あやめ@捻れた世界と時間遡行軍と戦う世界と猫世話係
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- 自己紹介 刀剣乱舞とtwstの深い沼底在住戦国畑産成人済(30↑)審神者兼監督生兼お猫様の下僕。ミュもステもアニメも好き。not腐。刀の推しは月と鶴と源氏と🐉他、twstは🦁🍩🐉⚔️🌹♥️🐺 RTのみや迷惑垢は報告→ブロック。無言フォロー失礼します(舞台チケットの応募券は交流のない方にはお譲りしません)
2022年12月21日(水)
常にホームにレオナ・キングスカラーを置いているんですが、久しぶりに制服置いたら「俺に会いたかったって？よく回る口だな」が出てきてさぁ、🌸ちゃんは素直に「先輩に会いたかったです☺️」って言うんだろうな〜会いたかったから会えて嬉しかったんだな〜って思ってニヤニヤしちった
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posted at 00:15:21
マレがとんでも魔法でどこかの空間に閉じ込めるか、時を戻すかして世界が眠りについたような状態になり、それにみんなは気付かずそれぞれの"夢"の中で生きるけれど、
唯一残された"データ"を持っているオルはその異変に気付き大活躍する展開...というのを夢見ました
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posted at 01:21:08
監は、時を戻されたことにより元の世界に戻ってしまっても良いな...ある意味元の世界に閉じ込められる→フィリップ王子が地下牢に閉じ込められるという、監が王子の役割を持ってても良い。
魔法の影響で色々忘れてしまっているけれど、このときに"勉強会"で使ったカメラやボイスメモが役に立つ、、
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posted at 01:27:03
それか、異例である🌸にも魔法が効かず、記憶は残ったまま元の世界に戻ってしまい「みんなはどうなったの！？」と必死に動いているうちに銀歯現象が起こり"夢の世界"で繋がり、みっきーやシルと再会するとか...妄想が膨らんでいく......！！
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posted at 01:31:59
実家で公務などを行いながらも、夕焼草原の鉱業・エネルギー企業に勤めることになった🦁さん
🦁さんの後輩で恋人の🌸は、🦁さんから話を聞いたり、夕焼草原に何度か遊びに行くたびに"この世界"について興味を持っていたこともあり、🦁さんが選択していた研究所に研修に行けるよう目指す話とか良い
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posted at 01:34:59
「お前も何だかんだ4年になるんだな。...研修も行くのか？」「もちろんです！もうここまできたらちゃんと卒業しますよ！」「フン、留年も悪くねぇぞ」なんて笑いながら話して
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posted at 01:39:31
「で、研修先はこれから決めるのか？」「...あ、その...🦁さんが行っていた...研究所に、私も行きたくて...」
「......へぇ、良いんじゃねえか？この自然しか無ェような土地に興味持ってたもんな」「それもそうですし、...この世界には魔法以外の力もあるのだと、もっと知りたかったり、しまして...」
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posted at 01:46:09
「...なるほどな。」「でも条件が厳しすぎます！改めて🦁さんの凄さに気付かされました...」
「そう言われると悪くねぇが、所詮肩書きサマのおかげだ」「いえ、絶対それだけじゃないです」
「...フン。まぁ、今度は俺が"役に立てる"ぜ」「......それじゃ駄目なんです」
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posted at 01:51:55
「それだと、結局私は何も変わらないまま、研修先でも🦁さんにお世話になってばかりになりそうで...」「...」
「なのできちんと、"私"が志望して、"私"を受け入れてもらえるようにしたいんです」「...そうか。...俺はお前を甘やかしすぎてたか？」「ふふ、はい」「あ、なんだよ」「無自覚ですか！」
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posted at 02:01:32
と、🦁さんからは思った通り、🌸のやりたいことを止めるような言葉は出ず、
むしろ相談に乗り協力を続けてくれるけれど
🎭との面談では「単位や選択科目は良いのですが...うーん、成績がどうにもやはりこちらの世界を知らないと厳しいものがありましたかね。こうなると試験も同じような理由で〜...」
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posted at 02:10:25
と、こちらもやはり思った通りスムーズに進むわけもなく、おまけに「でも貴方には🦁くんがいるじゃないですか！彼の力を借りるのも一つの手なんじゃないかなんて思いましたけどいかがです？」と言われてしまい、
やっぱり今の私じゃ全然駄目だと改めて気付かされ、
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posted at 02:17:44
色々悩んだ結果、志望先を変える🌸。
