あやめ@捻れた世界と時間遡行軍と戦う世界と猫世話係
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- 自己紹介 刀剣乱舞とtwstの深い沼底在住戦国畑産成人済(30↑)審神者兼監督生兼お猫様の下僕。ミュもステもアニメも好き。not腐。刀の推しは月と鶴と源氏と🐉他、twstは🦁🍩🐉⚔️🌹♥️🐺 RTのみや迷惑垢は報告→ブロック。無言フォロー失礼します(舞台チケットの応募券は交流のない方にはお譲りしません)
2023年02月02日(木)
「？何ですか？」「甘いモン、🎩のとこで買ってきた。まだ寝てたら置いていこうと思ったが、良かったら...俺と一緒に、どうだ？」と、返事は分かっているような表情で誘うように聞いてくる
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posted at 00:01:41
「もちろん！ぜひ！紅茶とか用意します！」とはしゃいで返すと「あぁいいから、それくらい俺がやってやる」と、空いている方の腕で腰を抱かれると、先程まで眠っていたソファに案内され
「健気に頑張った恋人を労ってやりたいんだ、良い子で待ってろよ」と甘やかすように座らされる
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posted at 00:05:37
理由は単純だ。
「……あの時は、体が勝手に動いたんだよ」
「それであなたが大怪我をしたらどうするんですか」
ようやく出た言葉も、真っ二つにぶった斬られる。
今日の外での公務中に襲撃された。犯人は一人で、建物から出て来たところをナイフで襲いかかって来た。
SPも、傍には腹心もいた。
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posted at 00:10:39
だが、体は勝手に彼女を庇うように抱き込んだ。緊急の時はどうするべきなのか、それこそ子供の頃から叩き込まれていたのにも関わらず、体が勝手に動いた。
犯人は腹心が回し蹴りで沈め、その場で確保、連行された。が、同時にその場で腹心に、
「何考えてんスかアンタはっ!!」
怒鳴られた。
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posted at 00:10:40
自分でも怒鳴られて当然だと思い、甘んじて受け入れたが、その剣幕に思わず周りが宥めるほどだった。
腕の中の彼女を窺うと、体が震えていた。それが恐怖から来るものではないことは、眉を寄せた彼女の表情が物語っていた。
以後、彼女は一切口を聞かず――救急隊や警察にはにこやかに話していたが
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posted at 00:10:41
試しに声を掛けてみたが、やはり返事が無かった。
「怒られて当然のことをしたんスから、あの娘の気が済むまで怒られてください」
腹心にも言われ、帰りの車の中は重苦しい空気に包まれていた。
実際に逆の立場だったとしたら、彼女が自分を庇って前に出たのだとしたら、やはり自分も怒るだろう。
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posted at 00:10:41
お前何考えてんだ、と腹心と同じようなことを言って、説教をするに違いない。だから彼女が怒る気持ちも分かる。自分を心配しているから、大事に想うからこそ、危険に身を晒したことに怒りが沸いてくるのは分かる。だが、
「……お前が傷付くより良い」
そう言うと、彼女は勢いよくこちらを向き、
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posted at 00:10:42
「あなたが！あなたが傷付くことが良いなんてことありません！」
明るい茶色の目に涙を溢れさせながら、彼女は怒鳴った。
「犯人は凶器を持っていたんですよ！もし、もしも、取り返しのつかないことになっていたら……！」
言葉を詰まらせ、彼女は続きを言うことを恐れるように口元を手で覆った。
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posted at 00:10:43
彼女に伸ばしかけた手をぐっと握り、静かに下ろす。今の自分に彼女に触れる資格は無い。
「……あなたが咄嗟に動いてしまったことは分かります。私を守る為だったということも分かります。けれど、それであなたに何かあったらと思うと……」
私は私を許せない。
彼女は震える声で、そう言った。
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posted at 00:10:44
犯人はもちろんだが、それより何より、無力な自分が許せないと彼女は言った。あなたに守って貰うだけの自分が、一番許せないのだと。
