柑橘/跡地
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2012年12月31日(月)

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2012年12月30日(日)

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(あれは…かりんとう?…普通じゃあ有り得ないがブチャラティのことだ、もしかすると何か考えがあってのことなのかも知れない。ど、どうみたってかりんとうだが…どうする。注意した方がいいのか…?しかしここで普通に注意してもしただのミスだったとしたら奴のプライドが…よしここは俺がふざけて言
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知る誰に想像ができるだろう。その唇から出てくる吐息はどんどん熱をあげて、淫靡な湿りを帯びて、部屋の中に充満する。この部屋の空気が全て、情欲を煽る媚薬である様に。「セックス、するぞ」と、ブチャラティの指がそこに触れるともう止まりはしない。まだ、夜は始まったばかりだというのに。
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がくがくと揺らした。胸にブチャラティの指が当たる度にまた快感がじわじわとアバッキオを蝕んで脳を蕩けさせていく、きっと鼓動だって、その指を伝ってブチャラティに届く。「はやく、我慢できない、はやく」まるで春先の猫の様に艶やかに、下品に腰を揺らして、脚に擦り付けて来る様はブチャラティを
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とてもいやらしい。ばくばくと暴れる鼓動すら、指先から伝わるほど、ブチャラティだって興奮している。きっと、自分より多く薬を飲んでしまっているのだ。「アバッキオ、アバッキオ」とうとう上に跨る形になったブチャラティがうまく焦点のあっていない瞳でアバッキオを見やって、胸ぐらを掴みあげると
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薬であるのだろう。荒くなっていく自分の呼吸ですら艶っぽくなっていって、アバッキオ自身の耳を犯す。その声を聞くとブチャラティが妖艶に目を細め笑うものだから、心臓も目もどんどん痺れていく。「色っぽい、アバッキオ、」そう呟くブチャラティだってまるで色気の塊で、白い肌が薄桃色に色づいて、
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触れ合うたびに、アバッキオの身体にびりりと快感が広がって、つい声が漏れる。そこだけではなかった、ブチャラティの吐息がかかった首、ブチャラティが触れた胸、ブチャラティの脚が当たった太股、全てからしびれる様な快感が身体中を走って行った。びやくだと気づくのにも時間がかかったあたり、強い
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なにか面白いものでも見つけた子供みたいな瞳でこちらをみてくるものだから何を言っても無駄なのだと感じた。やがて立っていられなくなったアバッキオがよたよたと床に膝をつくと、ブチャラティはまるで弱った獲物を狙う豹の様にするりと寄ると、やたら熱っぽい吐息と瞳で頬をすり寄せてきた。頬と頬が
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る汗を拭った。キスした時に感じた何かぬるりとした液体はすでに飲み込んだあとで、吐き出そうにも呼吸すらうまくいかなかった。熱くて、足下がぐにゃぐにゃと歪みふらつくし、頭はぼんやりして、目の前は涙で歪む。明らかに飲み下したその液体が原因で、ブチャラティを睨むが、それでもブチャラティは
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つい突き飛ばしたものだから、ブチャラティの軽い身体が簡単に飛んで行って本棚にぶつかった。数冊の本が落ちてもお構い無しなブチャラティがこちらを見つめて、その視線がひどく熱く感じる。キスした舌がびりびりとしびれて、喉も、胸も熱くて仕方がなかった。これはなんなのかと、アバッキオは出てく
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2012年12月29日(土)

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アバッキオの引き出しにこれ↓ #絶対に笑ってはいけない護衛チーム24時 pic.twitter.com/N5iG6iv
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2012年12月28日(金)

