズをするにあたってフルートを選んだ、という意識があったわけではなく(それなら他の楽器を選んだはずだ)、フルートができたからジャズし始めたというだけだったので、なぜフルートでジャズをするのですか?と訊かれるのは結構困る。ただ他のフルートの人も同じようにできるはずと教えるしかない
タグ:
posted at 00:14:18
このフルートならではの自意識過剰みたいな状態は、他のフルートの方にジャズを教えるのでなければあまり起こらない。何故あなたも同じようにふつうにジャズにならないの?という説明をしはじめようとすると、いきなりそうなるだけなのよねー。みんな自然にやろうよ、という。(^-^)/
タグ:
posted at 00:16:39
そうそう。フルートの人には、譜面通りに吹くな!というだけで、今までそんなこと言われたことがない、と言われてしまう(^-^)/ @slitsandfrills 大本先生の一回目のレッスンは、生徒のフルートを柱に思いっきり打ち付けるところから始まるww すげーパンクだw それw
タグ:
posted at 00:30:30
懐疑主義のやり方にも欠点はある。対立の図式を持ち出し『われわれ』対『彼ら』という感覚、『真理はわれわれが独占している』という感覚。『こんな馬鹿げた教義を信じている連中は頭が悪い』といった論調がそれである。
タグ:
posted at 10:08:52
般若心経というのは、<すべての存在物は、ぼく自身を含めて実体ではない>とする、いわゆる<空>ということを心髄とする永遠の現代思想である。歴史上のものでも、お寺だけのものでも、仏教だけのものでもない。(『ここで暮らす楽しみ』 千四百万年という時間 p210)
タグ:
posted at 10:28:03