「……悪かった……」
先ほどは躊躇った手を伸ばし、華奢な体を強く抱き締める。背中に回された手は震え、彼女がどれだけの恐怖――自分を失うかもしれなかった恐怖を
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posted at 00:10:45
ずっと感じていたのか、ようやく分かった。
「……悪かった」
「……それは、何に対してですか」
聞かれ、NRC在学中に彼女に「私はあなたが大事です」と言われた時のことを思い出した。あの時も自分を蔑ろにして、彼女に怒鳴られたのだ。
「お前が俺を大事だと想うように、俺もお前が大事なんだよ」
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posted at 00:10:45
「…………」
「だからまた同じようなことがあったら、俺は間違いなくお前の盾になる。それはお前だけじゃなく、俺が守るべきもの全てに対して、俺はそうする」
彼女だけでなく腹心もあの魔獣も、兄も義姉も甥も、この国の民全員が、自分の守るべきものだ。その為なら、喜んで盾になるだろう。
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posted at 00:10:46
「……」
「悪い」
嘘でも、もう二度としないとは言えない。自分はこの国の王族なのだから。
「……知っています」
背中に回った手が、服をぎゅっと掴む。
「……あなたがそういう人だってことは、もう昔から知っています。変える気もないことも分かっています」
でも、と彼女は言葉を続けた。
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posted at 00:10:47
「だからこそ、私はあなたに繰り返し言います。自分をもっと大事にして欲しいと。あなただって王族だけれど、この国の民じゃないですか」
顔を上げた彼女の言葉に息を呑んだ。
王族は民を導く者、民の為にある者。幼い頃から、ずっとずっとそう思ってきた。けれど、
「……俺も、国の民、か」
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posted at 00:10:48
言われてみれば、そうだと納得する。別物だと思っていた、ずっと。
「そうですよ。あなたが私を、国民を守りたいと思うように、私もあなたを守りたいと思うんです。あなたを大事だと思うんです」
服を離した彼女の手が、そっと頬を包んだ。先ほどまでの震えはなく、細い指が慈しむように撫でる。
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posted at 00:10:49
「……私は強くなります。あなたが言うように、私も皆を、あなたを守りたいから。……私もこの国の王族ですから」
結婚したけれど、未だに彼女のことを認めないという声はある。だが、彼女はもう、この国の王族だという自覚を持っているのだ。自分が思うより、ずっと強く。
「……あぁ、そうだな」
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posted at 00:10:50
彼女の細い手に頬を擦り寄せ、この温もりを愛しいと思う。
「ちゃんと分かっていますか？」
「あぁ」
「……分かっていませんね？」
「分かってるよ」
頷くと、仕方なさそうに笑みを零した。ようやく浮かんだ笑みに胸を撫で下ろして、まだ濡れたままの目尻に口付ける。
「……仕方のない人」
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posted at 00:10:51
溜め息混じりのそれに苦笑する。
きっとまた同じことがあったら、やはり自分は彼女の盾になるだろう。そして彼女や腹心に怒鳴られるのだろう。けれど少し違うのは、
「……次はもっと上手くやるさ」
傷一つも負わないように。
自分も、守るべき民の一人に違いないのだと、やっと分かったから。
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posted at 00:10:52
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🐬と🌸には放課後、植物園の片隅で隠れるようにキスしてて欲しい（ジェイ監）
#twstプラス pic.twitter.com/rnKgRmYC4L
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posted at 00:24:28
【ツイステ】レオナさん歌わないかなと密かに期待している #ツイステ #ヴィランズ
twstsoku.com/archives/w4pu2...
