大本薫 Kaoru Ohmoto
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- 自己紹介 natural-born Jazz Flutist。ジャズフルート奏者。フルートらしさ(フルーティズム)よりジャズが本体の破壊者。幼少より渡米。ジュリアード音楽院、コロンビア大学文学部院卒。全米ジャズ教育協会会員。英米で流行りのハイデガー論者。てげてげでアドリブする現存在。17年鹿児島移住。コロナ禍で休眠中。
2015年01月29日(木)
ニコ動の会話、キリスト教の前の古代哲学では地球は丸かっただろ、という話なんだが、だいたいコロンバスの大航海時代の前に、地球が平だったなんて、アメリカが信じこませた修正主義のドグマみたいなもんだから、野蛮なアメリカ人なんて相手にしなきゃいいだけの話なのよ。あんな野蛮人。ww
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posted at 10:39:35
まあ、コロンバスの大航海時代まで、地球が平だったなんて、アメリカが信じこませた、新しいドグマみたいなもんだからな、アメリカの修正主義なんて、いつだってそんなもん、相手にしなきゃいいww(^-^)/ pic.twitter.com/Asud27QeTa
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posted at 10:26:30
ニコ動のコメ欄はいつも哲学的だ。地球が丸いというのは聖書の教えだ、という反論がきた。要するに近代になって信じこまされた、近代という神話はどこからきたのか、という話をニコ動のコメ欄が喧々諤々してて笑った(^-^)/ pic.twitter.com/vfyE3vrnau
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posted at 10:19:39
ニコ動のコメの言う哲学、何のことかというと、地球が丸いというのは、キリスト教の前の哲学では分かってたんではないか?という会話になってるということなんだがww(^-^)/ pic.twitter.com/2qvU2AxBvz
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posted at 10:16:34
ニコ動のコメが、哲学してて笑ったww(^-^)/ www.nicovideo.jp/watch/sm8725187 pic.twitter.com/Y7jcKLRnUl
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posted at 10:12:11
ツイートまとめ@FB(^-^)/ 東の反地動説の速度に誰も追随できていない、という10年目の東の哲学インタビュー『デッドレターとしての哲学』を読み始めた。
www.facebook.com/kaoru.ohmoto/p...
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posted at 05:49:45
その点で、東だけがハイデガー~デリダを、創造性という固有名の訂正可能性、歴史修正主義のポジティヴな面を、先行して読み取った速度が、停滞した我々にはなかったと反省すべきだし、未だ読めずに反地動説的大地の意味論を開始できないレイシストなどが跋扈する状況を憂うのは必当然的ですらある。
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posted at 05:31:21
たとえば、近刊のフランス哲学の新書なども冒頭にソーカル事件を掲げるのだが、ああいった読めないことの揶揄というのは、単なる代替信仰のようなもので、信仰の外の思考、地動説によって信仰させられてしまったドグマを打ち破る、方法が読めていないのだから、何も可能にならなくて当然なのだ。
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posted at 05:28:50
もう一度、ナチズム結審の本で有名な中田光雄のフッサール『幾何学の起源』の後期メルロ~原デリダ論の言葉で言えば、もちろん「読めない」というのは、地動説や象徴界に留まる沈殿のことで、ハイデガーの言う「大地」のような、可能性の条件を読めていないから可能性の中心にならない、ということだ。
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posted at 05:13:54
ところで、私たちの視点からは、この(東だけがハイデガー~デリダによって)「読めた」ということが重要。たとえば中田光雄的には、東がいち早く反地動説を読めた、という速度が問題になる。可能性の条件が読めなければ可能性の中心もへったくれもないからだ。
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posted at 05:12:00
要するに、東のインタビュー前半は、日本の哲学的な停滞を、象徴界を固定し、トラウマを分析することで記憶修正の起るような、形式化の方法=創造性を喪失したこと、と意味づけている。しかし、そこまで確信があっても、一生そんなものに付き合うつもりがない、というのが哲学を離れた理由だとする。
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posted at 05:01:36
それ以前に、固有名の訂正可能性(リヴィジョン)としての脱構築が優位なのは、ラカンの象徴界を固定する大学の知とは対照的に、精神分析の知では、トラウマの分析を通じて記憶の修正すらも起こるからであり、それこそが脱構築の真髄の形式化だと、極めて自覚的だ。
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posted at 04:57:50
東はその独創と哲学を離れた理由は明快だとする。最近は國分を始めドゥルーズで停滞を打ち破ろうとするが、自分はドゥルーズの造語性が読めず、ハイデガーのように語彙を限定し、古名を駆使するデリダで読めたのが幸いした。しかし、それだけに古名に閉じ込められると哲学を離れた、と明快。
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posted at 04:50:31
創造的というのは、東が脱構築から系譜学ではなく、郵便空間を取り出したことで、しかもそれが自分のオリジナルだと極めて自覚的な点だ。宮崎は、これ以降、デリダ研究を中心に日本で停滞が起るという。インタビュー前半ではこの独創の経緯が語られる。 pic.twitter.com/E4qTuQPKmS
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posted at 04:44:28
当然、インタビュワーの宮崎裕助は、東の形式的脱構築=歴史修正主義の創造性を引き出す形式に対して、デリダ自身の系譜学的脱構築で問い返すのだが、創造性という点では、東は誰よりも創造的だ。
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posted at 04:35:02
ザラデルも遠回しに論難していたが、ハーバーマスがハイデガーのナチズムを断罪したり、ハイデガーがドイツで無視される状況となるのに対して、フランスでだけハイデガーが直径となったのは、こうしたハイデガーの可能性の中心が、デリダによって最大限に引き出されたからだ、と東は明快だ。
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posted at 04:32:48
東は、系譜学となった脱構築に反論して、インタビューで形式的脱構築を分かりやすく説明する。通常、歴史修正主義は負の側面が強調される。しかし、創造とは、非歴史的な幾何学=哲学と同じで、固有名が常に歴史修正されることであり、系譜学的脱構築より形式的脱構築に優位があるとする。
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posted at 04:29:25
東は、脱構築を形式化するのは、それがハイデガーにより可能性の中心となった歴史修正主義だからであり、それを受け入れない側が脱構築を系譜学にした、と明快だ。幾何学とは固有名のことだが、固有名は常に修正できる形式化であり、だからこそハイデガーはフランスにおいて修正された、と。
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posted at 04:23:10
中田光雄氏の原デリダ論twitter.com/sunamajiri/sta... (端的に、カントに神を見出すような日本的な文脈とは異なり、神無き超越論的客観を、ハイデガーの被投性の以降措定する、という系譜学的脱構築)が終わったので、現代思想の東のインタビューを読み始めたのだが面白い。
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posted at 04:16:42