あやめ@捻れた世界と時間遡行軍と戦う世界と猫世話係
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- 自己紹介 刀剣乱舞とtwstの深い沼底在住戦国畑産成人済(30↑)審神者兼監督生兼お猫様の下僕。ミュもステもアニメも好き。not腐。刀の推しは月と鶴と源氏と🐉他、twstは🦁🍩🐉⚔️🌹♥️🐺 RTのみや迷惑垢は報告→ブロック。無言フォロー失礼します(舞台チケットの応募券は交流のない方にはお譲りしません)
2023年04月19日(水)
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🦈🦐夫婦、子供が生まれたら🦈はめちゃくちゃ育児するんだけどそれは別に父性があるとか子供が可愛いからではなく「馬鹿力半魚人型人魚遺伝子の子供の手が🦐にぶつかったら🦐が骨折するから」なんだよな。別に子供は暴れてないし普通に笑顔でジタバタしてるだけなんだけど、🦈も腕とかに青痣できてる
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posted at 10:39:11
海外なので寝る時は子供別室なんだけど、🦐がおむつ替えに行くときは🦈もついていく。6歳くらいまで🦈が前衛してる。子供が「ママがいい！」って泣いても「その勢いでママに飛びついたらママ飛んでっちゃう！」って全力で抑えられてる。半魚タイプの人魚用ハーネスはトラックにも耐えれる強度が必要
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posted at 10:42:30
退院後非協力的な🦈、子供が🦐の肋を軽く蹴っただけでヒビが入って医者に「あれだけ注意したのに退院1日でこんなことになるなんて何をしてたんだ！」ってめちゃくちゃ叱られて🦐の入院中(肋ついでに点滴)ワンオペする。1日で音を上げた🦈と嫌でも動けない🦐、なんとか協力体制を構築してベイビーに挑む
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posted at 10:53:49
結局育児は🦈がメインになるから🦈の仕事を🦐が代行してる。取り立ては🐬がやってくれるから、🐬の分の書類と🦈の書類を🦐がまとめてやる。激務だけど肋やられないからいいかなと思ってる。役員の育休実績でメディアからインタビュー受けるんだけど「バブが力強すぎて同族の🦈じゃないと普通に事故」
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posted at 11:00:34
「🦐が仕事やってたけど体戻ってないのに激務すぎて何回か倒れた」「🦈が病んで虚な表情で夜中無音でテレビ見ながらバブ抱っこして泣いてた」みたいな地獄の話が世に出回って🐙が急いで社内の育休システムを拡充する。流石の🐙も経験してないことは分からないので母と似た境遇の人に社内改革してもらえ
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posted at 11:00:35
男の人は暴力に訴えるって論調に益々🦈🦐は滅入るけど、専門家が「半魚型人魚の子供は生存本能が強いので成人よりも強靭で身体能力も高い。ヒト族の子供と違い危機意識もあるので少しでも危害を加えられそうになったら先に相手を始末することが多い」ってフォローする。
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posted at 11:10:37
それによって今までの「人魚の子供を見たら死ぬ」っていう都市伝説が「人魚の子供を攫おうとした犯罪者がボコられて死んだ」という実話だと分かってネットが盛り上がる。「嘘松笑ガキがそんな強い訳」「これ教育機関の防犯講習映像、獣人と半魚型の子供だけ確実に致命傷になる部位狙ってる」「こわ…」
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LINE：ディズニー ツムツム公式 @LINE_tsumtsum_j
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#ツムツム
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posted at 12:00:03
でもね、長義はねあなたが頑張ったら絶対に来てくれるんだよ……。先の調査では何かしらの理由があって完走出来なかったのかもしれないのかもしれないけど、もし次の機会があったら頑張ってみてほしい。
そして「あなたの本丸を、審神者としてのあなたを認めてくれた」山姥切長義をお迎えください😊✨
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posted at 14:39:42