posted at 00:31:00
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企画のきっかけ アイデアの引き出し @creative_i_p
【気軽に】
日本の伝統文化である書道は、道具の準備や汚れることを懸念して、気軽に始めにくいものです。
書道教室を運営する企業「イージーモード」は、墨汁を使用せず、水だけで書ける「水習字用紙」を発明。汚れない、片付け簡単、乾いても消えない特徴を持ち、書道を始める負担を減らします。 pic.twitter.com/iOffz3K1N3
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posted at 09:50:00
レオナさんには百獣の装束のお面をつけた状態からグイって取って欲しいしユニーク魔法を使って欲しい
#ツイステファンアート pic.twitter.com/ui5Y9CqwJJ
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posted at 12:33:48
地雷を踏んでしまった
♦️♣️🦁👑
＃twstプラス
#ツイステプラス pic.twitter.com/9BjoEMiA2o
posted at 12:44:42
2/28発売
「TVガイドStage Stars vol.21」
健介くんと表紙を務めさせていただいてます！
もう一度言います。
健介くんとです。
自分で言うのもなんですが
珍しすぎる2ショットだと思うので
是非お手に取ってみてください！ pic.twitter.com/kzoPxG5kah
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posted at 12:48:45
ツイステ攻略班＠神ゲー攻略 @twiste_kamigame
気づいたのですが「故郷イベは全てお祭りや祭典がテーマ」になっています。なので、今後も地方イベは現地の祭りを取り上げそうですね
熱砂→花火大会
豊作村→そりレースの村祭り
ポートフェスト→海辺で開催される夏フェス
(グロマス→トプシー・ターヴィー)※ハロウィンも兼ねている
＃ツイステ pic.twitter.com/njVCzRZkm5
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posted at 12:56:57
レッサーパンダに威嚇されながら眠れるお昼寝クッションをつくりました。
寝ているあいだ中、絶えずレッサーパンダから無言の圧を受け続けることで、寝すぎを防止できる便利アイテムです。
▼販売ページはこちら
www.felissimo.co.jp/youmore/blog/m... pic.twitter.com/YSJaGpfUur
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posted at 16:53:28
エースのブルームバースデーのミニチュア花束できたよ！💐
素材は樹脂粘土と軽量粘土
花の茎をワイヤー、箒の柄を竹串で作り、それ以外の全てを粘土で作っています
#ツイステファンアート #ツイステ手芸部 #樹脂粘土 #ミニチュア #クレイフラワー pic.twitter.com/123v7ilRsm
タグ： クレイフラワー ツイステファンアート ツイステ手芸部 ミニチュア 樹脂粘土
posted at 17:18:39
🦁🌸(#twstプラス)
学園の温度管理をしている妖精の気まぐれか、👻寮だけ暖房器具が効かないほどの極寒の地となった。♥に電話して聞いたから間違いない。他の寮は快適にすごせているらしい。「こっちくる？」と尋ねられたが、明日🎭に相談すればいいだろうと断った。でもそれがいけなかった→
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posted at 17:26:55
夜が更けるに連れて増す寒さ。いつもより高めに設定した温度の風呂に入って相棒とベッドに潜り込んだのだが、寒さで目が覚めてしまった。「さ、寒い……」これは談話室の暖炉に火をつけてその前にいるしかないと🌸は頭から被った毛布を引きずりながら階段を降りる。誰もいない暗い→
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posted at 17:26:55
談話室は見た目からも寒さがましたように感じた。「誰か助けて……」そう🌸が呟いた途端に目の前からブワッと風が吹いた。思わずギュッと瞑った目を開くと、そこには寮服で杖を構える🦁が。「はぇ？」「ア゛？」鋭い視線で周りを見渡した🦁が構えていた杖を下ろす。「🦁さん？なんでここに？」→
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posted at 17:26:56
