大本薫 Kaoru Ohmoto
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- 自己紹介 natural-born Jazz Flutist。ジャズフルート奏者。フルートらしさ(フルーティズム)よりジャズが本体の破壊者。幼少より渡米。ジュリアード音楽院、コロンビア大学文学部院卒。全米ジャズ教育協会会員。英米で流行りのハイデガー論者。てげてげでアドリブする現存在。17年鹿児島移住。コロナ禍で休眠中。
2014年12月26日(金)
丸山文隆氏のwww.l.u-tokyo.ac.jp/philosophy/pdf... 読了、一連の「全体における存在者」論で、ハイデガーの未完~転回の内実に、「合理的な必然性がない」とする従来知見への反論となっており、つまり自然の先行的実存というハイデガーの困難に肉薄していて読み応えがあった。
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posted at 14:43:50
企投では順序=被制作性や「存在者の全体」を引き起こすのだが、そうしたカント的企投を、カント書で克服するまでの理路が、従来知見では短絡されていたと批判する。余談だが、先日の黒ノートシンポでも針のむしろだった轟氏が脚注で論難されていた。 pic.twitter.com/21xOltVubT
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posted at 14:50:47
企投と被投の2つの順序が、『存在と時間』を未完化し、続く『現象学講義』では順序のまま被投性を取り出すもこれも中断、『ライプニッツ講義』は順序なのかと疑うことを、補論でメタ存在論と呼び、やっと『カント書』で順序性そのもの、被制作性そのものが取り払われる。
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posted at 14:53:09
これで冒頭に紹介した最新のカント書論heideggerforum.main.jp/ej8data/maruya... に含まれる困難であった「同時性」が俎上に乗る。ライプニッツ講義で順序そのものを問うことで、アプリオリはカントの考えていたようなもの、被制作性ではないと明確に一蹴できたわけだ。造物主が死んだ。
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posted at 14:58:26