2020年公式「源氏兄弟の極だよ🤗軽装だよ🤗日本博特別公演だよ🤗双騎出陣だよ🤗」ｺﾞﾎﾞｯｺﾞﾎﾞﾎﾞｯｯ（まとまった供給に溺れるオタク）
2023年公式「映画だよ🤗歌舞伎だよ🤗花暦だよ🤗」ｺﾞﾎﾞｯｺﾞﾎﾞﾎﾞｯｯ（まとまった供給に溺れるオタク）
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【刀剣男士の姿の呼称について】
2023年4月25日(火)メンテナンス終了時より、顕現直後から修行に旅立つまでの刀剣男士の姿を「初の姿(うぶのすがた)」と呼称いたします。
#刀剣乱舞 #とうらぶ pic.twitter.com/LI9UZLRrbn
posted at 17:01:07
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「……ちょっと、顔、顔」
腹心に呆れた声で言われても、自分がどんな表情をしているかなんて知ったこっちゃない。ただ、非常に面白くないことだけは分かっている。
あのうさぎの良さなんて、お前らが気付く前から知ってる。
そう言ってやりたかった。
女らしい見た目に反して不器用だったり、
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posted at 20:25:27
それで昔から色々と言われてきたらしく辟易していたり、そのせいで自己評価が底辺だったり、怒りが持続しないけれど本気で怒ると怖かったり、ホラーが苦手だったり、意外と意地っ張りだったり、負けず嫌いだったり。
彼女のそういった部分は、コイツらはきっと知らないだろう。本当の性別すらも。
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posted at 20:25:28
「なに張り合ってんスか」
「うるせぇよ」
恋人でもないのに、そう言いたいのだろう。
だが、そんな今更なことを議論するつもりはない。恋人であろうがなかろうが、あのうさぎに関して色々口出し手出しされるのは我慢ならない。
「だーから、さっさとモノにしちゃえば良いのに」
「……うるせぇ」
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posted at 20:25:29
それが出来たら苦労しないのだ、それが出来たら。深く息を吐き出したその時、
「あ、噂をすれば」
向こうの角を曲がって現れたのは、今しがた話に上がった可愛いあの娘。両隣に彼女の親友、華奢な腕には相棒が抱えられていた。
何かを言い合っている二人を宥めるように、苦笑しながら歩いて来る。
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posted at 20:25:29
こちらには、まだ気付いていない。だがその時、彼女の目がこちらを映した。
「……！」
まるで花開いたかのような満面の笑みが、その顔に浮かんだ。
あるはずのないうさぎの耳が、ピンと立ったような錯覚を覚えてしまうほど、会えて嬉しいと全身で表していた。
「こんにちは、先輩方」
「どーも」
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posted at 20:25:30
駆け寄って挨拶をする彼女の笑顔に、先ほど噂していた生徒達がひそひそとこちらを見て、何かを言っていた。きっと可愛いだのなんだのと、また言っているのだろう。
「……ご苦労なことだな」
「？ なんですか？」
明るい茶色の瞳に聞かれるが、首を振って彼女の頭を撫でる。
「なんでもねぇよ」
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「そうですか？」
「あぁ。……今日、来るだろ」
尋ねると、白い頬がふわりと染まった。恥ずかしそうに長い睫毛を伏せて、
「えっと……」
どうしようか悩んでいるのだろう。
恋人同士でもないのに同衾するのは如何なものか、よくこのうさぎは言う。だけど結局、こちらが上手く言い包めれば
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posted at 20:25:31
それを律しきれずに自分の腕に収まるのだから、可愛いことこの上ない。
「……お前がいると寝られるんだよ」
「っ!!」
呟くように言うと、彼女はハッと顔を上げて、
「お邪魔します」
はっきりと言った。
情に訴えるなんて、我ながら姑息な手を使うとは思うが、使えるものはヌーだって使う。
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自分が眠りが浅いこと、寝不足気味なことを彼女が気にしているのはずっと前から知っているのだから。