「なんでって……、呼んだんだろう？テメーが」「えっ？……っていうか、寒くないんですか？その格好……」腕を出した寮服はとても今のこの部屋に相応しい服装とは言えない。自身の姿と🌸を見比べた🦁は、そういうことかと理解した。「寮服の効果は前に聞いたろ」「そうなんですけど……」→
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posted at 17:26:57
ピンッと弾かれたおでこをさすりながら🌸はムスッと答える。確かに🦁の手は温かい。「ホラよ」ドカッとソファーに腰を下ろした🦁が🌸に向かって手を広げる。「え？」「そんなんに包まっているよりよっぽど温かいぜ？」おずおずと🦁に近づけば、近づくほど、🌸の周りの空気も暖かい気がする。→
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posted at 17:26:58
頭から被っていた毛布を肩にかけ直し、どうしたもんかと迷っていれば、業を煮やした🦁に腕を引かれて、その中に飛び込んだ。膝の上に横抱きにされ、王族にこんなことして大丈夫なのか?!と一気に不安になる。「🦁さんッ……！やっぱり……」「夜中に叩き起こされてねみーんだ。オレはこのまま寝る」→
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posted at 17:26:58
抱きまくらにでもなってろ。そう言った彼は🌸をしっかり包み込んだまま目を閉じてしまう。どうしようかと思っている間に、その温もりから、🌸を睡魔が襲う。起きなきゃと思うのに瞼が落ちて🌸はそのまま眠ってしまった。
「子分、どこいったんだ？居なくなったらさみーんだゾ」🌸が→
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posted at 17:26:59
山盛りの毛布を被せて、暖炉に火をつけたら呼ぼうと思っていた😺が階段を降りてきた。「何でそんなところで寝てるんだ？」「さァなぁ？」🦁の腕の中ですやすやと眠る🌸。😺が🦁に近づくにつれてその理由がわかった。🦁が自分の周りだけ温度を変えているのだと。「勝手に寮に侵入したことは」→
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posted at 17:27:00
「黙っててやるんだゾ」🦁の足元で猫のように丸くなった😺が言う。彼もまたここで眠ることにしたらしい。「そりゃどーも」不測の事態から寮生を守るのも寮長の仕事だが、たとえリーダーが見当たらないからと言って、ただ泣きわめくような奴らでもない。それ以上に、コイツだと決めた→
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posted at 17:27:00
相手のSOSが届いたのだ。動かないわけがないだろう。惚れた相手の危機にいち早く気付けるだけの魔力は持っているし、二人きりの時間を邪魔されても、彼女の相棒を側で寝かせてやるくらいの器もある。「楽しみだなァ」クッと口角を上げて🦁が呟く。先程は眠さと寒さで頭が回っていなかった→
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posted at 17:27:01
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【公式】くるっぷ | CREPU 運営 @crepu_kuma
Twitterの連携APIに関する変更の報道を受け、くるっぷのご利用に影響があるかお問い合わせが発生しています。
くるっぷは連携アプリではございませんので、影響はございません。
くるっぷの新規登録はこちらからメールアドレスにて行なえます。crepu.net pic.twitter.com/1AiZSgtjTA
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posted at 17:41:26
「お前が好きだ」
「…」
「俺のものにしたい」
ナンデスッテ？
すっかり固まってしまった頭で言われた言葉を転がし捏ね回し変換し、🦁の強くて鋭くて、そして優しい瞳に後押しされてようやく理解が追い付いた。
好き？ 🦁さんが？ 私を？ なんで？
理由も何もわからなかったが、🦁が冷やかしや冗談で
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posted at 18:55:03
そんなことを言う男ではないということだけは🌸はわかっていた。
「あ、の…」
「俺は」
言いながら🦁の男らしい手が伸ばされる。それが触れる、と思った途端に🌸の反射神経が爆発した。
「ーーッ」
脱兎。まさしく肉食獣から逃げる兎。真剣な告白に対して返す行動ではないと頭のすみっこでは理解
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posted at 18:55:04
しているが、それよりもなによりも防衛本能が勝った。これ以上🦁の前にいたら🌸はいろんなものがパンクして壊れて倒れる。
だから🌸史上最速でその場から逃げようとしたのだが