そのことに🦁さんは特に何も言わず「お前はここしかねぇわけじゃないからな、それも良い判断だと思うぜ」と返すが
🌸は研究所を諦めた訳でなく、1シーズン2シーズンと違う研修先を選び、知識や経験を深めて必死に動いて優秀な判定をもらい、
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posted at 02:23:59
ある日🦁さんが勤め先で「そういえば今日から研究所の方に、🦁様のご卒業校から研修に来た方が増えたみたいですよ」と話しかけられ「あぁ？この時期となると3シーズン目か...ここを最後にするなんて変わってんな」と雑談で終わるが、
何となく気になり見に行くと
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posted at 02:31:27
「...あ？っ、おいおい...🌸...！？」と後ろ姿からでも分かる🌸の姿を見つけ驚く🦁さん
「え！🦁さん！！」「お前...何故ここにいる！？3シーズンとも○○にするのかとばかり...」
「実は2シーズン目も変えてまして...ここに来れるように内緒で頑張ってました」「......はぁ...？...まじかよ...」
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posted at 02:35:20
「今日からまた後輩として、よろしくお願いします！」「...フン、ただの先輩だから何も教えてくれなかったのか」
「そ、そういう訳では...！」「クク、冗談だよ。...やるじゃねえか、歓迎するぜ」
と、表情からでも分かる🌸の成長に惚れ直す🦁さん
それからは🌸の要望により厳しめ(?)に面倒見てくれる
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posted at 02:40:30
「お前はいつになったら"うまみ"を味わう気になるんだ」なんて拗ねたようなことを言いながらも、自力で道を切り拓いていく🌸が好きな🦁さん
(2人が恋人同士だと知った人達により「🌸は優遇では」と噂が最初流れたが、それよりも声を荒げて驚いていた🦁さんの珍しい姿の方が勝りすぐに取り消される)
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posted at 02:43:29
「お前が試験時にここに提出したレポート読んだぜ、なかなか興味深い内容だった」「え！本当ですか！...実はそれでここで研究してみないかとお声がけいただけまして...特別に採用を...」
「へぇ、意外と見る目あったんだなここの担当も」「あは...」
「この後やってみるか」「！ はい！！」
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posted at 02:49:52
私はマレ監も好きなんですが、ツノ太郎がセッを知らん可能性もあるなと思ったので何度かのデートの際にそれに気づいた監が「純度レベル、デュース並みって…コト？！」ってなりながらどうお付き合いするのが正解なんだ…って考える回はある～私が書くとそうなるので多分世間が求めるものではない～
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posted at 11:38:53
多分むちゃくちゃプラトニックなまま進み、
なんだかんだおばあ様公認になり
なんか監督生が気付かないうちに結婚することになり
子作りどころかセッの話も出てこないなと思ったらツノ太郎がそもそもセッを知らないし子供は二人の愛が満ちたら鳥が運んでくるものだと思っていたみたいな
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posted at 11:56:10
社会人レオ監は買い物リスト事前に共有してて、買う物決まってるもの見てから買うか決めたいもの、スケジュールの優先事項とかの認識がしっかり合ってるので買い物めちゃくちゃスムーズ。
飛び入りスケジュールも無問題で対応できるテキパキした関係性ですね。
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posted at 13:08:32
監の部屋に男が入るのもまあまあ嫌だけど文句言わずに人がいないとこでべたべたする時間だけが増える🦁さん。
付き合ってないから文句言えないけどマーキングはしっかりするんだよね。可愛いね。
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posted at 15:52:34
フと🦐の子、ｱｽﾞに異常に懐いてて、7.8歳になったくらいでフに怒られるたびにｱｽﾞの机の下とかに囲ってもらってたり、すぐ「ｱｽﾞのとこ行くもん！」って家出して欲しい。
懐かれて可愛いのでｱｽﾞもデレデレはしないけど普通に行動で甘やかす。
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posted at 18:34:37
喧嘩して親のことを嫌いとか居なくなっちゃえと言っちゃった時には「そんな事は言ってはいけませんよ」って結構真面目に諭してくれそう。でも結局仲直りしても「ちゃんと謝れて偉いですね」って褒めてくれるからやっぱりｱｽﾞが好きなチビちゃん。
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posted at 18:36:58
私の、今年一番見られた作品はこちら！👉www.pixiv.net/artworks/99671...
みんなの #myBESTpixiv2022 も教えて！👉www.pixiv.net/special/mybest...
