あやめ@捻れた世界と時間遡行軍と戦う世界と猫世話係
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- 自己紹介 刀剣乱舞とtwstの深い沼底在住戦国畑産成人済(30↑)審神者兼監督生兼お猫様の下僕。ミュもステもアニメも好き。not腐。刀の推しは月と鶴と源氏と🐉他、twstは🦁🍩🐉⚔️🌹♥️🐺 RTのみや迷惑垢は報告→ブロック。無言フォロー失礼します(舞台チケットの応募券は交流のない方にはお譲りしません)
2017年08月02日(水)
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なお我が国における平安中期の宮廷では、「思春期以降の女子はみだりに姿を見せてはならず、やむをえず男子とやり取りする場合でも顔や名前さえ同衾する場合を覗き極力伏せること」を徹底した結果、『源氏物語』という国宝級の劣情満載作品が爆誕しました。
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#三日月宗近版お絵描き一本勝負
お題『二刀開眼』三日月さん二振で。
あまり時間取れなかったので荒削りです。いつか整えて効果も入れて仕上げる決意。 pic.twitter.com/9NndKQHCal
タグ： 三日月宗近版お絵描き一本勝負
posted at 01:43:44
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＜三日月宗近 徳川家へ＞やがて高台院が亡くなると遺品として徳川秀忠に贈られた。彼は徳川幕府２代将軍だが、この時には既に家光に将軍職を譲り大御所となっていた。その後、徳川家の家宝として伝わり、1933年に国宝（旧国宝）に指定された。 pic.twitter.com/LER1XEJIwS
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posted at 08:06:16
鵺本は8ｐ白黒コピ本になりますー！今日コピーまでして夏コミの宅配に押し込みたい_(；3 _/∠）ゞほんと鵺描くのに数秒なのありがたいｗｗｗｗｗｗｗ pic.twitter.com/YevaWStmSr
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posted at 08:19:04
#主と目があったときの男士の反応
「ぬしさま？」ってすぐこっち来てくれる派な小狐丸と「おいでおいで」って主を呼ぶ派な三日月 pic.twitter.com/5NfXeT9NuB
タグ： 主と目があったときの男士の反応
posted at 10:24:09
三日月の真剣必殺スケールのCMの最後「オラン〇ュル―ジュ」って社名言うところ実際はもっと尺が短くて、鳥海さん長くして貰ったらしく、やはり三日月らしく？って司会者さんに聞かれてそれもありますしって答えてたのでこれから聞く度に、 三日月早口言えないんだなぁ って萌が出来る
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posted at 11:00:07
【※刀ミュ注意】トレス
ここ！ここを見てくれ！！！
告知動画の興奮を発散する為に描いた
分かってくれる人いるかなぁ😂 pic.twitter.com/jlaUiYE62b
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posted at 11:36:52
それを聞いた審神者ちゃんはその鶴丸国永を引き継ぐことに迷う心はあるものの、その鶴丸国永が見られたくないというのなら確かに自分は彼を認識出来ないだろうし、彼にとってこの本丸は居心地がいい場所になるのかもしれない、そしてこの＂鶴丸国永"を救うことが、
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posted at 12:10:48
自分の愚かな想いを伝えてしまったが故に鶴丸国永を殺してしまったことへの罪滅ぼしになるかもしれない、と、自分のエゴの為にこの鶴丸国永を使うのか、と自分への嫌悪感を感じつつも、引き継ぐことを決意するんだな〜
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posted at 12:15:47
そして鶴丸国永を引き継ぐ日がやってきた。
執務室に政府の職員と件の鶴丸国永がやってきたが、審神者ちゃんはやはりその鶴丸国永が何処にいるのかはわからず、二枚敷かれた座布団の一枚は職員が。もう一枚には鶴丸国永が居るはずだが、そこには空間があるだけで、
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posted at 12:20:54
通常大倶利伽羅「一人で戦い、一人で死ぬ」
光忠「そう思うのは自由だけど、仲間とは協力しなよ？」
大倶利伽羅（極）「修行で目が覚めた、これからは、みんなで戦いみんなで死ぬ」
光忠「ただの全滅」
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posted at 12:25:00
一応、鶴丸国永が座っているであろう方に顔を向け、
「鶴丸国永様、初めまして、新しく貴方を引き継がせていただくことになりました。説明はもう、職員の方からされていると思いますが、とある事情がありまして、鶴丸国永様のお姿を見ることも、声を聞くことも、今の私には出来ません。」
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posted at 12:37:20
驚きのお魚てんこ盛り！
