大本薫 Kaoru Ohmoto
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- 自己紹介 natural-born Jazz Flutist。ジャズフルート奏者。フルートらしさ(フルーティズム)よりジャズが本体の破壊者。幼少より渡米。ジュリアード音楽院、コロンビア大学文学部院卒。全米ジャズ教育協会会員。英米で流行りのハイデガー論者。てげてげでアドリブする現存在。17年鹿児島移住。コロナ禍で休眠中。
2015年11月02日(月)
要するにデカルト批判だからね。twitter.com/sunamajiri/sta... 普通は見えたモノを見て見ぬフリをするのが良心であるところを、逆に見えてしまった人には、見えたモノを語る責任がある、というのが現象学だからねぇ。笑
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posted at 12:31:01
見えたモノについては見て見ぬ振りをするというのは、日本では伝統的な心情と重なりやすいから見え辛いのだが、真理は見えないはずだというデカルトに至るまで踏襲されている西欧哲学の悪習なので、見えるモノは無差別に見えた側が報告する、というのが現象学的には真理ですらあることになるという話。
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posted at 12:45:39
要するに見えないモノを誇大妄想して勘ぐらないためには、見えたモノを無差別に語る記法が、実践の方法として、好むと好まざるに関わらず要請される、ということなのだが。
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posted at 12:52:39
なぜこれが看過できないかというと、その不徹底をかつては神学と語ったからだ。「なぜムシロ有るのであって、無ではないのかを根拠に有ること」という根拠律は、容易に神による最善の選択を連想させるからだ。 pic.twitter.com/cy0svQOU28
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posted at 13:36:37
なぜ無である可能性もあるのに、現実には存在するのか、という根拠律を突き詰めれば、善のイデアに至ってしまうからだ。www.evernote.com/shard/s157/sh/... pic.twitter.com/QfWq8wdsuI
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posted at 13:45:41
これはハイデガー全集26巻『論理学の形而上学的な始原諸根拠 ライプニッツから出発して』いわゆるハイデガーのライプニッツ講義書です。その個所はGA26-141です。(^-^)/ @Sukuitohananika
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posted at 15:31:05
そうですね。ハイデガーは解説者になると秀逸そのもの。そこから、根拠律を心理的に誤解する通俗的理解、フッサールの論理学でも不充分という処を経て、一気に実存の話に行くのだが、こんなに親切心のある解説者は不世出ですね。講義が学生で溢れたというのも頷ける。@Sukuitohananika
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posted at 16:22:21
そうそう、ハイデガーは主著が硬直感があるけど、講義録はほんとにグルーヴしている。書きおこしでしょうが、ほんとうに滔々とお喋りをしたのか気になるところ。いつまでも語っていて欲しいぐらい魅力的な語り方をする。@Sukuitohananika
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posted at 16:53:46