マレ監まんがでした☺️ pic.twitter.com/8tj5NTsq9g
タグ： myBESTpixiv2022
posted at 19:37:36
7章スタートしたから再放送ディアソムニア。
まだシルバーが親父"様"と言ってる😳
音読してみるとマレウス様、若様、親父様と「様」が連発されて耳につくね、ということで収録前によりどっしりした「親父殿」に変更になったのでした。このパーカーはDisneyさんがくれたやつ。
懐かしい〜【枢】 twitter.com/toboso_officia...
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posted at 20:25:54
性別不明の監督生と腹チラと1Aの日常
デュとグは多分昼飯をかけて競争中
⚠️創作監督生
⚠️寒いので夏のネタを描きました
#twstプラス pic.twitter.com/HQ5efAllEa
タグ： twstプラス
posted at 20:54:00
先日観劇させて頂きました
また新たなる挑戦をしていた刀ミュ
客席にいる我々をずっと
ワクワクドキドキキラキラ
させてくれました
もちろん全員
素敵で魅力的だったのですが
ワールドカップにならって
MVPを強いて挙げるなら
立花裕大、、、
いや、あの部署のスタッフさんかな
※個人の見解です。 pic.twitter.com/nJFkK9mEvm
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posted at 22:11:01
ミュージカル『刀剣乱舞』江おんすていじ
〜新編里見八犬伝〜
九日目ご来場誠にありがとうございました
桑名さん松井さん
歌合が懐かしいよ。あなめでたや。
ひょっこり雨さん🐾
#刀ミュ #江おんすていじ pic.twitter.com/63yqljJExZ
posted at 22:21:48
本日はご来場いただきありがとうございました！！
今日は松井江と！！
明日は夜公演^_^
お待ちしております。
#江おんすていじ
#刀ミュ pic.twitter.com/JY0xD0hMiN
posted at 22:24:55
江おんすていじ9日目！！
本日も2公演ご観劇ありがとうございました！！！
東京公演も残り2日！！
全力で楽しみます！！
水心子と！！
#江おんすていじ
#刀ミュ pic.twitter.com/sQ0hPiLWoj
posted at 22:36:08
ミュージカル『刀剣乱舞』
江 おん すていじ
～新編 里見八犬伝～
本日2公演ありがとうございました！
みんなおもしろすぎる！
明日は1公演よろしくお願いします！
#刀ミュ pic.twitter.com/afj4or1F1c
タグ： 刀ミュ
posted at 22:36:17
⚠️顔有女監督生⚠️
フロ監♀🦈🦐
今更だけど誕生日の🦈🦐。
#twstプラス #twst_NL pic.twitter.com/cMbjU0PYf6
posted at 23:20:24
だろう顔から表情を失くし、そして徐々にそれを引き攣らせた。
「じゃあ何か買って来ましょうか？ここの売店は……」
「いや、結構」
本音を言えば、信頼に足るとは決して言えない相手から差し出される物なんて、一切口にしたくない。が、あくまで今の立場はこちらが下だから、そこまでは言わない。
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posted at 23:45:17
「欲しくなったら自分で買いに行くので」
敬語は使わなくていいと言われていたから、初日で遠慮なく取っ払った。けれど、学園と同じ態度や口調でいることは良くはないだろうと思い、間を取ったようなそれにしている。が、時と場合によってはそれすらも消え失せるが。
「そ、そう……」
「えぇ」
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posted at 23:45:18
短く返事をして、また書類に目を戻した。
経験上こういう手合いには、隙のある態度を少しでも見せたりすると足元を掬われる。だから冷たいくらいでちょうど良い。
「えっと……じゃあ、また誘うわね」
「……」
そう言って、高いヒールの音を鳴らしながら名前も知らない研究員は去って行った。
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posted at 23:45:19
「……何度来ても同じだよ」
溜め息混じりに言うと、後ろから笑い声が聞こえた。それに振り返ると、
「いや、ごめんごめん。助けなんて欠片もいらなそうな塩対応だったから、面白くて」
丸眼鏡を掛けた若い男――自分の教育係のような立場の彼は、悪びれることなく笑っている。
「慣れてるね」
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posted at 23:45:19
「まぁ」
国にいた時からだから年季が入ってますよ。そう言うと、ますます楽しそうに笑った。
「色々と盛り沢山だからね、君」
「情報過多なだけだ」
立場や容姿、そして能力に目が眩むのは人として当たり前だ。
「うん、そうだね。でも目に余るようだったら遠慮なく言って欲しいし、君も遠慮なく
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posted at 23:45:20
突っ撥ねていいから」
「そいつはどうも」
許可が出たから、これからはもっと遠慮が無くなるだろう。それでやりづらくなることは恐らく無いだろうが……けれど、こちとら遊びに来ているのではないのだ。
