大本薫 Kaoru Ohmoto
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- 自己紹介 natural-born Jazz Flutist。ジャズフルート奏者。フルートらしさ(フルーティズム)よりジャズが本体の破壊者。幼少より渡米。ジュリアード音楽院、コロンビア大学文学部院卒。全米ジャズ教育協会会員。英米で流行りのハイデガー論者。てげてげでアドリブする現存在。17年鹿児島移住。コロナ禍で休眠中。
2016年10月06日(木)
逆よ、ハイデガーはインテリ批判。だからお世辞にも読みやすくない。逆にハイデガーを攻撃する人はマルキストのインテリばかり。言っていることは単純で、生きながらえるだけの人生なんてつまらないという一点。これで十分。www.youtube.com/watch?v=tzUKVH... @rinsstudio
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posted at 14:19:22
さっき、ハイデガーの話 twitter.com/sunamajiri/sta... でやっていたが、高齢化すると選択肢が狭まり、身動きができなくなる、ということが問題なのだ。お金を借りるというのは与信するという上から目線ではなく、選択肢が潤沢にあるからお金を借りるという因果関係なのだ。
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posted at 15:39:41
現代人は死ななくなった。自宅で医師が看取らなければ自然死もできない。そればからいか、生きながらえることだけが人生の目的になってしまった。これが新たな不死という問題系だ、というのが現代哲学の最大の関心事だろう。www.facebook.com/kaoru.ohmoto/p...
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posted at 16:25:48
たとえば、かつて不死とは霊魂の不死、つまり死後の世界のことだったが、現代社会では、医療技術が進歩すると、肉体の不老不死が実現し、死を免れる、という誇大妄想まで出現してしまう。
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posted at 16:26:36
もちろんそれはSFのようなものなのだが、この記事は、そういうことこそ現実にはあり得ない、という全否定であるのが嬉しい。headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161006-... なぜ、嬉しいのか? それは死ぬことができるからだ。それは、死ぬことがどれほど困難か、ということの裏返しだ。
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posted at 16:27:10
この死から現実逃避してしまう、という現代病を哲学で問題視したのがハイデガーであり、生きながらえることが人生の目的となる時、死んだような人生になってしまう、という皮肉(イロニー)を取り出し、そして人間はいつかは死ぬのだ、と決意することが、人生を豊かにする、と語ったのだ。
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posted at 16:28:00
これがハイデガーの基礎存在論のいう決意性という問題だ。これほど皮肉られるように、現代人は死ねない。死ねないというのは無間地獄のようなものだ。ハイデガー自身は、こうした死の決意性という人生観から、後に大きく転回してしまうのだが、そこではもはや、死は決意する問題ですらない。
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posted at 16:28:49
つまり、古来、人間に取り憑いた病である、不死(死後の霊魂)という問題からやっと自由になり、人間がやっと死ねるのようになった。そして、死ねるようになった人間には褒美として豊かな人生が与えられる。そういうことが現代哲学では最大の関心事として語られているのを、あなたはご存知だろうか?
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posted at 16:29:08
ところで、ハイデガーは難読だ。それは何よりもインテリ批判だからだ。ハイデガーへ拒否反応するとマルキストのインテリだが、最近では高校レベルでも、ハイデガーはこれほど素直に教えられる。この高校倫理で(基礎存在論は)十分だろう。www.youtube.com/watch?v=tzUKVH...
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posted at 16:30:40