あやめ@捻れた世界と時間遡行軍と戦う世界と猫世話係
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- 自己紹介 刀剣乱舞とtwstの深い沼底在住戦国畑産成人済(30↑)審神者兼監督生兼お猫様の下僕。ミュもステもアニメも好き。not腐。刀の推しは月と鶴と源氏と🐉他、twstは🦁🍩🐉⚔️🌹♥️🐺 RTのみや迷惑垢は報告→ブロック。無言フォロー失礼します(舞台チケットの応募券は交流のない方にはお譲りしません)
2023年01月07日(土)
🐬🌸 付き合ってない
⚠︎n番煎じご都合ユニ魔
『好き』な気持ちが可視化した♡になって飛び出すユニ魔にかかった🌸はあちこちで♡を飛ばしていた。大なり小なり、好意があれば♡は飛び出るらしい。
突然背後から手が伸び🌸を拘束した。
🦈「🦐ちゃーん聞いたよぉ？おもしれーことなってんじゃん？」
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posted at 10:16:52
🌸「きゃっ🦈先輩！」
ビックリした🌸から🦈に♡が豪速球で飛んでいった。🦈は片手でそれを掴む。
🦈「あはっいてぇ！オレにも飛んできてくれんの？うれしー」
🌸「あ、あの🦈先輩！🐬先輩は…」
🦈「あー…安心して🐬はいねーよ？今会ったらバレちゃうもんねぇ？」
🦈がニヤニヤして🌸の頬をつつく。
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posted at 10:17:15
🌸は真っ赤な顔をして頷いた。
🌸は🐬に片想いしている。今🐬に会ったらきっと大量の♡が出てきてバレてしまう。なので🐬だけは避けていた。🦈もそれは分かって1人で来てくれたらしい。
🐬「誰がいない、と？」
突然声をかけられ2人が飛び上がる。気配なく距離を詰められ、🌸は硬直した。
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posted at 10:17:35
バレる！と思いきや、♡が出てこない。
🐬「…🦈には沢山♡を出すのに、僕には１つも出ないんですね」
🐬の目がすっと細まる。明らかに不機嫌になる片割れに🦈はチッと舌打ちをした。
🦈「（やべ…）もう魔法の効果切れたんじゃね？」
🐬「……貴方に対しては出続けてますよ」
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posted at 10:17:53
🐬が冷めた目で🦈に当たり続ける♡を掴んだ。そのままグシャッと潰す。🦈が顔を押さえて天井を仰いだ。
🦈「…わぉ…🐬、上見てみ？」
🐬「は？何ですか突然」
🦈「いーからさ」
🦈が🐬の頭を掴み天井に向けた。訝しむ🐬の目が見開く。
🌸「あ゙ーーー‼︎」
🌸が慌てて両手を振る。
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posted at 10:18:12
天井を埋め尽くす特大の♡が１つ浮かんでいたのだ。
🐬「…僕は、自惚れても宜しいのでしょうか？」
🌸「こ、これはっ…え？」
🐬「僕の片想いだと思っていたのですが…」
耳まで赤くして視線だけ向けてくる🐬に🌸が固まる。その分天井の♡が更に大きくなった。
🦈「あはっ♡良かったねぇ2人とも」
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posted at 10:18:59
映画『刀剣乱舞 -黎明-』
一足先に観させて頂きました。
刀剣男士も、色々なキャストの皆様も魅力的すぎてあっという間に終わってしまった。
迫力あるシーンの連続でもう大興奮でした。
早く皆さんに観てもらいたい。
そして劇場でもう一回観たい。
写真は
普通の荒牧と
ポスター再現した荒牧です。 pic.twitter.com/PXCTKte7ea
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posted at 17:16:14
以前発行したジェイ監の本の続きの初夜本を5月に発行予定で、その見本を区切り良いとこまでポイピクにアップしてます。
(固定でつけてるお話の夜パート)
ナイパレに掲載後はリストの方のみに公開してます。
の説明ってしてましたっけ…😵💫
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posted at 21:05:22
「……大丈夫ですか？」
明るい茶色の目が、心配そうな色を宿している。その眼差し、声が自分のことだけを考えていることに心満たされ、触れたいという欲に抗わずに手を伸ばす。