今夜は安眠をと、使命感に燃えるうさぎの柔らかな頬を撫でながら、
「後で迎えに行く」
「はい、待ってますね」
嬉しそうに笑う彼女から手を離して、踵を返す。後ろから腹心が付いてきて、
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「今日の晩メシはうさぎちゃんのリクエストにするっスよ」
「好きにしろ」
野菜たっぷりのメニューになっても構わない。
先ほど噂していた生徒の横を通ると、
「……え、マジ？」
「そういうこと？」
こちらに尋ねているわけではないから、足を止めずに通り過ぎる。まぁ、聞いてきたところで、
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教えてやる義理は無い。
「……欲しけりゃかかって来いよ」
爪の先も容赦なんてしてやらないが。
あのうさぎは、自分のものなのだから。
ご機嫌に尻尾が揺れるライオンの後ろ姿を見ながら、
「…………ご愁傷さまっスねぇ、ホント」
誰のことを言っているのか、ハイエナはやれやれと笑った。
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「🦐ちゃんは突然会えなくなった異世界の家族よりオレを選んだの。だからオレは異世界の家族の分も🦐ちゃんを大事にする」
「今回は出る幕無しか」
「…い、異世界って何言ってるんですか…」
「そりゃそう」
「あの、異世界とか真面目な顔で言うのやめたほうがいいですよ…私はこれで」
「あれ…」
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posted at 21:02:26
「あの言葉嬉しかったですよ。大事にしてくれてるの分かってますし」
「オレ不思議ちゃんみたいだったケド…」
「…でも本当良かったです。お仕置きの必要がなさそうで」
「ん？」
「ずっと先輩庇ってくれないから、仕返しに🐬先輩に頼んで先輩を妬かせようと思ってたんですが…」
「す、ｽﾝﾏｾﾝ」
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会話ではなかったが、それでもよかった。
🦁の声を聞けて匂いを感じて視線を感じて。それだけでも🌸は満たされてふわふわ笑う。
しかしひとたび🦁の前から離れ、こんなふうに夜を迎えた時にはその笑顔は完全に雨空の如く隠され曇っていた。
「……私なんか隣に立てないよ…」
一国の第二王子の隣に
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立つような立ち振る舞いも美しさも気品も何もかも持ち合わせていない。
住む世界が違うのは何度も咀嚼して理解してきたものだった。
「…へぇ？誰の隣に立てないって？」
「っ？！！」
音もなく訪れた🦁に🌸は驚く。
この寮に勝手に出入りするのは昼寝場所として提供しているため、違和感はないが
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来てると知らなければ驚くのも当然の反応だった。
「ククッ…星を、見ていたのか？」
「はい、星空を見上げるのが日課でして。」
「そいつは初耳だな、ここよりうんと見栄えがいい場所を知ってるが…」
「…！！」
🦁のその言葉に目を輝かせる🌸。だがそれは一瞬で遠慮から表情が曇る。
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「良ければご一緒願えますか？レディ？」
「っ！ぜ、ぜひお願いします…！∕∕∕」
手持ち無沙汰だった手をそっと下から持ち上げられ、そう言って手の甲にキスをされて🌸は歓喜で背筋がゾクゾクするのを感じながら顔を赤らめた。
恥じらう🌸をよそに🌸を抱き上げ、箒に乗って空を飛ぶ🦁。
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「うわぁ……すごい！」
空なんか飛んだことの無い🌸はそれだけで大はしゃぎだけど、バルコニーや窓より近くで見上げる空は特別近くて綺麗に見えた。
「🦁さん、ありがとうございます。」
「おいおい、まだ礼を言うには早いぜ？まだ目的地じゃねぇよ。」
そう言って少し笑いながら見下ろす🦁に
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🌸は見蕩れる。
やっぱりこの人は本当にかっこよくて綺麗で美しくて、星空なんかなくても輝いている、そう思うや否や無意識に🦁の首裏に腕を回して抱きついて🦁の頬にキスをした🌸。
「っ！」
突然の🌸からのアクションにびっくりライオンになった🦁は前進するのを止めてしまう。
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「🦁さんやっぱり綺麗…」