「それはそうと……君が来てくれて、正直助かってるんだ。君の忌憚ない意見、僕は有り難いよ」
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posted at 23:45:20
君のことは一人の研究員として扱うから、間違っていたり、疑問を持ったりしたら遠慮なく意見を言って欲しい。
これも初日に、目の前の彼に言われた。だから欠片も遠慮することなく言っているのだが、感謝されるとは思っていなかった。
「長くいるとね、どうしても頭が凝り固まってしまう。だから
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posted at 23:45:21
新しい風が吹いた方が良いんだ」
そう嬉しそうに言われて、返す言葉に困る。けれど何か返答を期待されていたわけではなかったようで、彼はにこにこと笑いながら、買って来たらしいコーヒーとベーグルを机に置いた。
「君のも買って来たんだ。あ、毒見する？やっぱりそういうの気になるよね？」
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posted at 23:45:21
言われて、思わず吹き出した。
「毒入れた奴が、わざわざ自分で毒見するかって言うかよ」
「いや、分からないよ。裏の裏を書いてだね……」
「アンタはそういう腹芸は出来そうにねぇだろうな」
「失礼な！出来ないけど！」
やっぱりなと笑って、ふとアイツのことを思い出した。
「どうかしたかい？」
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posted at 23:45:22
不思議そうな顔をしている彼のお人好しなところが、なんとなくアイツに似ているんだ。そう思うと、ますます笑えてくる。
「いや、アンタ見てたら恋人のことを思い出した」
「へぇ、こいび………………」
笑顔でコーヒーを飲んだ彼の手からコーヒーのカップが落ちそうになり、それを受け止める。
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posted at 23:45:23
「おい、何やって……」
「「「恋人っっっっ!!??」」」
彼だけでなく、離れた所にいた研究員達も立ち上がって叫んだ。そして逃げる間もなく、好奇心に目を輝かせる連中に取り囲まれた。
「えっ、なに、君恋人いたの!?」
「それがどうした」
「嘘っ、可愛い!?」
「あぁ」
「写真見せて！」
「断る」
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posted at 23:45:23
矢継ぎ早に質問され、いい加減面倒になったから、ベーグルとコーヒーを持って研究室を出た。
中庭のベンチに腰を下ろしてスマホを取り出すと、アイツからメッセージが届いていた。
変わりはないか、ちゃんと休んでいるか、まるで母親のような言葉が綴られていた。アイツらしいと思わず笑うと、
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posted at 23:45:24
『どうか、ご無理なさらず。私も勉強頑張ります』
そんな言葉で締め括られていた。
会いたいとか声が聞きたいとか、そういうことは絶対に言わない娘だと分かっているが、きっと本音では寂しいと思っているに違いない。
「……ったく」
本当に、いつまで経っても甘えることをしない恋人だ。
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posted at 23:45:25
きっと向こうは授業中だろうから、今電話するのは無理だ。仕方ないと溜め息を吐き、昼食に齧り付く。
「……」
このベーグルも美味いけれど、アイツの作った弁当が懐かしい。何かしら焦げていたり味が薄かったりと完璧ではなかったが、愛情が込められていたからいつも美味いと思って食べていた。
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posted at 23:45:25
「……遠くなって感じる有り難み、か」
恋人だったり腹心だったり悪友だったり。こんな風に思った自分に、思わず笑ってしまう。
昼食を完食し、ゴミを少し離れた所の屑籠に投げ入れる。そして彼女のメッセージの下に、
『今夜、電話する』
短いメッセージを投げて、スマホをポケットにしまった。
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posted at 23:45:26
この時、彼は気付いていなかった。
あの話題のライオンの王子様に恋人がいるという情報が瞬く間に研究所中を駆け巡り、本気で泣く女性研究員が続出したことも、昼休みのベンチでひどく優しい顔をしてスマホを見ていたのを目撃されていたことも。
「魔除けに指輪でもしたら？」
「……考えておく」
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posted at 23:45:27
ライオンは額を押さえて溜め息を吐いた。
そして彼女の瞳の色の宝石を使った指輪を、彼女には自分の瞳と同じ色のネックレスを作り、送り付けた。
「彼女にも魔除け？」
「まぁな」
魔除けと、寂しさ避けだな。
そう笑うライオンの長い指には、明るい茶色の石が付いた指輪が美しく輝いていた。
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posted at 23:45:27
