地に足をつけたい
- いいね数 1,744,624/2,361,952
- フォロー 183 フォロワー 815 ツイート 26,473
- Web http://d.hatena.ne.jp/flunky/
- 自己紹介 女の園の星 / 劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト / Slay the Spire
2012年02月26日(日)
現代の漫画を論じるために明治や昭和から遡って~というのは当たり前ではあるんだけど、マンガ学科の生徒さんはきっちりその当たり前をやってくるので、教育の底上げというものを感じますね
タグ:
posted at 23:50:02
抒情画は美人画の延長だが、西洋絵画の影響があり、アール・ヌーヴォーやアール・デコから「女性と花」というモチーフを取り込む。商業パッケージに用いられるのもアール・ヌーヴォーとの共通点。あ、ここから花の話に入るんですね
タグ:
posted at 23:36:53
江戸時代から美人画や浮世絵はあったが、抒情画は男性ではなく少女のために少女を描く点で異なる。抒情画作家は人気があり、雑誌を飛び出して広告や商品にも「少女像」が使われるようになる
タグ:
posted at 23:33:43
花物語のサブタイトルに使われているのは花の名前。少女雑誌を中心にした読者同士のコミュニケーションを行う「オトメ共同体」の顕在化。一方、文字ではなく視覚面で少女雑誌の「少女」イメージを形作っていたのが、抒情画と呼ばれる絵画の形式
タグ:
posted at 23:30:55
女学生には良妻賢母のイメージが当時の社会では期待されていたことと、少女誌では男女恋愛の描写が禁じられていたことから、モラトリアムな少女同士の関係を描くエス文学が出てくる。『花物語』の吉屋信子は、自身も少女雑誌の読者であり、少女小説というジャンルを確立させる
タグ:
posted at 23:26:43
ただの「子供」を表す「少年」から、少年と少女が別れていったのは明治時代の男女別学の制度から。当時の少女誌の読者は、わりといい学校に通わせてもらってる女学生が主だったとして、「少女」イメージも女学生を中心に形作られていったとする
タグ:
posted at 23:22:10
ほんとにまじめに考えるんだったら鶴見、草森、石子の著作をきちんと解説つけて再販した上で、コールトン・ウォーの『the Comics』をちゃんと翻訳しよう、とかそういう発想にならないと嘘じゃね。
タグ:
posted at 23:19:25
まずは実例として、ベルばらの「修飾としての実在しない花」と、らんま1/2から「実在する花をしょっているヒロイン」というギャグの対比から。その後、論文としては当然ながら必要な、「少女漫画」および「少女」という読者の成立について社会史をおさらい
タグ:
posted at 23:10:52
とりあえずディシプリンどうこうより「マンガ」そのものの領域確定とか過去の言説史の整備とか、そういう研究対象の明確化レベルの地ならしがなされてないことを自覚したほうがいいんじゃないだろうか。
タグ:
posted at 22:53:02
いかに自分が知ってるかを誇示するためだけに語ったり、知ってることが語る資格のように振る舞って大げさに現状を憂うマニアは、個人的に嫌いだし、そのジャンルにとっても有害だと思うので、こういう間口を広げるための企画記事は素晴らしいんじゃないかと。
タグ:
posted at 22:46:07
実際は、「クラシックめいた風俗やスタイル」の資料を見て、「かつてのあれやこれやの質感」を想像する天才というべきか。逆に入江亜季なんかは、現代的なモノをキラキラした魔法のようなオブジェクトに変えてしまう(群青学舎より乱と灰色の世界で顕著)
タグ:
posted at 22:31:23
「森薫拾遺集」:福島聡との共作について。多分、森薫は「今、我々が普段通りに触っているもの」についての想像力はあんまりない。モードとクラシックでいうと、スタイルが一貫してるクラシック。
タグ:
posted at 22:27:28
森薫の絵はキラッキラしている。マンガを書く人とのなかで、ここまで光が横溢するコマしか書かない人もいない。闇の中にあっても、炎の照り返しや瞳の輝きを表現してしまう。ところが、福島聡との共作は驚くほどのっぺりとして、ツヤのない作品になってる。実に面白い経験をした。
タグ:
posted at 22:10:50
「森薫拾遺集」:福島聡と組んだ現代劇が面白い。面白い、というのは開始2ページ目で森先生の肩入れしているキャラが分かるからであり、不思議なほど画面からツヤが取り除かれているからだ。
