小野不一
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2010年11月07日(日)
734 およそ苦しみが生ずるのは、すべて識別作用に縁って起るのである。識別作用が消滅するならば、もはや苦しみが生起するということはありえない（スッタニパータ）
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posted at 08:20:19
すぐれた作品に身も魂もぶつけて、ほんとうに感動したならば、その瞬間から、あなたの見る世界は、色、形を変える。生活が生きがいとなり、今まで見ることのなかった、今まで知ることもなかった姿を発見するでしょう。そこですでに、あなたは、あなた自身を創造しているのです。
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posted at 12:00:12
738,739 楽であろうと、苦であろうと、非苦非楽であろうとも、内的にも外的にも、およそ感受されたものはすべて「これは苦しみである」と知って、滅び去るものである虚妄の事物に触れるたびごとに、衰滅することを認め、このようにしてそれらの本性を識知する（スッタニパータ）
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posted at 13:20:03
ノーベル平和賞効果で商売繁盛、兵器製造で雇用回復：オバマ大統領、インド訪問でボーイングC-17軍用輸送機10機50億ドル販売を確約。好景気のインドに露、仏兵器企業もセールスに必死。ムンバイテロ事件でインド軍も装備刷新の機運が高まったと。 ow.ly/35DSQ
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posted at 14:59:01
カントは、（尾渡達雄訳）「人間愛のために嘘をつく権利について」（『カント全集』16、理想社、1966）のなかで「誠実は絶対的義務」だと説きます。あらゆる状況であろうが嘘を付くなということ。しかしここでいう「絶対的」とは「イデア的」な「神義」的な「絶対」ではないようです。
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posted at 16:22:55
言語がサークル的な内向き言語へ転換すると、構成者に居心地のよさをもたらすが、同時にそれは排除の構造となる。簡単なことだ。しかしそれ以上に問題なのは、外的世界との差違が不可避的に強調されればされるほど、内的空間が均質化してしまうということ。そしてそれは加速度的に進行する。
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posted at 17:55:21
現代とは「人間が無数の生命の形態を破壊することに熱中している時代」。この時代には「きちんと秩序立ったヒューマニズムは自然に生まれることはできず、どうしても生命の前に世界を、人間の前に生命を、自己の利益の前に他人の尊重を位置づけなければならない」とはレヴィ＝ストロース。
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posted at 20:27:32
「暴力は野蛮の大憲章（マグナ・カルタ）」、オルテガ（神吉敬三訳）『大衆の反逆』ちくま学芸文庫、1995年。人間は人間性が喪失される度合いに応じて、操作されやすくなり、集団の絶対視が暴力を許容してしまう。
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posted at 20:39:51
Ｊ・ハリスの「サバイバル・ロッタリー」（10人の命を救うために１人を殺すことは許されるか／生存率最大の原則）を確認するために、エンゲルハート他（加藤尚武ほか訳）『バイオエシックスの基礎』（東海大学出版会、1988）を再読。この手の教材では嚆矢となるが作品。
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posted at 22:09:11
何しろ特定集団への排他的熱狂はナショナリズムの温床となりかねないからです。集団的な熱狂は外発性をその特徴とします。いかに盛り上がろうとも、人間の側からの内発的な対応がなければ、知識や情報がいかに豊富でも容易に権力による情報操作を許し、笑顔のファシズムさえ招来しかねないからです。
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posted at 22:45:46