「ッ、きゃあ!?」
「あ、わり」
流石は猫科。すばやく動くものに反応してしまったのか、🦁にしてはめずらしくそこそこの力で
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posted at 18:55:05
🌸を押さえつけてしまった。
「わり、じゃないですよ!!」
「お前が逃げるからだろうが」
言いながら🦁は🌸を助け起こそうとするが、逃げられそうになったことが少々ショックでもあった。だから、ほんの少し意地悪をしたくなった。それを察した🌸は背中にそっと汗を流す。
「で？返事は？」
「ひえ」
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posted at 18:55:05
「ひでーじゃねえか。人の精一杯の愛の告白を無視して逃げ出すなんて」
色気をぎゅうぎゅうに集めたような熱さの、それでいて淡く透けるような声。耳元にそれがダイレクトにぶつけられて🌸は目眩がしそうになった。
「なあ？ 聞かせてくれよ」
「い」
「…🌸？」
「いやぁぁぁあああ!!!!!!!!!!!!!!」
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posted at 18:55:06
🎭や⚗️あたりがすっ飛んで来そうなお手本のような悲鳴。さすがの🦁も耳から目の奥まで痛くなって顔をしかめた。そして、身体が上手く動かないことに気付く。
なんだ
そう思ったら、今まで腕の中にいたはずの🌸は姿を消していて。芝には⚗️が🌸に渡していたらしい魔法防犯具が落ちていた。
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posted at 18:55:06
まさか これ使いやがったのか
声も出せない🦁は、逃げていく🌸の耳が真っ赤になっているのを確認しながら喉を唸らせた。
🌸が夢中で走ってとうとう息が切れると、景色は学園の端まで来ていた。
やばい 逃げてきちゃった 逃げてきちゃった どうしよう
さすがに失礼すぎたと思いつつも、だってだってと
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posted at 18:55:07
言い訳をする。
ずっと片想いだと、叶わぬ愚かな恋心だと圧し殺していたのに、それが急に実ったとなったら動揺するのは当然で。それなのに追い討ちをかけるように🦁があんな風に迫ってくるから
ブツブツ言いながら膝を抱えると、ポケットからけたたましい機械音が。反射で応答すると
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posted at 18:55:07
「てめぇ今どこにいやがる!!!」
「きゃー!?」
すこぶるお怒りの🦁様からのお電話。
なんで相手が誰かも確かめずに出ちゃったの私!!!
あわあわしているだけで答えずにいると、スマホの向こう側で盛大なため息が聞こえた。
「…わかった、そんなに逃げてぇなら好きにしろ」
先ほど背中を伝った汗に似た
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posted at 18:55:08
とても嫌な予感がした。
「ぜってぇ捕まえてやるよ」
それだけ言って電話は切れた。ﾂｰ,ﾂｰ,と無機質な音が🌸の焦りを煽る。
やばい とにかくやばい
どこかに逃げなければ、と考えて反射で走り出す。🦁から逃げるのは至難の技だ。そもそもスピード勝負になったら勝てるはずもない。なら事が収まる
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posted at 18:55:09
まで隠れているのが得策だろう。焦りが極限まで達すると返って頭の回転が速くなる。
どこか🦁が来られないところ もしくは行きたくないところに
「そうだあそこならッ」
たどり着いたのは鏡舎だ。各寮へ繋がる７つの鏡を前にして選んだのは
「ツノタローーー!!!!!!!!!」
⚡がいたらまた怒鳴られる
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posted at 18:55:09
だろうが今はそれどころではない。とにかく早く、と目的の寮へ繋がる鏡に飛び込もうとしたのだが
「ーーッ」
🌸の猛スピードを無理矢理引き止められて軽いGがかかる。なんだと思ったら、先ほどより500倍は機嫌が悪くなっている🦁が。
「…てめぇ」
「ひ」
「いい度胸じゃねえか」
「や、」
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posted at 18:55:10
「よりにもよってあのトカゲ野郎のとこに逃げ込もうとするとはなァ？」
だって ツノタローなら🦁さんと仲悪いし 寮の雰囲気も好きじゃないって言ってたし だからあそこなら🦁さんも来ないんじゃないかなって
しどろもどろで🌸が言い訳をするがそれが余計に🦁の神経を逆撫でする。
「おらこい」