このお膳は本能寺の変の半月前に、武田氏討伐戦勝祝いとして安土城を訪れた徳川家康をもてなすために織田信長が用意させたお食事の再現、「安土御献立（十六日之夕膳）」です。どのお料理も美味しそう！家康も思わず「さすが信長」とため息したかも！？＃担当のおすすめ pic.twitter.com/I5Fg3zxuaN
タグ： 担当のおすすめ
posted at 12:46:52
「そして貴女が前の本丸で人間から受けた仕打ちも、それによって人間に姿を見られたくないと思われているということも、全て聞いています。この本丸に居る人間は貴方が見えない私だけですし、この本丸の刀たちは、皆気の良い方ばかりです。」
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posted at 12:49:21
「ですから少しでも、この本丸で貴方の受けた傷が癒えることを祈っています。これから、どうぞよろしくお願いします」
と頭を下げるのね。ほんでその後職員は帰って、引き継いだ鶴丸国永は近侍の歌仙に任せて、鶴丸国永は正式に審神者ちゃんの本丸に引き継がれ、新しい生活が始まります。
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posted at 13:07:18
(side歌仙)
主と共に、今日本丸にやってくるという鶴丸国永を待った。主はなんだかそわそわと落ち着かない様子だが、あれから１年ぶりに鶴丸国永を迎えるというのだから無理もないだろう。引き継がれてくる鶴丸国永はあまりよくない主の元に顕現されてしまったようだが、さて、どうなるやら。
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posted at 13:17:55
鶴丸国永が政府の職員と共にやってきた。主は鶴丸国永が見えないため彼の様子がどんなものかはわからない。だからいつも通りの彼女は職員と何やら話をしている。しかし、彼が見えている僕は、一年前折れてしまった彼と、今ここに居る彼、そのあまりの違いに鶴丸国永ではないが、驚かされた。
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posted at 13:22:54
鶴丸国永とは、明朗快活、基本的には人と話す時は笑顔を見せ、どちらかというと人懐こい、と言える刀だろう。折れた彼も、類に漏れずその明るさで、皆の懐にスルリと入り込むような刀だった。だが目の前の鶴丸国永は、真っ白なフードを目深に被り、表情はそのフードによって見えないが、
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posted at 13:28:35
なにかに怯えるようにビクビクとしていて、本来彼が持っていたであろう明るさはどこにも感じられなかった。
そんな彼に主が声をかけた。顔がどこなのかわかっていないため、少し向きはズレていたが、そんな主の様子に鶴丸国永は少し顔を上げ、彼女の顔をちらりと見たあと、また下を向いてしまった。
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posted at 13:39:11
そうして顔合わせ(といってもいいのかは疑問だが)も無事終わり、主に鶴丸国永に本丸を案内してきてほしいと言われた。まずは挨拶だ、と、手を差し出しながら「歌仙兼定だ。主の初期刀であり、今は近侍を任されている。何か困ったことがあればすぐに言ってくれ」と言えば、
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posted at 13:46:59
少しの間はあったものの、「………よろしく頼む」と顔を上げ、表情は硬いままだが手を握り返して来た為、喋れないことはないのだと少しホッとしてしまった。
そうして本丸を歩いているうちに、前日主からこの鶴丸国永が引き継がれてくることや、前の本丸での出来事を聞いていた仲間達は、
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posted at 13:49:52
「彼女は、本当に俺の姿が見えないのか？」と問うてきた。
「ああ、姿どころか貴殿の声も、主には聞こえていないようだ。貴殿だけでなく、全ての鶴丸国永を、今の主は認識出来ない。さっきの挨拶の時も、君の顔に視点があっていなかっただろう？」
「…」
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posted at 13:56:18
「まあ、人間に姿を見られたくないと言う貴殿には、この状況は丁度いいんじゃないのかい？主に何か伝えたいことがあれば、僕や他の皆を通せばいい。主は少し抜けたところはあるが、優しい人の子だ。貴殿が心配しているようなことは、彼女はしない。安心して少しずつこの本丸や主に慣れていくといいさ」
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posted at 14:03:10
(ブラック産鶴丸国永side)
主が政府によって摘発されたあと、俺は仲間と共に政府に保護された。その後他のものたちは次々と引き継ぎ先が決まり、新しい本丸へ向かっていったが、人に姿を見られたくないと怯える俺だけはなかなか引き継ぎ先が見つからなかった。そんなある日、
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posted at 14:26:18
俺に丁度いい本丸が見つかったと職員から聞かされた。なんでも鶴丸国永だけが認識出来ない審神者らしい。そんな人間が居るのかと半信半疑だったが、実際に会ってみれば、俯く俺に優しく声をかけてくれた彼女の顔を見上げれば、俺の顔ではなく首のあたりにむけられていて、その視線と交じることはなく、