惚けたようにそう言いながら微笑む🌸にいつも流暢な天邪鬼は完全に調子を狂わせ、出てこなかった。
「…そうかよ…」
普段実家に帰れば縁談だなんだと取り付けられ、どこまで真実かわからないくらいにはこの外見はよく褒めちぎられる。そのため、照れたりとかすること
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なんて既に無かった🦁は今この時本気で照れていた。
天邪鬼だけではなく、口さえ回らなくなってしまって手の施しようがないとはこのことで。
「…？嫌な思い、させてしまいました…？」
あまりに反応がないのでついに🌸は不安そうな顔と声をしてしまう。
それを見て慌てた🦁はグッと🌸を抱く腕に力
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を込めてお返しと言わんばかりに🌸の頬に頬擦りをする。
「…お前以外に褒められたなら慣れすぎて飽き飽きしていると笑ってやったんだがな。🌸、お前に言われるのは新鮮で温度があっていい。大丈夫だ、嫌な思いはしてねぇ。嬉しい。」
これ以上不安にさせない為にも🦁は素直に気持ちを🌸に伝えた。
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「ふふ、それならよかったです。」
そう言ってまたふわりと微笑む🌸に🦁のエメラルドは優しく細められる。
「…なぁ、🌸。」
「はい？」
「ライオンの狩りはどんなものだったか、前話したことがあるが覚えてるか？」
「？はい。集団での狩りで時には待つことも大切だって教えてくれました。」
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「あぁ、そうだ。俺は今狩りの最中でな？とびきりの獲物を見つけてるのに待つどころか本当に捕まえられるか珍しく尻込みをしてるんだ。」
「珍しいですね？🦁さんならぱぱっと捕まえそうなのに。」
目の前の🌸は自分のことだとつゆとも思わずにそう言ってのける。
🦁は思わず小さく吹き出した。
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「フッ、確かにな？それは違いねぇが。まぁそろそろ待つにも限界だしよ、狩りを再開するか。なぁ？🌸。」
「え…？」
何かを言い含んだ物言いに流石の🌸も気づいたころには🦁の顔はしたり顔。
「えぇ？！わ、私食べても美味しくないですよ？！」
「大体獲物はそういうんだよ、食われたくねぇ
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からなァ。」
「…そりゃ食べられそうになったら言いますよ、誰だって！」
「…まぁそうだろうが、俺の狩りの意味はそっちじゃねぇんだよ。」
自分の言い回しを真に受けて真剣に青ざめていく🌸に慌てて訂正を入れる🦁。
この鈍感うさぎをどう己の腕の中に落とし込めようかと考えて言った言葉が
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まるで効果なしの状況に本当に涙が出そうになる🦁だった。
「そっちじゃない？」
「こっちの意味の狩りだ、身をもって知れ。」
そう言うなり、目を閉じてそっと🌸にキスをした🦁。
ジワジワと理解する🌸の目は限界まで見開かれ、次第に潤いを増していった。
そこでようやく理解した🌸は目尻から
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片想いが成就したことの嬉しさで一筋の涙を流した。
程なくして離れた唇。それを目で追うように見送った先に見えたエメラルドはとても優しい色をしていて。
「…っ…」
「…ずっと言おうかどうか迷ってた。俺と一緒になればいつか、不自由な生活になる。だから諦めようとも思ったが…生憎諦める
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という手段自体そもそも持ち合わせていなくてな。」
「諦めないで、いてくれてありがとうございます。私も…ずっと🦁さんに片想い、してました。でも不釣り合いだと諦めてました。🦁さんが諦めないでいてくれたから今があると思います…その…🦁さんが良ければ、よろしくお願いします…」
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「不釣り合いなもんか。どんな上等もんの贈答品より嬉しいとびきりの獲物だとこれからその身にしっかり叩き込んでやるから覚悟しろよ。俺が誰かを好きになるなんて後にも先にも🌸、お前だけだ。」
「〜〜っ！」
優しい眼差しとは裏腹に少しトゲのある言い方は全然怖くもなくて🦁らしい言い回しで
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それが余計に🌸の心に刺さった。