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posted at 18:55:11
「い、いやーー!!!!!!」
「…次騒いだら口塞ぐぞ」
「…ぅ」
米俵のように肩に担がれた🌸は、今度こそ大人しくするしかなくなった。
🦁の部屋に連れてこられベッドに投げられる。なんだか心許なくてベッドカバーを抱き締めようとしたが、その前に🦁もベッドに乗り上げてきて出来なかった。
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posted at 18:55:11
「で？ なんで逃げた」
「だ、だって…」
「あ？」
「は、恥ずかしく、て…」
「…」
「逃げたのは…ごめんなさい…でも、お願いですからちょっと待って…」
「…」
🌸の耳は相変わらず真っ赤。叫んで逃げたときも🦁を嫌悪してのことではない。それがその赤さからわかるから、🦁は正直ほっと
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posted at 18:55:12
していた。だが同時に可虐心も大いに煽られる。
「🌸」
「ッ、」
「好きだ」
「…ぁ、の」
「好きなんだ」
「…なんで、そんなこと急に言うんですか」
🌸の声は震えていて、🦁はそれがとても愛おしくなった。
「もう限界なんだよ」
「限界なのはこっちですッ」
「ああ。じゃあもうなんも考えなくて
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posted at 18:55:13
いいから」
どれだけ想っているか、どれだけ不安か、どれだけ可愛いと思っているか、それはこれからゆっくり話してやるから。
「今は黙ってろ」
赤くなって震える🌸を抱き締めて、結ばれた唇にそっとキスをした。
何度も何度も繰り返し、最後に少しだけ深くしてやったのはちょっとした仕返しだ。
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posted at 18:55:13
#ツイステファンアート
#twstファンアート
新イベのレオナ先輩 pic.twitter.com/pLaoEZnkqK
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posted at 19:44:41
ヴィル様と監督生の曖昧な関係について㉔。VDC当日・リハ後。#twstプラス ※顔有り女監督生 pic.twitter.com/YAdlvzt6rl
タグ： twstプラス
posted at 20:34:24
【アズ監♀/🐙🌸】
2/23 紺恋2サンプル B5/32P
🐙がDTを拗らせる話（全年齢）です
（サンプルの続きはリプ欄に）
#twstプラス pic.twitter.com/l1SwXpQrgb
タグ： twstプラス
posted at 21:00:02
本日Twitter社より発表されたTwitter APIの無料提供の終了に関しまして、お知らせいたします。
pixiv及び関連サービスでは可能な限り、引き続き同様のサービスを継続する方針です。
Twitter社から詳細な発表がされ次第、改めてご報告いたします。
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posted at 21:17:44
非公開
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posted at xx:xx:xx
なんでなのと恨み言を言いたくなる。今日は予定があるのに。溜め息を吐いた、その時、
「寝てろよ」
声と共に温かな腕の中に抱き寄せられて、慣れた体温にホッとする。彼に触れているだけで、痛みが和らいでいくような気がした。
「今日は休んでろ」
「大丈……」
「夫って俺の顔見て言えるか？」
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posted at 22:08:10
「……」
黙っていると、彼――夫は小さく溜め息を吐いた。
「行った先で倒れた方が迷惑だって、お前も分かってるだろ」
「……はい」
誰かに迷惑を掛けることを何よりも苦手なこと彼は知っているから、こういう言い方をする。彼の言う通り、無理を押して出掛けて万が一、動けなくなってしまったら。
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posted at 22:08:11
「でも……」
子供達と約束をしたのだ。次に行く時には、絵本を読んであげると。
「また日を改めればいいだろ。少しも待てない奴らじゃねぇよ」
笑いながら、彼は言う。
「そう……ですね」
「あぁ、だから今日はいい子で寝てろよ」
髪を優しく撫でる彼の手が心地好く、温かな腕に甘える。
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posted at 22:08:12