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posted at 14:31:11
本当に見えていないのかと、驚く、というよりも戸惑いが大きかった。執務室を出て、彼女の近侍である歌仙兼定に本丸を案内された。行く先々で新しい仲間達が笑顔でよろしくと声をかけてくれる。
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posted at 14:36:29
刀剣男士は人が作った刀という「モノ」に人の気持ちが籠ってあの姿になったとして、極み修行というのは「モノ」が人の望みではなく自分の意思で修行に出てその姿というか在り方を変えるっていうことで、初めに人間に与えられた心身の形から進化した感があって感慨深いです
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posted at 14:38:25
前の本丸の仲間達の、こんなに穏やかに笑った姿を見たことがなかった俺は、少し心の奥が締め付けられる思いがしたが、歌仙兼定も言っていたように、ここの主である彼女の優しさを受けとっている証拠なのだろうと思った。
正直なところ、このフードを外す勇気はまだ無いが、
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posted at 14:40:29
極み修行を経て審神者への忠誠を「自主的」に深めたことで、かえって審神者からの制御が弱まってたりするのも萌えます。
そしてそう考えたら、自分の力が強まる毎にどんどん姿を変える源氏兄弟とか最高にフリーダム
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posted at 14:41:50
彼女が俺を認識出来ないことで、俺の姿を人間に見られる機会はこの本丸を出た時くらいだろう。それは俺にとってとても有り難いことで、はやくこの本丸に馴染めるといい、と、いつもより前向きにものを考えることの出来た自分に安堵した。
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posted at 14:48:26
ふつうの審神者ちゃん視点に戻ります。
鶴丸国永が引き継がれてから一ヶ月が経って、見えないけれど、仲間達から聞く限りでは鶴丸は段々と本丸に馴染んでいるようで、先日は短刀たちが鶴丸の名前を呼びながら何かを追いかけて居たので、
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posted at 15:29:05
鬼事をするくらい仲良くなったんだなぁと審神者ちゃんはホッとする。食事の席で一席だけぽっかりと空間が空いているが、食事はどんどんと減っていくので食欲もあるようだ。
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posted at 15:41:44
皆が「鶴丸」と言う名前を出す度、内心ドキリとしていたが、彼の姿は依然として見えないままで、この鶴丸国永は＂彼"では無いのだと実感すると共に、＂彼"への想いを未だに吹っ切れていないのだなと審神者ちゃんは苦笑して、少しだけ涙を流した。
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posted at 15:53:04
いや、あの、ロフトに売ってて、その、あの、私ずっとカフェオレボウルを茶碗にしてたから、あの、あの、三日月内番近感しゅごさに負けた…( ˘ω˘ ) pic.twitter.com/lk0jYKzepO
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posted at 15:54:43
半年が経った頃、ある日審神者ちゃんの執務机に誰かからの手紙が置かれていた。誰からだろう、と開いてみると、達筆な字で「きみは俺の声が聞こえないだろうから、手紙を書いてみた。皆には本当に良くしてもらっている。きみにも、感謝している。ありがとう」と書かれており、
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posted at 15:57:43
その文面から、鶴丸国永が書いてくれたというのがわかった。いつも審神者ちゃんがそこに居るのだろうと勝手に想像しながら話しかけているので、言ってしまえばこの手紙が初めての彼の＂声"で。
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posted at 16:01:34
話しかける度、彼の表情も見えない、声も聞こえないために彼がどんな反応をしているのか全くわからず、どう思われているのだろうかと少し心配していたが、ありがとうという言葉に少しだけニヤニヤしたりして。嬉しくなった審神者ちゃんは、鶴丸にお返事を書いて、鶴丸の部屋にこっそり持っていくのね。
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posted at 16:04:17
鶴丸の部屋に入ると、鶴丸が内番をしている時間を狙ったためそこには誰もおらず、しめしめと鶴丸の机の上に手紙を置き、この鶴丸の部屋は折れた彼の使っていた部屋でもあったので、彼の部屋もこんな感じだったのかな、と部屋の中をぐるりと見渡してから目を細めて、審神者ちゃんは部屋を後にします。
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posted at 16:10:46
