大本薫 Kaoru Ohmoto
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- 自己紹介 natural-born Jazz Flutist。ジャズフルート奏者。フルートらしさ(フルーティズム)よりジャズが本体の破壊者。幼少より渡米。ジュリアード音楽院、コロンビア大学文学部院卒。全米ジャズ教育協会会員。英米で流行りのハイデガー論者。てげてげでアドリブする現存在。17年鹿児島移住。コロナ禍で休眠中。
2016年02月26日(金)
こうしてハイデガー以後、語りは全てアフォリズム(図式論的アフォリズム)になる。それはパフォーマティブという問題ですらない。どんなに長ったらしく頽落して論述しようとも、それは詩のレベルなのだ。たとえばフーコー。twitter.com/sunamajiri/sta...
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存在者の全体をコギト・エルゴ・スムとすることに対して、エゴサムコギタンス=時間性という問題は、自我を実体的に範疇化する形而上学という図式性では、時という原現象を明晰判明に語る超越論的悟性を範疇化(概念化)できずに掩蔽される、という超越論的図式性を示している。
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posted at 00:13:48
事象に背後世界はない、という古来からの図式的な霊魂規定を度外視して、霊魂という範疇を措定した時、このように語り手の存在が掩蔽されてしまう。こうした存在者の全体を、さらなる外側から図式論すること(超越論的図式性という)。それをすれば自己という事実が語られる、という現象学。
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posted at 00:08:09
ハイデガーの主張は、形而上学は近代に捏造的に生まれたものであり、そうした近代性とは、語っている人が、語りの図式構造を忘却している状況に過ぎず、だからこそ凡庸な語りは宗教的とも言える永遠時間しか語らない、というものなのだが、語っている当人はなかなか気づかないものなのだ。
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posted at 00:05:57