あやめ@捻れた世界と時間遡行軍と戦う世界と猫世話係
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- 自己紹介 刀剣乱舞とtwstの深い沼底在住戦国畑産成人済(30↑)審神者兼監督生兼お猫様の下僕。ミュもステもアニメも好き。not腐。刀の推しは月と鶴と源氏と🐉他、twstは🦁🍩🐉⚔️🌹♥️🐺 RTのみや迷惑垢は報告→ブロック。無言フォロー失礼します(舞台チケットの応募券は交流のない方にはお譲りしません)
2021年11月01日(月)
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「刀剣乱舞-ONLINE- 6周年企画 @tkrb_musubi
【「刀剣乱舞 六周年記念祝画」先行販売開始】
本日より、DMM通販にて「刀剣乱舞 六周年記念祝画」の先行販売を開始いたしました！
お申込みはコチラ⇒www.dmm.com/mono/hobby/-/d...
予定数に達した場合は1次予約を締め切り、後日2次予約を案内いたします。※2次予約も特典は付属します
#刀剣乱舞六周年 pic.twitter.com/6SuArzx3VR
タグ： 刀剣乱舞六周年
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えごさん(@ego_725)さん宅の🦁🌸家族設定で、息子君と戯れる🦁さんの話。
えごさん宅の🌸と息子君をお借りしました〜🥰！
※未来捏造、🌸＝女監督生(ユウ呼び)
#twstプラス 🦁🌸家族
(4/5) pic.twitter.com/GtD1n845cD
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ミュージカル『刀剣乱舞』公式 @musical_touken
【CD】
12/1(水)発売
11th シングル『問わず語り / 焔』刀剣男士 formation of 心覚のジャケット写真を公開しました。
ブックレット中面にはそれぞれのソロカットがあるため、1振りずつのジャケットにも変更が可能です！
musical-toukenranbu.jp/contents/468449
#刀ミュ
タグ： 刀ミュ
posted at 17:03:38
💍11/21 新刊「Wedding March」
フロ監♀（表紙、挿絵に監督生顔有り）
Twitterで投稿していた短編再録＋書き下ろし（P112）
カバー付き文庫／全年齢／P308／￥2000以内
※支部内のキャプションを一読していただけるととても助かります……！
www.pixiv.net/novel/show.php... pic.twitter.com/s5ULZCZbQD
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posted at 17:19:14
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ミュージカル『刀剣乱舞』公式 @musical_touken
ミュージカル『刀剣乱舞』公式ファンサイト
プレミアム会員を3年以上継続してくださっている長期会員の皆様へのプレゼント企画 今年も実施決定！
詳細はこちら
musical-toukenranbu.jp/contents/468517
#刀ミュ pic.twitter.com/VhiU5ew2lv
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posted at 18:05:13
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ミュージカル『刀剣乱舞』㊗️6周年㊗️❤️
おめでとうございます✨✨✨✨ #とうみゅ twitter.com/musical_touken... pic.twitter.com/NcLb7ZfPbG
タグ： とうみゅ
posted at 21:08:40
またこちらもよい。
ジャケット写真の解禁です！！
嬉しいなぁ。
みなさんぜひゲットしてください！ twitter.com/musical_touken... pic.twitter.com/CNcMqBmhrW
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posted at 21:28:33
🐆の言葉に思わず苦笑する。
ケルト人の祭礼が元になっているハロウィンだが、🌸がいた世界では大規模なコスプレパーティーが出来る日と化している。繁華街には毎年、あらゆるコスプレをした人々が溢れていた。
そう言うと🐆は苦笑して、
「……なるほどねぇ」
「こちらのハロウィンはどうですか？」
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posted at 23:07:15
「お祭り騒ぎっていうのは変わりないかな。ただ……」
「ただ？」
意味深に言葉を切った🐆は🌸を見て、ニヤと笑う。
「ウチの海賊団のハロウィンは、ちょーっと大変っスよ？」
「……え？」
そういえば。