それから、審神者ちゃんと鶴丸の文通が始まり、今まで誰かを通して会話していたのが、手紙という直接的なものにかわって、お互いの好きなものや、今日あったこと、たまにちょっとしたお菓子や花などをつけて、少しずつ距離を縮めていく。そして同時に、審神者ちゃんが夢で魘されることも多くなるのね。
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posted at 16:17:03
夢の世界では、いつもあの日をループしていた。自分が告白して、フラれて、そして、彼が折れる。何度も何度も見る内、きっとこれは鶴丸さんが私の分不相応な想いや行いを忘れるな、二度とそんな過ちは繰り返すなと言っているのだろうと思った。引き継いだ鶴丸国永との距離が縮まるほど、夢は鮮明になる
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posted at 16:34:47
大丈夫、大丈夫だ。私はもう、間違えない。手紙の彼がどんな風に笑うのか知りたいなんて、考えてはダメだ。見えなくていい、聞こえなくていいのだ。その方がいい。私のためにも、彼のためにも。きっと。
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posted at 16:47:23
(鶴丸side)
この本丸にも、大分慣れた。ここに来て一ヶ月後には短刀たちと笑って鬼事をしながら走り回っているのだから、自分の順応性の高さには驚いたが、そもそもここには恐れるべきものがないのだ。唯一の人間である主は俺のことが見えないし、それゆえ視線も向けられない。
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posted at 16:52:49
新しい仲間たちは皆気のいいやつばかりで、彼女の人となりも、この一月で何となくわかってきた。声をかけられると少し緊張はするが、彼女は前の主とは違って俺だけでなく誰に対しても分け隔てなく接し、誰にでも平等にその愛を注いでいるように見えた。
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posted at 16:59:07
２ヶ月が経ち、初めて隊長を任された。普通、報告は隊長がするものだが、彼女に俺の声は聞こえないため、同じ部隊だった平野に代弁してもらった。報告は出来ないが、隊長として報告の場に居ないのも無責任だろうと、平野とともに彼女の元に向かった。
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posted at 17:09:09
平野はスラスラと出陣の報告をして、彼女は平野と目をしっかり合わせながら、それにふんふんと相槌を打つ。そして平野が俺を振り返って、報告はこれだけで大丈夫でしょうか、と聞いてきたのでそれに頷いて返すと、
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posted at 17:12:51
俺に気づいていなかったのか彼女は慌てて「鶴丸様もいらっしゃったのですね」とこちらを向き、「初めての隊長、お疲れ様でした。」と微笑んだ。俺と彼女の視線が交わることは、なかった。
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posted at 17:15:39
夢女の皆様、ジルスチュアートもリップの刻印サービスを始めたそうですよ。
・YSL
・エスティローダー
・ランコム
・ジルスチュアート
私の知る限りですが、刻印サービスは以上4ブランドになりますね！リップを塗り直すたびに楽しい気持ちになるのでオススメです。 pic.twitter.com/Vx962LfiDb
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posted at 17:37:00
4ヵ月が経った。最近彼女が誰かと話していると何故か目を離せなくなっていた。彼女は人と話すとき、相手の目をしっかりと見るタイプのようだ。
俺の視線に気づいたのか、話し相手の加州清光はこちらにちらりと視線を向けたが、彼女は俺が見えないので全くもって気づかない。
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posted at 17:55:52
そんな彼女になんだか心がムズムズしたが、この感情が何なのかよく分からない。それはほかの刀剣と彼女が話している時でもそうで、そんな俺を見ていた加州清光が呆れた、という顔をしながらも「なに？もしかして、羨ましいの？」と少しからかう様に言ってきた。羨ましい、羨ましいのか、俺は。
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posted at 18:00:13
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山伏さん→筋肉で語り合う（正統派脳筋）
堀川くん→勝つためなら手段は択ばない（頭脳派脳筋）
まんばちゃん→兄弟に振り回されるけど取り合えず斬れば良いと思ってる（直感型脳筋）
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posted at 19:37:39
8/10発売｢刀剣乱舞-ONLINE-アンソロジー ~季ノ陣~ (B's-LOG COMICS)｣のカバーイラストを描かせて頂きました。楽しかったです～よろしくお願いします！ pic.twitter.com/MIRBzsbPZQ
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posted at 19:38:16
その前に、鶴丸がふと「幾ら歴史を生きようと、忘れられたらそれは死んでるも同じじゃないか」と零した言葉に「私は絶対忘れない。何があっても」と約束を交わしていたのに、忘れられるどころか積み重ねて来たものが全て彼女の中では無かった事になってしまった。
