高水ふくちょ🦎
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2014年02月28日(金)
怒りと嫉妬と悲しみが混ざり合って、自分でも考え方がおかしなことになってることは百も承知。こんなことで見っとも無く涙をこぼすぐらいなら、いっそ。
「……見てなさいよカインツ」
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posted at 23:57:42
殴りつけたばかりの枕へ顔をうずめる。
あいつのせいで私が泣くなんて、そんなみっともないのは嫌だ。
負けたくない。泣くくらいなら、泣かせてやる。
明日絶対に問い詰めてやる。理由なんて、いま私が苛立ってる。それで充分じゃないか。
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posted at 23:56:43
ただカインツが女の子と、アクセサリー屋に入っていくのを見かけただけ。
それだけなのに、どうしてこんなにも心が乱れる？ 苦しいの？
咎める権利も、問う理由すらもないっていうのに。
じわり。怒りが悔し涙となって滲みだす。いやだ。泣いてなんかやるもんか。
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posted at 23:56:06
だからこうやって自分が怒っていることもお門違いなのだ。
わかってる。わかってる。わかってる。
「…………ッ！」
──ドフッ。
力いっぱい叩きつけられた枕が、柔らかな音を立てて弾む。
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posted at 23:55:47
腹立たしい。何もかもが腹立たしい。
家に帰ってくるなり、荷物も何も放り出して私はベッドに倒れ込んだ。
わかってる。別にあいつとは、恋人だとか、そんな関係じゃないってことぐらい。
お互い何も言ったことはないし、"それらしい"こともしたことだってない。
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posted at 23:55:28
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②「つまり自分がプレゼントしたものを着けているところをみていたい、と」
「ん？何か言ったかい？」
「いいえ別に。ともかく、もらったからにはちゃんと身につけるわ」
「そうかい？嬉しいよ」
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おまけ①
「ねえ、宝石の色はどうせ夜色にかけたのでしょうけど、どうしてイヤリングにしたの？」
「イヤリングとネックレスで悩んだんだけどね、本当は。でもネックレスだと制服の襟で隠れてしまって、キミが着けていてもわからないだろ？だから見たらわかるイヤリングにしたんだ」
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posted at 22:50:36
⑩イヤリングはいつもお世話になってるお礼だから、受け取って欲しいな」
突然で、しかも予想外のことで動揺しているのか、イヤリングを見詰めたまま無言のイブマリー。少しの間の後、小さな声で
「ありが、とう」
と言った。
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posted at 22:49:30
⑨「今日はホワイトデーっていうらしいんだ。ほら、先月イブマリーも『今日は遠い国の文化でバレンタインデーって言うのがあって、女の人が男の人にチョコをあげる日らしいわ』って言って、チョコをくれただろ？その後調べたら男性が女性にお返しをする日もあったからさ。
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posted at 22:48:47
⑧どんなものに興味があるのかわかるかな、って思って。まあ結局良くわからなかったから自分で選んだんだけど」
「でも、もらう理由がないわ。今日は誕生日でもないし、というかそもそも私は貴方に誕生日なんて教えていないけど」
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⑦カインツに促されるまま箱をあけるイブマリー。その中には数日前カインツが見ていた、夜色の宝石が煌めくイヤリングが入っていた。
「これ、もしかしてこの前行ったお店の？」
「そう。本当は１人で行きたかったんだけど、あそこは女性が多くて入りにくくてさ。だからキミを誘って行ったんだ。
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posted at 22:47:25
⑥「そんな不機嫌そうな顏をしないで。はい、これ」
そう言ってイブマリーに紙袋を渡す。イブマリーは訝しげに受け取り、紙袋の中を見る。中にはキャンディと小さな黒い箱に赤いリボンがついた、可愛らしい箱。
「これは？」
「まあ、開けてみてよ」
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⑤
―――――――
数日後の放課後。教室にはカインツが呼び止めていたため、カインツとイブマリーだけが残っていた。そして彼の手には紙袋。
「で？わざわざ放課後に残って欲しいと言った理由をそろそろ教えてもらいたいのだけれど。今日は掃除当番ではないし、特に用事もないわよね？」
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posted at 22:45:54
④結構夢中でお店の中を見て回っており、何だかんだ楽しそうだ。
「うん、決めた」
視線を商品に戻し、少し迷ったあとカインツは商品を手に取りレジへと向かう。
「すみません、これをプレゼントの包装していただきたいのですが」
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posted at 22:44:51
③「イブマリーは、っと。よし、向こうを見てるから気付いてはいなさそうだ」
呟きながら遠くで商品を見ているイブマリーを見る。「１人では入りにくいから買い物に付き合って欲しい」と誘った時はものすごく嫌そうな顏をして、その後渋々ながら了承してくれた彼女も、
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posted at 22:43:55
②「やっぱり、これかこれのどっちかがいいな」
ざっと見渡したあと、目の前の商品に視線を戻す。
目の前にはネックレスとイヤリング。どちらにも濃紫の、まるで夜を思い浮かべさせるような宝石が煌めいている。
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posted at 22:42:51
①「さて、どうしようかな」
そう言ってカインツは店の中をもう一度見渡す。
学校から少し離れたアクセサリーショップ。指輪やブレスレットなどたくさんの綺麗なアクセサリーが並んでいる。
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posted at 22:42:23
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@Selah_Nesia bis qo, Sew et cela vel Se Is-Ye-sophia riss E.
noi-roo-xin, Se Ri yum sophia noi kills-l-flan clay !
Sew lihit.
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posted at 17:32:40
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どうしよう本格的に目覚めそう。シャオ×その約束に牙剥く者。こら。アマリリス。喧嘩ップル。いや一方的にアマリリスが牙剥いてるだけって感強いけど。その約束に牙剥く者だものね仕方ないね。その約束に牙剥く者がゲシュタルト崩壊しそうだね。シャオリリスいいですね。
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solitie hyne neckt soana quo xeo, ovan orzis shan ele
( 静謐な足音(ねいろ)は夜に響かず 瞳光のみがそこに夜照(あり) )
が猫っぽい…？
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posted at 00:01:41