タグ:
posted at 22:08:45
実際にプレイするより妄想した方がいいって気がしてきた。そしてその妄想を絵にするのが自分の使命だという気がしてきた。「俺の恋人はまんがや!」 t.co/IBnX7z3N
タグ:
posted at 22:08:17
ゴーバスターズ一話見た。戦隊とも、メタルヒーローとも、昭和・平成ライダーとも違う、微妙なイメージのスキマを付くのが巧み。見た感じ「ライダーより対象年齢低そう」なのはメカデザインからちゃんと伝わってくるし、これだけ独自イメージを創りだしていれば、従来の戦隊から変化してても楽しめそう
タグ:
posted at 22:00:34
非公開
タグ:
posted at xx:xx:xx
非公開
タグ:
posted at xx:xx:xx
非公開
タグ:
posted at xx:xx:xx
非公開
タグ:
posted at xx:xx:xx
非公開
タグ:
posted at xx:xx:xx
@shigureya ただ、「マンガ学会」みたいな場所があるのが当然という状況でマンガ研究に踏み込んできた人の中には「マンガを研究すること」への反省的な問いが希薄な気はしてます。確立された「方法がある」と思っちゃてるようなタイプの。もちろんヒダカさんはそこに含まないんだけど。
タグ:
posted at 20:37:51
あと「表現論」がマンガ研究の主流であるような認識で議論が進んでたけど、そんなことは全然ないと思う。ということを指摘するタイミングを逸していた。とりわけ「アカデミックな研究」の領域では表現論を採用したものは少ないし、個人的な感覚では軽視されてるんじゃないかとすら思える。
タグ:
posted at 20:11:48
「マンガの雑種性」といった言葉はしばしば登場して、それはある意味でマンガというメディア形式の特徴をよく指摘しているのだけど、一歩間違うとその「俗」なあり方こそが価値であるというようなクリシェに引き寄せられてしまうわけで、頷いてばかりもいられない。
タグ:
posted at 20:05:41
伝統もしっかりしたディシプリンもないことが学際的な場であることを可能にしていたのが、「学」として形をなしてきたが故に内部に閉じつつあるのではないか?と言われた時、実感的にはそれをすごく感じる。でも、そこを突破するにはやはり「マンガ研究」の方法論を確立させるしかないのではないか。
タグ:
posted at 20:02:37
「マンガ研究」が、あるいは「マンガ」が外部のものを参照しなくなりつつあるのではないか?という閉塞状況に関する問題意識はぼくも持ってるし、とくに自分より若い世代の人を見るとときに危機感をおぼえる。一方で、他の研究領域がどれだけ風通しが良いのかと言えばこれも疑問符。
タグ:
posted at 19:59:13
美学研究や映画研究など「マンガ研究者」ではない人が中心なのが、とても刺激的だった中で、マンガ研究者として登壇し「マンガ研究」への半ば自虐的なほど厳しい現状認識を示しつつ、特集号全般を総論した竹内さんの発表はキーノートスピーチばりだった。と言いつつ、質疑ではツッコミましたが。
タグ:
posted at 19:37:33
どっかの国では「女性の眉が繋がっているのが美人」で、「適齢期の女性はみんなメイクで眉を繋げている」という話と写真を見たことがあり、これは外国人の性犯罪少なそう!と思った。積み重ねられた様式というのは、そこでしか通用しない美とエロを産むので、外部からみると訳がわからぬ。
タグ:
posted at 19:36:17
エロい格好は、それ自体がエロイんじゃなくて、シチュエーションがエロいんだよ!お前らそれがわかってねーんだよ!とか若者のエロイラスト見て思ふ。あとあれだ、そこをそんなにデフォルメしちゃあなにもエロくねーじゃねーか!みたいな。もう世代間差激しいよね。
タグ:
posted at 19:34:49
顔が出てこないレベルだが、この発言は同意。「裸は一人の時でもあるけど、バニーガールってのは男のためにしかやらない格好だから、よりエッチだ。」>スピッツ・草野マサムネの名言・迷言集 - NAVER まとめ t.co/VyEq1iYu
タグ:
posted at 19:33:01
昨日のマンガミュージアムでの公開研究会「マンガ芸術論 『美術フォーラム21』の特集号をめぐって」は、なかなか濃い催しだった。第一部が問題提起的な発表で、第二部が編者、執筆者による討議。
タグ:
posted at 19:32:33
非公開
タグ:
posted at xx:xx:xx
非公開
タグ:
posted at xx:xx:xx
非公開
タグ:
posted at xx:xx:xx
非公開
タグ:
posted at xx:xx:xx
非公開
タグ:
posted at xx:xx:xx
メディアを問わず受容者研究というものはあって文学なら前田愛『近代読者の誕生』、美術なら五十殿利治『観衆の成立―美術展・美術雑誌・美術史』、映画なら加藤幹郎『映画館と観客の文化史』など。おたく論とかではなく、そういうラインでマンガの読者論も考えられるべきだと思う。
タグ:
posted at 14:45:08
重たくて、あんま中学生がわかるような話じゃなかったんだろうけど「この世は果たして生きるに値するか?」という言葉にひかれた。これ以上ない根源的で本質的なテーマ。
タグ:
posted at 14:16:52
丸山健二のアカウントがあるのを発見して思わずフォローしてしまった。時代は変わったなあと思う。中学生のころに出会って、一番影響受けた作家かも。当時は「GORO」でバイクに乗って砂漠走ってエッセイ書いたりしてたけど。
タグ:
posted at 14:16:18
ゲームの本質である「ゲーム性」って百年経っても綻びが見えない、将棋やチェスやモノポリーになることだと思う。文化より完璧な数式、数学に近い。(実際、海外のボードゲームやカードゲームは理系数学な人らが作ってる。/将棋やチェスを文化とは言わない。のに何故かゲームだけは文化になりたがる。
タグ:
posted at 13:52:16
いままで無自覚にドラッグの優位性でマジョってたのにあぐらかいてたから、ソーシャルゲー批判する言葉もあまり説得力がない。「俺らの方が文化だ!」きっと同じことを漫画アニメもゲームに言いたかったでしょうね。(ゲーマーと漫画アニメクラスタは被ってるから表に現れなかっただけで)
タグ:
posted at 13:07:29
オタクカルチャーでゲームが一番ビジネス的に成功したのってパチンコに近いジャンルから。漫画アニメは文化でパチンコはドラッグ、その中間にあるのがゲーム。/漫画アニメに熱中して徹夜はないがゲームはある。ドラッグだから。そしてよりドラッグ寄りなソーシャルゲーが出て来て、取って変わられた。
タグ:
posted at 12:58:42
コミックビーム編集長はどこか壁村ごっこに見える。けっこうなエリートが不良に憧れて真似をする。ビートたけしの浅草修行をなぞり安心する若手芸人みたく、そんな「約束された」無頼感がある。/あまり否定的な意見を見ないので、(バランスとりな)違和感の表明として書いとく。間違ってるかも。
タグ:
posted at 12:04:07
80年代ならオタクのメインストリームで基礎教養だった吾妻ひでおも今の「数があり一見多様性を認めてる風で実はより閉塞したオタク誌」には、どこにも居場所がない、やるせなさとか。/つまりどちらにも寄り添えず、文句ばっかり言ってる。まるで私たち宇宙と地上に引き裂かれた恋人みたいだね。
タグ:
posted at 11:26:47
ただ複雑なんだよ。高野文子を「ヲサレ専漫画家w 」で処理して値打ちが分からない狭量な子供舌オタへの苛立ちや、漫画舐めてる彼らに上田としこの再発見をやられてる面子の立たなさとか、
タグ:
posted at 11:21:56
橋下徹=強権で押さえつけ意見を聞こうとしない独裁者、というイメージを植え付けたい人間が多いが、実際は府知事時代から記者会見では質問が出なくなるまで徹底的に応えるとか、労組との団交に7時間もかけた事実を無視している場合が多い。反論できないのでイメージ操作…は危うい行為だと思う。
タグ:
posted at 11:18:15
■真実味■アーカイヴーは以下の2つ。なお当時の関係者全員が現チームに居るわけではなく、ニンジャを恐れヒマラヤ隠遁中の人などもいるので、個々人についてはそっとしておいて頂きたい。 t.co/sZGqqJva t.co/Pmdr9DDg ■本格派■
タグ:
posted at 10:55:04
■オイラン危機一髪■というのも、プロト版(クラシック版)と現在の版は全くの別物であり、旧版を読んでもネラバレにはならず、むしろ情報不十分なために混同が起こることのほうがよくない。例えばテングニンジャはヤクザ天狗とは全く関係ない。ナンシーは旧版ではCIAスパイだった。■ガイジン■
タグ:
posted at 10:41:00
ブルータスこんどは漫画特集か…/テレビブロスが「アニメ特集ばかりやるテレビガイド雑誌」に成り果てたように、ブルータスも「ファッションも扱うアニメ漫画雑誌」になるのかな。
