大本薫 Kaoru Ohmoto
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- 自己紹介 natural-born Jazz Flutist。ジャズフルート奏者。フルートらしさ(フルーティズム)よりジャズが本体の破壊者。幼少より渡米。ジュリアード音楽院、コロンビア大学文学部院卒。全米ジャズ教育協会会員。英米で流行りのハイデガー論者。てげてげでアドリブする現存在。17年鹿児島移住。コロナ禍で休眠中。
2015年07月12日(日)
この発声能力が知性の起源ではなく、光としての世界が知性の起源だという史観変化は、フッサールの自我観を解釈して発声に辿り着き、ハイデガーの自然を含む世界を前提とした時間、という問題を取り逃がしたデリダ以降の史観を覆す、端的な史観表現に到達している点が、極めて興味深い。
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posted at 00:03:14
いい書き方ね。www.amazon.co.jp/review/R7WWDH8... 「友人は『真理とは、その人が真理と信じていることだ』と言う。カントを尊敬している私は勿論同意しないが」「カントがユークリッド幾何学とニュートン力学という真理を理性とし、その埒外とした『物自体』へ現象から迫る道」
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posted at 01:21:39
不滅のようなこと、カントのようなものを、心理学と一蹴するフッサールのいう自我が、この世で最も難読なテクストといわれるが、それをこの世で最も分かりやすく読み下してしまったのが、転回までのハイデガーだろう。それを読まなければならない。www.amazon.co.jp/review/R1ME1T4...
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posted at 01:32:11
ハイデガー読本 twitter.com/HeideggerTokyo... がTLにあったが、同書所収の斎藤元紀氏の要約では bit.ly/1CdgQ4Z の箇所。 pic.twitter.com/2WA1SF0m5M
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posted at 01:35:24
それは端的に、地平を自我とするか時間とするか、あるいは、規定を自我とするか時間とするか、という地平の問題だが、自我とすれば世界に自然が含まれず、他方、時間地平からは世界は自然を前提とする、という若見理江氏の立論で十分だろう。heidegger.hatenablog.com/entry/2015/01/...
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posted at 01:42:10
差延は時間が起点で自我が分裂するのではない、といった問題 twitter.com/sunamajiri/sta... は、自我→演繹→地平→地盤→図式→規定→時間といった、カント的な術語の整理学が不完全だと、論理と心理が混同されるという話。 pic.twitter.com/I67nzxRoAB
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posted at 02:01:59
ちなみに、この脱自的時間地平というのは、対象の同一性のこと twitter.com/sunamajiri/sta... で、すぐに過去となる今に、意識が明晰に対象を志向できるのも、今とは将来のことで、将来から対象が同一視される、という将来を先駆する能力のこと。
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posted at 03:06:57
対象を朦朧と捉える意識は、過去に追いやられた今の意識。対象を判明に同一視できる意識は、すぐに今となる将来を先駆した意識のこと。こういうのは実は音楽家にとっては訓練された当然の能力で、直感的に理解できるのだが、音楽ができない人は、メランコリーのように今が過去にすぐに流れる。
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posted at 03:10:32
そうそう、だいたい音楽ができないドン臭い人は、今=意識が朦朧としていて、すぐメランコリー=鬱になるか、先走りしすぎて躁状態になるか、という木村敏の精神病理学の時間理論みたいなことになるからねー。@LitoSnowfield お〜 音楽を演っていると哲学の理解が進みますね〜(笑)
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posted at 20:34:07