学生時代から、私がこうして体調を崩した時には彼はすぐに来てくれた。無理をする私を叱り、けれど優しく抱き締めて温めてくれた。
「ありがとうございます」
「別に礼言われるようなことしてねぇだろ」
彼はいつもこう言って、優しさを愛情を惜しみなく与えてくれる。そんな彼だから、誰もが彼を
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posted at 22:08:13
慕い、彼の為に在りたいと思うのだ。
「……私の旦那様は世界一優しいです」
優しく美しく、気高いライオンだ。けれど彼は笑いながら、
「それは違うな」
「え？」
顔を上げると、緑色の瞳が私を見下ろしていた。
「俺は別に誰も彼も優しくしてるわけじゃねぇ」
「そんなこと……」
無いと思う。
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posted at 22:08:13
面倒だとか怠いとか言いながらも、なんだかんだ彼は手助けをしている記憶がある。
「そこまで聖人君子じゃねぇよ、俺は」
目を細めて、彼は私の耳に唇を寄せて、言葉を落としていった。固まる私の額に口付けて、
「いい子で寝てろよ」
そう言って、寝室を出て行った。
「……行ってらっしゃい」
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posted at 22:08:14
聞こえていないだろうが、ドアが閉まる前になんとかそれだけを言い、私はベッドに横になった。
「……ずるい人……」
結婚する前も、した後もそれは変わらない。
お前にだけだ。
先ほど囁かれた彼の言葉に、思わず笑みが浮かんでしまう。嬉しいと思ってしまうのは、いけないことだろうか。
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posted at 22:08:15
「……本当、ずるい人」
簡単に心を奪っていくのだから。
一休みしたら、教会の子供達へ今日のお詫びの手紙を書こう。それから次の約束を……そう考えているうちに、段々と眠たくなってくる。足音を立ててやって来たそれに抗わず、私は目を閉じた。
彼の夢を見られればいいと、思いながら。
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posted at 22:08:16
Oh! チェカくん おじたんの尻尾Watch… ｷﾆﾅﾙ ｷﾆﾅﾙﾈ
#twstファンアート pic.twitter.com/nrKHygEVsV
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posted at 22:12:09
日本史も世界史も苦手。暗記もできなければ応用問題なんてちんぷんかんぷん。クラスの人の名前と顔も一致しないし、教室以外で会ったらクラスメイトだと気づかないかもしれない。それほどまでに人の顔と名前を一致するのが苦手だったのに、今や審神者として全刀剣を把握している。不思議なものだなと。
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posted at 22:15:39
埋まってしまった刀帳を見ながらそう言うと文系な初期刀が笑って言った。
「主になった、ってことじゃないかな」
と。
「僕たちに興味を持ってくれてありがとう」
好きこそ物の上手なれというやつか、と妙に納得した審神者の話、とか。
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posted at 22:15:39
まんばちゃんが幼女にむっちゃ好かれてる話⑦ | ひかり #pixiv www.pixiv.net/artworks/10502...
久々にまとめました。
お暇つぶしに是非。
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posted at 22:17:12
しくりを見つけたので上げ直しタマーシュナムイナのレオナ氏（描いたら出る出るまで出す
#ツイステファンアート
#twstファンアート pic.twitter.com/6lCmHrGJvO
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posted at 22:33:36
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これ、逃げ込む先が女子🚽も考えてた。意外と紳士な🦁はそんなとこ入ってこないだろって考えた🌸だけど、学園内で女子🚽使うのなんて🌸しかいないし自ら密室に飛び込んだようなもんじゃねえかって🦁さんに追い込まれるやつ
しかし壁ドンシーンが🚽は流石に色気がなかったのでやめた
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posted at 23:19:43
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