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posted at 19:52:47
脳の研究をしている先生曰く、「SNSやまとめサイトを意味もなくスクロールしてしまう時は、脳が疲れている時。処理できないほど大量の情報を目から入れることで逆に頭を休ませてるのだとか。本当は寝たほうがいいんだけど、それも判断できないぐらい疲れてるのよねー」……まさに、今、それ。
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posted at 19:52:58
鶴丸はあまりに悲しくて、護れなかった自分に腹を立てて「俺を忘れてしまったきみなんて、嫌いだ」と涙を零しながら呟いた。すると、届いていない筈なのに、審神者が「何でだろう。凄く胸が痛いの」とぽろぽろと同じように涙を流すから居たたまれなくなって、他の刀の制止を振り切って本丸を飛び出て
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posted at 19:56:38
だが加州にそう言われてなんだかしっくりくるものがあった。彼女が俺を認識出来ない故に俺と彼女の会話はいつも一方通行だ。彼女の問いに何か答えようとしても、俺の声は彼女には聞こえない。誰かが間に入らなければ、意思の疎通もままならない。それを心のどこかでもどかしく感じていたのは事実で。
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posted at 20:40:23
そうか、彼女と目と目を合わせて、楽しそうに会話を紡ぐ仲間達を、俺は羨ましいと思っていたのか。
彼女と目と目を合わせたなら、どんな気持ちになるのだろう。彼女に声が聞こえたら、彼女はどんな顔をするんだろう。
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posted at 20:43:47
数ヶ月前、あんなに人間に見られるのが怖いと思っていた自分が嘘のようだ。だがそれだけ、この本丸と彼女に気を許し始めたのかもしれない。この本丸で、俺はもう、フードは被っていなかった。
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posted at 20:48:02
さにわ日和5で本出します。『あらかじめ失われた恋の話』鶴さにR18
Pixiv:www.pixiv.net/novel/show.php...
通販:www.toranoana.jp/bl/article/04/...
よろしくお願いしますー！ pic.twitter.com/Q4G4i5CjRU
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posted at 20:53:33
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そんなこんなで半年が経った。未だに彼女とは間に誰かしらを挟まなければならず、なんだか悶々としている俺を見兼ねたのか歌仙兼定に声をかけられた。
「いくら主には見えないとはいえ、そんな顔をこの本丸でするとは風流じゃないな。なにか悩みでもあるのかい？」
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posted at 20:56:48
「…どうにかして、主と話がしたい。何か風流な手はないか」
「なんだそんなことか。そんなの簡単さ。手紙を書けばいい」
「……………………………………その手があったか！」
何故俺は気づかなかったんだろう。手紙ならば、彼女も見える。俺の言葉を彼女に伝えられる
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posted at 21:41:04
善は急げとすぐに筆を取った。しかしいざ彼女と話ができるかもしれないと思うと、何を書けばいいのかわからない。とりあえず簡単ではあるが日頃の感謝を手紙に書いて、彼女の執務室の机に置いておいた。気づいて、貰えるだろうか。まさか俺が書いた文字すら彼女に見えなかったらどうしよう。
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posted at 21:44:53
モンブラン（Montblanc）による「透明な万年筆」。スイスのリシュモングループが所有する筆記具ブランド。筆記具の内部が露出している精密な工芸品をつくり出しました。スケルトン化させる技術が、万年筆を筆記具から芸術作品に変えています。特別な限定品として製作されました。 pic.twitter.com/UR0hcMEXfC
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posted at 21:49:13
大包平「何だこれは氷の一種なのか？」
審神者「ドライアイスっていうのよ。水かけてごらん」
大包平「やってどうなる……わっうあぁぁぁぁぁ」
審神者「そんなに驚かなくても」
山姥切「どうしたひらり……んぁぁぁっ」
審神者「なんかごめんね……」
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posted at 21:50:29
畑当番の途中、襷が外れたと思ったら地面に落ちてしまい、そこへ一緒に畑当番をしていた秋田が土をかけてしまった。さすがに泥まみれの襷をし直すのは憚られたので、必死に謝る秋田の頭を気にするなと人撫でしてから、換えの襷を取りに自室に戻った。