タグ:
posted at 10:34:55
■上古■かつて日本にも、この版についてのファンサイトが存在していた。関係者は現在の翻訳チーム内に存在します。原作者であるボンド=サンとモーゼズ=サンに確認したところ、これについての言及は問題ない、むしろ混乱を避けるために言及してほしいというコメントをいただきました■エンシェント■
タグ:
posted at 10:32:07
■回顧■親愛なる読者の皆さんへ。翻訳チームよりおしらせです。インターアーネットのオーパーツ的そんざいであるプロト版(クラシック版)ニンジャスレイヤーの過去アーカイブが発見されたことで、とても興味深くなっています。これはかつてザ・ヴァーティゴ=サンが言及していたものだ■プラチナム■
タグ:
posted at 10:27:22
綿矢りささんの「かわいそうだね?」所収の「亜美ちゃんは美人」は昨年読んだ小説の実はベスト(そんな数読んでないが)。少女漫画風設定だが、「少女漫画には出来ない地味さ」がある。小説は「地味にできる」手段。番組では白々しくなりそうで言えなかったが。
タグ:
posted at 07:45:57
非公開
タグ:
posted at xx:xx:xx
『ユリイカ』2012年3月号 特集=辞書の世界▼いよいよ発売です。このメンツが揃うなんて! 北原保雄、松井栄一、水谷静夫、飛田良文、中村明、倉島節尚、三浦しをん、高山宏、小谷野敦、佐藤守弘、前田塁、福嶋亮大、しんがりは山本貴光 t.co/uAAeesev
タグ:
posted at 07:32:19
非公開
タグ:
posted at xx:xx:xx
非公開
タグ:
posted at xx:xx:xx
非公開
タグ:
posted at xx:xx:xx
「地獄恋 LOVE in the HELL」のこよりが中々可愛いので、胸の貧しい地獄の鬼から優しく責め苦を受けたいなんて思ってる人間は読むべき。 t.co/6HOmAmIm
タグ:
posted at 04:51:35
新作以外はレンタル料金が無料で、レンタル上限を9本くらいに設定して延滞料金でがんがん稼ぐ、みたいなコンセプトのレンタルビデオ店があった。大学のすぐ側だったから暇な学生がたむろしていたけど、やっぱり長続きはしなかったなあ……。
タグ:
posted at 02:12:30
同じような問題で、けいおんのサントラのCMでは平沢唯が「いつも流れてるあの音楽が~~」と言っていた。物語世界内存在はBGM(軽音部が演奏しているものではない)を認識しているのか?していないだろう。ここに存在と物語世界内存在とを結ぶ非対称性に破れが生じている。
タグ:
posted at 02:02:36
プレメモのCMで福原香織ヴォイスが「私たちAチャンネルのみんなが~~」って言ってるけど、物語世界内的には「Aチャンネル」っていうワードはナニを意味しているんだろう……とか考えながら夜通しで線を引く。
タグ:
posted at 01:59:38
『僕は友達が少ない』はあまり変えると『ぼくは勉強ができない』のもじりであることが伝わらなくなっちゃうからかなあ、という気も。ただあの作品に対する誤解(「友達いるじゃん」っての)を見るにつけ、いずれにせよそのへんあまり伝わってなさそう、とも。
タグ:
posted at 01:34:15
タイトルにするにあたって一般化されてはいるけど、作品としてはパパ=主人公でしょ? でもあの主人公は自分を「パパ」と呼んで子供たちに言うことを聞かせるような柄じゃない。この「柄じゃない」がゆえに「本人たちに率先して言わせる」、という構造が温存しているものがあたい無理、ってことです。
タグ:
posted at 01:26:18
「パパのいうことを聞きなさい!」ってタイトル、長女か次女に(代理で)言わせている感じがきついんだよなあ。しかもその対象である三女だけが血縁であるという辺りにどよんどとなる。これをただの「細腕繁盛記」のヴァリエーションとして受け取れだなんてどだい無理。
タグ:
posted at 01:16:30
GM大阪で発売される二人用カードゲーム『7th Night』のイラストやロゴやアイコンなんかを担当させていただきました。ゲームデザインは『シャドウハンターズ』の池田さんです。詳細はコチラt.co/G3R1WFVw
タグ:
posted at 01:05:24
化物語とかって、アニメなら女性声優がしゃべってるからまだ一応”女の子がしゃべってる”って感覚を持てるけど、原作読んだらオタクじみた女キャラのセリフがオッサンの一人語りにしか見えなさそうだ。
タグ:
posted at 00:38:02