大本薫 Kaoru Ohmoto
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- 自己紹介 natural-born Jazz Flutist。ジャズフルート奏者。フルートらしさ(フルーティズム)よりジャズが本体の破壊者。幼少より渡米。ジュリアード音楽院、コロンビア大学文学部院卒。全米ジャズ教育協会会員。英米で流行りのハイデガー論者。てげてげでアドリブする現存在。17年鹿児島移住。コロナ禍で休眠中。
2015年03月25日(水)
バウムガルテンは、デカルトの確実なもの=明証(神観念要請)に対する、蓋然性や真実らしさ、つまり感性的なものに学知を拡張するために、カントに先立って美学を創始した人ですよね。確率論の勃発と関係があるそうですが。@jeanbeauty2
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posted at 14:57:51
バウムガルテンは、『存在と時間』では一切出てこず、『カント書』も冒頭のこの箇所で、アリストテレスの忘却として一蹴されるだけですね。つまり昨日の表明=アポパンティコスとしてのコプラの話です。@jeanbeauty2 アリストテレスの無視 pic.twitter.com/lYj7YOfGY0
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posted at 15:02:47
ハイデガーはカントに時間のアポパンティコス(命題化)がないといってるだけですが、『現象学の根本諸問題』は、バウムガルテンのディタルミナシオ(規定)が、コプラによる真偽の思惟のことだ、と再措定してますね。@jeanbeauty2 pic.twitter.com/w90ydiqhX6
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posted at 15:09:35
乱暴に言えば(カント書は暴力だから)、アリストテレスの動詞が時間であり、時間に対する思惟としてのコプラを、バウムガルテンが感性を論理に拡張する様相論にしてしまい、カントが時間をコプラと言い切れない、という程度の問題。@jeanbeauty2
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posted at 15:40:00
カント自身はバウムガルテンが創始した感性の論理化という美学を、単なる快不快の目的性にしてしまい切り離していくようですが、このバウムガルテンの蓋然性=確率論は、この東大の研究が面白そう。まだ論文が出てませんが。kaken.nii.ac.jp/d/p/26884009.j... @jeanbeauty2
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posted at 15:40:47
桑原俊介のバウムガルテンの蓋然性と真実らしさ、ここにレジュメだけありますね。www2.lit.kyushu-u.ac.jp/~aesthe/bigaku... 文中の確率論革命とみなすイアン・ハッキングというのは、柄谷行人がカント解釈でハイデガーと共に斥けた人物であるのも興味深い。@jeanbeauty2
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posted at 15:41:23