至近距離でそんなこと言われたんじゃ、耳から溶かされるんじゃないかと思う🌸だった。
「さ、そろそろ目的の場所に向かうぞ。」
「はい、お願いします、🦁さん。」
🦁に抱きついていた腕を少し緩ませて🦁の視線の先を見れば、🏰の裏の森を抜けた場所にある
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posted at 21:04:37
小高い丘があってそこには1本だけ木が立っていた。
周囲は360°見渡す限りの星空が広がっていて現地に着くより前にその絶景を想像して興奮する🌸。
今までは一人で見ていた星空も今日からはずっと想いを募らせていた🦁と一緒に見上げることが出来るのが🌸はとても嬉しくて仕方がなかった。
その後、
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posted at 21:04:37
元の世界に帰ることに決めた🌸、今の世界にいた記憶は自他共に全て失くしてもらうことになったけど
恋人である🦁さんにだけは自分でやりたくて、🎭に頼んで禁術を薬に仕込んだ特別なものを受け取って🦁さんに会いに行く。
でも🦁さんは、過去に自分の為にそれを作ったことがあり、🌸から微かに漂う
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posted at 23:25:31
魔力の匂いでその薬に気付くのと、そんなものを🌸が持っていることでこれから何が起こるかも気付いてしまう。
元々勘の良いせいで嫌でも頭が回ってしまい、🌸と🌸がいた元の世界をすぐに結びつけられ内心ひどく焦るが、(🌸がそう決めたなら、俺が出る幕は無ェだろ。...俺に何も話さなかったなら尚更)と
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posted at 23:30:08
自分に言い聞かせ、「よぉ、待ってたぜ」と得意の冷静さでいつも通りを装って迎える。
「すみません、🐈⬛と言い合いになっちゃって...！」なんて、🌸までいつも通りな様子を見せてくるから(...本当に何も言わねぇつもりだな)と胸が痛む🦁さん
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posted at 23:33:27
そのまま"いつも通り"が続いていくが、
いつも通りにされるからこそ、この時間があまりにも尊いものに感じてしまい、この日常が失くなるのか、日常は続いても🌸がいないのか、と冷静に思えば思うほど耐えられなくなり
🌸が決めたことならと尊重し、送り出すつもりが「......なんだか元気無さそうだな」
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posted at 23:37:05
と、🌸の決心が揺らいでくれないかとらしくなく期待して、🌸がどう出るかと試しに出てしまう。
「っ、え...？元気無く見えますか？」と一瞬狼狽えた瞳を見逃さなかったが、「特にどこも悪くないんだけどなぁ...元気ですよ！」なんて笑って返されるので、また俺が知らないうちに全て背負いやがって、
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posted at 23:43:03
こんなのが最後だなんて納得できるわけねぇだろ、と段々自棄になってきてしまい「そうか？お前は自分の体調にも気付かねぇ節があるからな...俺がいなかったらどうすんだか」と余計なことまで思わず口走る
そんなことまで言うので「ぇ、えぇ...？はは、そうですかね...？」と今度は分かりやすく作り笑い
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posted at 23:47:01
する🌸。
「...確かに🦁さんにはいつもお世話になってますけど、私だって1人で生きていけるんですから」と俯きがちに言う🌸を、何も知らない人は拗ねてるように見えるのだろうが、🦁さんにはそれが🌸の決意であり、自分への残す言葉なのだと受け取る
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posted at 23:51:31
「...フン、そんなこと言われちゃ返す言葉が見つからねぇな。......あまり無理すんなよ」と、🦁さんからも残す言葉と感じさせることを言うか、
「ハッ、そうかよ。...俺は、お前くらい手のかかる奴がいねぇとつまらなくて生きていける気がしねぇな」と、🌸を惑わせる目的で、冷静さなんてとうに消えて
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posted at 23:59:31