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posted at 21:56:17
新しい襷に付け替えてから、さて畑に戻るかと引手に手をかけた瞬間、障子が1人でに空いたので思わず後ずさり驚いてしまった。誰だと思えばそこには彼女が立っていて、なんだかキョロキョロしながらも身を縮めてコソコソしている。
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posted at 22:01:56
思わず「主？どうした？」と声をかけたがもちろん彼女に俺のことは見えていないため、俺がここにいることも気づいていないようだ。しばらくどうするか、と様子を眺めていれば、彼女が恐る恐る部屋に入ってきた。部屋の中を少しキョロキョロした後、彼女は手元に持っていた何かを俺の机の上に置いて、
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posted at 22:08:09
もう一度ぐるりと俺の部屋を見回したあと、またコソコソと部屋を出ていった。部屋を見渡した時の彼女の表情は、いつものような柔らかいものではなく、なんだか悲しげで、少し胸が締め付けられるようだった。彼女は俺の部屋を見て、何を思ったのだろう。
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posted at 22:22:44
それから彼女との文通が始まった。今まで話せなかった分、色んなことを書いたし、色んなことを聞いた。たまに遠征先で花を見つけたら手紙に添え、そうするとお返しとばかりに小さな饅頭が置いてあることもあった。
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posted at 22:29:18
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posted at xx:xx:xx
何となく、彼女から貰ったものを捨てるのが勿体なくて。手紙はもちろん、饅頭の綺麗な包み紙や、貰った花は押し花にして取っておいた。それをバレるのはなんだか気恥ずかしくて、いつもは引き出しの奥の方に隠して置いたのだが、さすがに量が増えてきたので箱を用意した。
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posted at 22:31:55
箱を用意したはいいが、どこに隠そうか、と部屋を見回し、畳の下……は難しそうだし、天井はどうだろうかととりあえず押入れを開いてみた。押入れをまじまじと観察したことなどなかったので、初めて気づいたが、ここの押入れの天井は少し押せば外れる仕様のようだ。
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posted at 22:36:25
少し押しあげればカタリ、と天井の板がズレた。いい隠し場所を見つけたと内心ほくそ笑んで、箱を置こうとすれば、何か別に物が置いてあるのに気づいた。なんだろうと手を差し入れ探ってみると、何かものに手が触れたので、取り出した。
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posted at 22:41:47
えり/音咲衣里＠マンガMee水曜更新連載 @otosakieriri
薬研×活撃審神者
大福を食べる活撃審神者を見つめる薬研君は旦那の顔してそう pic.twitter.com/lraBRvW8fS
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posted at 22:46:06
天井から下ろしてみると、やはり四角い何の変哲もない箱だった。少し降ってみると音がしたので何か入っているようだ。蓋を開けてみると、折り紙で折った鶴や、短刀達が描いたのだろうか、白い髪の男の似顔絵、その他にも色んなものが入っていたが、
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posted at 22:46:31
※落書き
「結んだり、解いたり。上手く結べないんですか？」
「（違う！気付け！馬鹿！）」
人間は項に興奮とすると聞いた刀。細やかなアピールをしてみる。 pic.twitter.com/X5XXuWkeO0
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posted at 22:49:15
その中でも妙に気になったのはそこに埋もれるように紛れていた1冊の本だった。一ページ捲ってみると、どうやら日記のようだ。似顔絵の白い男は、きっと俺ではない鶴丸国永だろう。ということはこれは、俺の知らない鶴丸国永が書いた日記なのだろうか。
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posted at 22:49:33
そういえば、俺が来た時にはこの本丸には今顕現できる刀剣の殆どが揃っていたが、鶴丸国永は居なかった。居ないからこそ俺が引き継がれたのだろうが、これを見る限り鶴丸国永はこの本丸に居たのだろう。主も、仲間達も、前の鶴丸国永のことは話さなかったし、俺もなんだか聞きそびれていた。
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posted at 22:53:57
何故、この鶴丸国永は居なくなったのか。この俺は、主に見えていたのだろうか。彼女は"とある事情"があるということと、"今の私には出来ない"と言っていた。今の、ということはきっと、以前は鶴丸国永を普通に認識出来ていたのでは無いのだろうか。では何故、彼女は鶴丸国永が見えなくなったんだ。