厨房の作業台にずらりと並べられた材料達を見ると、どことなく🌸を嘲笑っているような気がした。
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posted at 23:07:15
「🌸ちゃん！」
バタバタという複数の足音と共に、船員に呼ばれる。
「🌸、来たんだゾ」
「……うん」
足元の🐱が警戒した表情で🌸に言い、それに頷いた🌸は手の籠をぎゅっと握り締める。
「トリック・オア・トリート！」
「は……ハッピーハロウィン」
振り向いた瞬間にお決まりの文言、そして返答。
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posted at 23:07:15
🌸は籠の中から可愛らしくラッピングされたクッキーを、走って来た船員達に差し出した。船員達はクッキーと🌸を見比べ、恐る恐るクッキーを受け取る。
「……これ、🌸ちゃんが？」
「🐆さんと一緒に作りました」
寧ろほぼ🐆の手によるものだ。だから一緒に作ったというより🐆の手作りクッキーと言った
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posted at 23:07:16
方が良いだろう。けれど、
「……🌸ちゃんの手作り……！」
女のコの手作りお菓子に浮かれている奴らは、聞いちゃいなかった。
「あっ！🌸ちゃんいた！」
「お嬢！トリック・オア・トリート！」
次から次へと船員達が現れ、🌸にお菓子をねだってくる。
🐆がスカラー海賊団のハロウィンが大変だと
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posted at 23:07:16
言った理由、それは普段女子に飢えている船員達からの突撃だ。
海賊船であるこの船には、当然女子がいない。野郎同士でトリック・オア・トリートなんてしたところで面白くもなんともないと、今まではハロウィンに合わせて港町に行っていた。そこで馴染みの女のコ達とハロウィンパーティーをしていた。
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posted at 23:07:16
いたのだが。
今年のハロウィンは、異世界からの客人である🌸がいる。船長である🦁のものとはいえ、乗組員全員が周知しているとはいえ、
「可愛い女のコと少しくらいはしゃいだって良いじゃねーかよ！」
つまりは合法的に🌸に触りたいだけだ。だから、
「ハッピーハロウィン」
🌸を船員達から守る為に
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posted at 23:07:17
🐆が手作りお菓子を用意したのだ。
🌸からお菓子を貰えて確かに嬉しいのだが、保護者の隙の無い完璧なバリケード、それに歯噛みする船員達であった。
「……ふぅ」
迫る船員達にクッキーを渡して、なんとかイタズラを回避した🌸は、部屋のソファに腰を下ろした。
🐱はボディガードとして一緒に
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いてくれた。🐱にもクッキーを渡して、今彼は♥️達とおやつの時間だ。
籠に山盛りに入っていたクッキーは、１つもない。完売御礼だ。
いや、たった１つだけ歪な形のクッキーが入っていた。
一番最初に🐆に教わりながら🌸だけの力で作ったクッキーなのだが、味見をしてみると、なんとも微妙な味がした。
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特別不味くもないし、だからといって美味しくもない。つまりかなり微妙な味だった。
そんな絶妙に微妙なものを船員達や♥️や🐺、🐱や🐆に渡すわけにも行かず、🌸は自分で処理するべく持ち帰って来た。
籠から、可愛らしくラッピングされたクッキーを取り出して、
「……不器用、極まれり」
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ごつごつした形のシュガークッキーを眺めて、苦笑する。お菓子作りは初めてだし、自分が不器用と分かってはいたが、ここまでとは。
見た目もあまりに恥ずかしいので、もう食べてしまおうとラッピングを解く。その時、
「……っ」
「…………」
突然ドアが開いた。
部屋に入ろうとした🦁と驚いた🌸が、
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posted at 23:07:18
無言で見つめ合う。永遠に続くかと思われたが、
「あぁ、それか」
「え？」
🌸の手元を見て頷く🦁に首を傾げると、
「アイツらが騒いでた女神のクッキーって、それのことか」
「……」
また🌸を女神と呼んでからかう🦁を少し睨み付けて、フイと顔を背ける。
🦁は機嫌を損ねたうさぎの女神を笑って、
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「🌸」
「……なんです……」
「トリック・オア・トリート」
突然の言葉に目を瞬かせるが、🌸とは逆に🦁は目を細めた。
「トリック・オア・トリート」
「えっ……、え？」