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ないのに一方的に嫌うなんてもったいない!君だってコレを知れば好きになるさ…。ほら、力抜いてさ楽しもうよ。スタンドなんて使うなよ?」彼はしっかりと釘を刺して、目を隠す布を取らぬまま俺へと口付けた。 ―完―
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ろ俺は、クスリのことを知ってから死に向かっているようなものだ。(そうだ。許すことも受け入れることもできないが、諦めたじゃあないか…)歯を食い縛り耐える俺を前に、ヤツはぺらぺらと喋ることを止めない。「僕が思うに、ブチャラティ、君はいわゆる”食わず嫌い”だろう?一度も善さを味わってい
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すことはできないが、俺ひとりにどうすることもできないのも事実だ。俺の力では組織を敵に回すことなどできない。ましてや俺には部下がいる。ここで俺がコイツを殴ったとして返ってくるのは組織からの追手だ。俺の感情に任せた一つの行動でチームの皆を危険にさらし命を失わせる訳にはいかない。何にし
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聞こえてきてゾクリと全身が粟立つ。そして彼は俺の耳元でさも楽しそうに「セックスドラッグだよ」と呟いた。嫌悪感に体が震え上手く言葉が出てこない。どうしたらいい。拒めばいいのか?目隠しを外してコイツを殴り飛ばし逃亡するか?しかしそんなこと俺にはできなかった。クスリを流す組織のことを許
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。その中に指を突っ込まれ口の奥に何かを置かれて呑み込まざるを得なかった。嫌な予感がし吐き出そうと思っても空咳が出たりえづいたりするばかり。どうにかしようと椅子から落ちて床に膝を突き、咳き込んでいた俺は再度顎を強引に掴まれ、彼の方を向かせられた。彼からはくすくすと小さな笑い声が
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アイディアを思いついたんだ」言い終わると同時に乱暴に顎を掴まれた。突然のことに思わずその手を振り払いそうになるが、相手は組織の上層部だ。抵抗することなどできない。ぐっと堪えされるがままにする。「君に善さを知ってもらおうと思う」顎を掴む手にさらに力が籠められ無理矢理に口を開かされた
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なのか、ポルポのせいで俺やチームを過大評価しているのか、はたまた面白がっているだけなのか。よくわからなかった。「そこで、だ」急に眼の前から聞こえてきた声に思わず頭を後ろに引いたが、すぐに背もたれに受け止められてしまう。「君に否定されないためにどうすればいいか考えたんだ。そしていい
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らも一目置いてるんだ。だから君に組織を否定されるとつらいんだ。わかるよね?」「…はい」否定と言うのは裏切りと言う意味だろう。末端のチームひとつに裏切られるくらい、本来組織にとって痛くも痒くもないはずなのになぜこんな脅しまでかけてくるのか。よほどクスリが組織にとってデリケートな問題
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やってたつもりなんだけど…わかっちゃうなんて!」優秀だとポルポから聞いているよ、と彼は続けた。「でも、君はクスリを嫌っているらしいじゃないか」「…」そこで彼は歩きまわっていた足を止めた。きゅっと靴底をならし再びこちらへと近づいてくる。「街の人たちにも中々好かれてて、優秀な君にこち
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を意味するかもしれない。大げさかも知れないが、そこまで考えさせるほどに彼の言葉は重さを持っていたのだ。逡巡して俺は「はい」と短く答えた。「さすがだね!」そんな俺の思いを知ってか知らずか彼は歩みを止めないまま無邪気とも言えるほどの声音で言った。「話に聞いてた通りだ!わからないように
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知っているね?」断定的な口調になんと答えるべきか迷った。相手は、俺がクスリについて何かしらを感知しているということを知っているぞ、と言わんばかりのものだった。ここで『いいえ』と答えるのは簡単なことではあるが、それは彼に対し嘘をつくということであり、つまり組織への忠誠を疑われること
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僕に呼ばれたかわかるかな?」「…わかりません。何故ですか」ここで自分の思っていることを答えるのはリスクが大きすぎる。下手に出るのが無難な選択だろう。「そうか…じゃあ質問を変えるよ」そう言って彼は部屋の中をわざと足音を響かせながら歩き始めた。「君は組織がクスリに手を出していることを
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大柄な奴ではないようだ。そいつは真っ直ぐと俺に向かって歩いてきて、止まった。「やぁ、ブチャラティ」頭上から聞こえてきた声は考えていたよりずっと若い。まるで少年のような声だった。「初めまして」相手の名前も分からずずいぶんと簡素な挨拶になってしまったが仕方がないだろう。「今日は、なぜ
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こちらの攻撃と防御を阻止するのに非常に有効な方法だ。そうわかってはいるが、ここで俺が拒むという選択肢は初めからない。俺は紙にあった通りに椅子に腰かけて布をきつく顔に巻き自分の視界を遮断した。しばらくしてギィと床の軋む音がして部屋の中へ人の気配が現れた。足音と気配は一人分。そんなに
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テーブルの上にはまた紙切れが一つと黒い布があった。(宝物はこの布か?)カーテンが閉め切られた部屋の中で目を凝らし紙切れを読む。”そこの布で目を隠し、椅子に座れ” なるほど。これは結構な上の地位の人間が姿を現すようだ。ばかばかしい演出の仕方で古典的な方法ではあるが目を隠すというのは
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切れが落ちていることに気付いた。拾い上げてみると”左奥の部屋へ”と印字されている。子どもがする宝探しみたいな方法に笑いそうになったのを堪えて指示通りに奥へと行き、再び「失礼します」と断ってから部屋へと入った。ドアを開けてみると部屋には一脚の椅子とその横に小さなテーブルが一つ。
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家の中にも人の気配がまるでないことだ。上層部の人間が易々と一チームリーダーである俺に姿を見せるとも思えないが、使者くらいいてもいいはずだ。だがしかし、この空間には誰一人としていないようだった。(俺にどうしろというんだ…)様々な可能性に思考を巡らせながら廊下を数歩進んだところで、紙
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がわかり、名乗ってから「失礼します」とドアを開けた。中へと足を踏み入れてみてもそこは至って普通の民家の様だった。真っ直ぐと伸びる廊下に左右に見えるドア。玄関マットが敷かれ額縁に飾られた絵が廊下を彩っている。あえて普通でないところを挙げるとするならば、玄関の鍵が掛かっていないのに、
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ない。俺はそれまで向かっていた方向からくるりと逆を向き、少年が消えていった同じ方向へと歩を進めた。告げられた場所は大通りから一本入った場所ではあるが、見た目は普通の民家だった。一応ドアをノックしてみるものの中からの返答はもちろん無い。ドアノブを捻り少し引くと鍵が掛かっていないこと
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られ勝手に切れた。その様子を見つめている目の前の赤毛の少年が組織の関係者なのかどうかはわからないが、礼を言って電話を返す。受け取った少年は何も言わずその場を走り去り人ごみに消えていった。この場所から指定された場所までの移動時間を計算すれば、今すぐにでも移動を開始しなければ間に合わ
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ついていた。きっとクスリのことだ。あの二人がポルポにまで話をしにいったことが上層部、もしかするとボスにまで届くのも時間の問題だろうとは考えていた。しかも俺の生い立ちを考慮すれば、呼び出されるのも不思議ではない。「ブチャラティです」と電話口に話しかければ一方的に場所と日時だけを告げ
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幹部よりも上の地位の奴らから呼び出されるときは、いつも唐突だった。どうやって知ったのか個人用のPCにメールを送りつけてきたり、街中で脈絡もなく紙を渡されたり。今回はそばかすの目立つ少年からいきなり携帯電話を渡された。方法こそ予想していなかったが、呼び出される理由はなんとなく予想が
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