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posted at 22:59:20
ただの刀でいたい
思えば思うほど逃げられない
(人としての生活を思いきり楽しみながらも刀としての意識が揺らがない光忠の存在は、人の心に呑まれて本質を見失うことを恐れる伽羅ちゃんにとって大きな救いになるのでは…？) pic.twitter.com/aCfQIaB1Hp
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posted at 23:00:29
彼女が鶴丸国永を認識出来なくなったのはもしかしておの鶴丸国永が原因だったりしないのだろうか。そう思えば、この日記の中身が知りたくてしょうがない。人の日記を勝手に読むのは少し心が痛むが、ええいままよ、と俺はページをパラパラと捲った。
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posted at 23:03:58
【2月11日】
「主が風邪をひいた。
死んでしまいそうなくらい苦しそうで、そういえば昔はちょっとした風邪でも人は死んでいたのを思い出した。
人というのは脆い。主は俺達とは違うんだ。壊さないよう気をつけなければ。」
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posted at 23:08:16
【2月12日】
「主は昨日より少しは回復したらしい。
光坊が粥を作っていたので持っていくのについて行ったら、主は「お母さんみたい」と光坊に笑っていた。
光坊が不満そうな顔をしていたのには笑ったな。
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posted at 23:10:46
【3月22日】
「久々に重傷を負ってしまった。
手入れをすれば治るのだから大丈夫だと主に言ったらそういうことではないと怒られてしまった。あの子の涙は心臓に悪いというのを痛感した。泣き顔が頭から離れないのは何故だろう。」
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posted at 23:12:51
【3月23日】
「主に避けられている気がする。とはいえ俺もなんだか気まずくて声がかけられなかった。主と1日一度も話さなかったのは初めてじゃないか？明日は話せるといいんだが。」
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posted at 23:14:36
【3月25日】
「万事屋で美味いと評判の饅頭を買ってきた。包装紙も綺麗で、これなら主も気にいるだろうと持っていったら、最初は気まずそうだったが最終的には喜んでくれた。良かった。やはり泣き顔より笑ってくれた方が何十倍もマシだ。」
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【4月3日】
「今日は出陣はせず、皆で花見をした。
それぞれ楽しそうで何よりだったが主が次郎に飲まされ過ぎたのかフラフラとこちらに寄ってきては俺の膝の上で眠り始めたのには驚かされた。
今度から酒はほどほどにさせよう。」
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【4月15日】
「万事屋で、彼女に似合いそうな簪を見つけた。買おうか迷ったが、刀である俺が彼女に、と思うとなんだかおかしくなって結局買わなかった。 しかしやはり買っても良かったかもしれない。彼女を驚かせるという意味なら、きっと許されるはずだ。」
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posted at 23:20:18
【稽古場より】佐吉、参上。稽古場には、既に、佐吉の風を感じます。ここから全力で走り抜けます！#煉ステ #煉獄に笑う #鈴木拡樹 pic.twitter.com/kCBcS2rJoR
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【5月6日】
「彼女が歌仙と笑い合っているのを見て、なんだかムズムズした。まあ、こんな気持ちになるのは歌仙だけじゃないんだが。俺はどうしてしまったんだろうか。この気持ちはなんだ？」
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posted at 23:24:43
【5月18日】
彼女が転びそうになったところを咄嗟に抱きとめた。離すのが少し勿体なくて、しばらく抱き締めていたら、彼女の顔が真っ赤だったので、彼女は初心なんだろうと思った。もう少し長くその顔を見ていたかったが、解放すると短刀並の起動で逃げられてしまった。ああ、なんて、」
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posted at 23:29:29
【6月13日】
「彼女に「好きだ」と言われた。まさか彼女に男として好かれていたとは思わなかったから驚いた。だが俺は刀で彼女は人だ。そして彼女には帰るべき場所が現世にある。咄嗟に断ってしまったが、」
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posted at 23:32:45
「彼女の傷ついた顔にこれで良かったのだろうかとも思ってしまった。もし彼女が現世の家族や人としての幸せ全て投げ打って俺を選んでくれるというのなら、俺が彼女を幸せに(「もし～」以降の部分は棒線で消されている)」
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posted at 23:33:51