「失礼致します。……熱は……なさそうですね、良かった」
「は？」
彼女の方から額と首筋に触れてきて、予想外過ぎる
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posted at 22:19:30
言葉に眉を寄せれば、後ろでハイエナと魔獣が思い切り吹き出した。
「ぼんやりなさっているので、体調を崩されたかと……。お疲れですか？」
すっとぼけおっとりうさぎの言葉に溜め息を吐きそうになる。が、今の彼女から触れてくることが珍しいので、好きにさせておく。
「……まぁ、疲れてはいる」
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posted at 22:19:31
「お疲れ様でございます。今、お茶を淹れますね」
そう言って踵を返そうとした彼女の手を取り、引き止める。驚いた顔で振り返る彼女の手を引き、するとそれを見た側近と魔獣は、
「オレ、も一つカップ持って来ます」
「オレ様も、もっとたくさんおやつ持って来るんだゾ！」
そう言って出て行った。
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posted at 22:19:32
「え、……え？」
気が利く二人に心の中で礼を言い、状況をよく分かっていない彼女をソファに座らせる。
「あ、あの……！」
「動くな」
使用人が座るなんて……だのなんだのと言いそうな彼女に短く命じ、素早くソファに横になり、その膝に頭を預けた。
久し振りの柔らかさ、甘い香りに思わず
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posted at 22:19:32
溜め息が零れる。心地良過ぎて、秒で眠れそうだ。
どうしようと戸惑っていた彼女も、やがて観念したのか開き直ったのか、そっと髪を撫で始めた。
細い指が、労るように髪を撫でる。その手付きがまるで変わっていなくて、彼女の存在を強く感じた。
「お疲れ様でございます」
「……なぁ」
「はい」
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posted at 22:19:33
閉じていた目を開け、見慣れたアングルに一瞬目を奪われた。
「あの……？」
首を傾げる仕草も、昔と同じだ。だからこそ、強く思う。
「……もう少し、砕けた話し方にしろよ。丁寧過ぎる」
「それは……」
あくまでも自身は使用人だと言いたいのだろう。記憶を失くす前は恋人同士でも、今の状態は
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posted at 22:19:34
彼女は使用人、こちらは雇い主だと。だから敬うのは当然だと言いたいのだろう、それは分かる。だが、
「……頼む」
彼女が敢えて壁を作っているような気がして、我慢ならないのだ。
記憶が無いことは仕方ないし、辛いのなら無理に思い出して貰おうとも思わない。
だが、他人行儀にされるのは些か
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posted at 22:19:34
堪えるのだと気付いた。
彼女は逡巡して、やがて、
「……出来る限り、努めます」
難しい顔で頷いた。彼女にとっては最大限の譲歩だろう。元の性格でも、上下関係はちゃんとしていたから。
「あぁ……それでいい」
以前のように――恋人同士の時のように触れ合えたら、それが一番嬉しいのだが、
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posted at 22:19:35
今は強くは望むまい。
彼女が生きて、傍に、手の届く所にいる。それだけで幸せだから。
華奢な手を取り、握る。
願わくば、起きた時もこの手を握っていたいと思う。これが、夢でないことを。心から。
午後の日差しが降り注ぐ執務室には、ゆったりとした穏やかな空気が流れていた。
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posted at 22:19:35
◇◇◇
“彼ら”からの鬼のような着信履歴がずらりと並んでいるのを見て、思わず溜め息が零れた。
彼女について知っているのが、自分だけであることも調査済みなのだろう。やれやれ全く、本当に頭の切れるライオンだ。
「……でも、まだ教えてあげませんよ」
スマホの電源を切り、そう烏は笑った。
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posted at 22:19:36