同じことをもう一度言われて、🌸は慌て始める。そんな🌸にますます愉しそうに目を細めて、
「なんだ、イタズラされたいのか？」
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「そんなこと……っ！」
決してそんなことはない。寧ろ避ける為に、今までクッキーを配り歩いていたのだから。けれど、まさか🦁に言われるとは思っていなかった。……いや、よくよく考えてみたら率先して言うに違いなかった。🌸を困らせる為に。
もうお菓子は無い。あるにはあるが、我が身可愛さにこの
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posted at 23:07:18
微妙過ぎるクッキーを渡すわけにはいかない。けれど、何をされるか全く分からないイタズラも御免被る。
「……」
「それ、違うのか？」
🌸の手にあるクッキーを指差す🦁に、首を振った。
「……これは食べられるものじゃありません」
「は？」
食べ物なのだが、美味しく食べられるシロモノではない。
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posted at 23:07:19
そう言うと、🦁の目が色を変えた。
「……お前の手作りか？」
「そうです。配っていたのは、ほとんど🐆さんが作ってくださった美味しいもので……。これは美味しくないので」
万が一、体調でも崩されたら困る。彼はこの海賊船の船長なのだから。
「まだ材料残ってたので、🐆さんにお願いして……」
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「必要ねぇよ」
「え…………っあ！」
すぐ近くで声が聞こえたと思ったら、手を取られた。何が起きたのか理解する前に端正な顔が間近に迫り、手に持ったままだった歪なクッキーが、🦁の口の中に消える。
がりごりとクッキーらしからぬ音が、🦁の口の中から聞こえる。もっと固い何か……骨でも噛み砕い
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ているかのような音だ、例えるならば。
呆然と🦁を見上げていた🌸は完全に油断していた。
「……っ!?」
クッキーの粉がついた指先を舐められ、🌸は声にならない悲鳴を上げる。更に甘噛みされ、🌸は思い切り手を引いた。
「なっ……なに……」
何をするんだと言いたいのに、上手く言葉が紡げない。
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posted at 23:07:20
そんな🌸を愉しそうに見下ろして🦁は、
「悪くなかったぜ」
ごちそうさん、と🌸の頭をポンと撫でて背を向けた。またからかわれたと🌸は部屋を出ようとする🦁に向かって、
「と……トリック・オア・トリート！」
叫ぶと🦁は顔だけ振り向き、
「ハッピーハロウィン」
そう笑って、部屋を出て行った。
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「……え？」
どういうことだろう……首を傾げた瞬間、頭の上から何か転がり落ちて来た。慌てて受け止めると、
「うさぎ……？」
魔女の格好をした小さな白うさぎの人形が、カボチャのロリポップを持っていた。
先ほど頭をポンとされた時に置かれたのだろう。
「可愛い」
いつの間に用意したのだろう。
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先日立ち寄った港で買っていたのか。🌸が言わなければ、このうさぎはどうしていたのだろうか。
色々な疑問が頭に浮かぶが、考えても分からない。だって🦁なのだから。
🌸はうさぎからロリポップを取ると、口の中に入れた。ほんのり甘い飴は🌸の心を癒やしてくれる。
「……クッキー作ろうかな」
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今度こそ、美味しいクッキーを。
食べたアレよりは、きっとマシなものが出来る……と思いたい。
先ほどは🐆に作って貰おうと思った🌸だが、今は自分で作ろうとしていた。
そう、して貰ったから返すだけ。あの海賊の為だなんて、そんなこと決してないのだ。
そんな天邪鬼なことを思う🌸の表情は、
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posted at 23:07:21
本人も知らず、穏やかだった。
「🦁さん、ご機嫌っスねぇ？」
「別に」
🌸の手作りクッキーを食べた🦁の尻尾は、🐆の言う通りご機嫌に揺れていた。
この後、🌸のリベンジクッキー争奪戦が行われるとは、誰もこの時は思いもしていない。
海の上のハロウィンは、まだまだ終わりそうになかった。
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レオ監♀
※顔あり男装監督生🌸ユウ呼び
※🦁さんのカードのホーム設定台詞ネタバレ注意※
子猫じゃないです！
#twstプラス #twst_NL pic.twitter.com/47uqoCCff6
posted at 23:36:49
