大本薫 Kaoru Ohmoto
- いいね数 11,694/13,358
- フォロー 2,831 フォロワー 2,653 ツイート 290,630
- 現在地 東京 LA NY 茅ヶ崎 鹿児島
- Web http://www.sunamajiri.com/
- 自己紹介 natural-born Jazz Flutist。ジャズフルート奏者。フルートらしさ(フルーティズム)よりジャズが本体の破壊者。幼少より渡米。ジュリアード音楽院、コロンビア大学文学部院卒。全米ジャズ教育協会会員。英米で流行りのハイデガー論者。てげてげでアドリブする現存在。17年鹿児島移住。コロナ禍で休眠中。
2015年05月28日(木)
因果は時間が前提だ、という近代 twitter.com/sunamajiri/sta... 以降、本当に必然より偶然が肯定的 twitter.com/sunamajiri/sta... なのか、というのが常に問題。
タグ:
posted at 14:09:41
宿痾としてのアメリカニズム。アメリカ人が因果の縁に落ちるのは、現実を空想のように捉えて、現象を想像する西欧文明の本来の感性から逃走し、空想としての現実に走るならまだしも、下手すりゃ仏教に逃げこむからよね。最もたちの悪いイデオローグ。bit.ly/1EyVp8s
タグ:
posted at 14:54:37
2015年05月29日(金)
2015年05月30日(土)
(ドゥルーズの「超越論的なモノの単数性」に対する)デリダの「超越論的なモノの複数性」という「図式」については、それって「透明な散文の雑文性」の「図式」とも重なるんじゃ、という気もするし、文脈を整頓すれば、「散文とは、超越論的なものの複数性の場である」と無茶な事も言えるのかも(?)
タグ:
posted at 19:42:07
非公開
タグ:
posted at xx:xx:xx
デッドレターの話、そうなんだろうが、批評がフロイトで唯物論を延命するのに対して、カント書のハイデガーにある観念論の完遂、という二者間での対話に見えるね。フロイトでは象徴だ。しかしハイデガーでは観念は時間だ。twitter.com/Consav455/stat...
タグ:
posted at 20:46:26
批評がフロイト的な象徴化に陥るのに対して、非批評的で非象徴的な何かがあり、それに対して、批評が断絶しているという話でしかない気がする。象徴化というのはたいてい、そういうものだ。
タグ:
posted at 20:50:45
2015年05月31日(日)
超感性的なもの、つまり音楽の話から、文学のアンチロマンという話に転じると、日本にあるのはフロイディアンロマンしかない。これもカントに対する転倒。つまり単なるロマン主義。これに自覚的でない日本の文学評論は極めてやばい。twitter.com/sunamajiri/sta...
タグ:
posted at 03:25:50
音楽にある文学的なしがらみはロマン派ぐらいなのだが、文学の話で言うと、日本では評論家がフロイディアンの父性、実作家は息子のようなファミリーロマンに陥っている。転移はあるだろうが、転移では象徴しかない。これはカント~現象学の転回に対する単純な誤謬。
タグ:
posted at 03:30:26
日本で実存主義以降の評論家が、文学を哲学と思い、フランス経由のフロイディアンロマンの象徴性だけを語るのだが、フロイトでは転移と象徴がある。しかし、カント~ハイデガーの実存には象徴がない。この違いを文学から発見できない哲学的な言葉遊びに意味があるわけがない。
タグ:
posted at 03:38:09
その点は柄谷というより、日本の文学テクストの問題なんだろうね。たしかにド・マンはハイデガーの時間性に忠実だが、柄谷はどこからか退却している。もはやアンチハイデガーなことばかり語らされている。あれが不思議だ。@Consav455 日本の文芸評論家ではなく、ド・マンが
タグ:
posted at 08:04:16
神から時間へ。たとえ文学修辞と哲学の垣根が脱構築されても、それは文学テクストが神から時間を志向するからだろう。他方、聖書のような文学を持たないところで修辞言語を批評しても、精神分析すら単純に時間から神へ因果律へ遡行してしまいそうだ。単純に、そういう倒錯しかない気がする。
タグ:
posted at 11:04:26
ハイデガーの観念論性をいったのはここ twitter.com/sunamajiri/sta... でだが、息子を奪回した昭和が象徴となった時、娘は神隠しにあうのだ。デッドレターというのは、こうしたアンチミステリーの修辞のようなものであり、それは精神分析の神、つまり分析家の喪失のようなものだ。
タグ:
posted at 11:17:24
2015年06月01日(月)
まずジャズは極めてアンチロマン派的な音楽です。自発性のはじめに触発する時間ありき、というのがハイデガーがカントから引き出したアンチロマンであり、現代思想の端的な原点です。ロマン派は音楽の自発性=主観性を幻想するが、ジャズにはその幻想がない。@miyatadaraosu
タグ:
posted at 14:35:06
ヘーゲルは思考理念の重要性を特に具体的に示そうとして、思考の規範が即ち現実の規範だとした。それによって思考の法則性が純粋に理念的なものでなく事実的なものだという誤解が生じた。感覚的現実世界の内で彼が思考さえも一個の事象のように求めていた、と彼の考えはすぐに誤解され始めた。
タグ:
posted at 15:13:08
ツイートまとめ(^-^)/ 非言語である音楽のはじめには触発がありき、というのが音楽のアンチロマン的な方法序説です。www.facebook.com/kaoru.ohmoto/p...
タグ:
posted at 15:27:23
純粋自己触発というのは、自己=時間が現前しないことです。時間とは自己のことだが、そのように時間が現前しない境地といってよい。音楽の外部的な時間のことではなく、むしろ無時間的な充溢のようなことです。twitter.com/femmelets/stat... @miyatadaraosu
タグ:
posted at 18:25:42
用語の上では逆説的なので、もうちょっと具体的に言うと、モチーフが触発されてヴァリアントになるという外的な時間のことではなく、外面的には、どんな瞬間にも即応できる充溢やグルーヴ(紡ぐこと)のことです。@miyatadaraosu
タグ:
posted at 18:29:33
ジャズは合奏ではないんです。つまり外部の時間に合わせていない。各自が独自のタイム感、ビートを有していて、それがたまたまシンクロするんです。とはいえ、自発性ではない。自発的に外部に合わせるのではなく、むしろ自己の中に触発的な何かを抱えるるというような。@miyatadaraosu
タグ:
posted at 18:56:23
最もいただけないのがメトロノーム練習だとよく言われるのだが、哲学的な言い方を敢えてするならですが、自発的に外的な時間に合致させるというより、自己の中のビートが触発して、結果として偶然的に外的にシンクロしてしまう、そのための能力をどうするか、といった話。@miyatadaraosu
タグ:
posted at 19:01:05
2015年06月02日(火)
現象学が晦渋化するのは自己触発論だからだ、と摂津くんと会話してたね。twitter.com/femmelets/stat... ハイデガーのカント書では、一者の時間が自己である、という話です。bit.ly/1F9DUkD @LitoSnowfield
タグ:
posted at 16:42:58
摂津くんが難しい話ではないというように、別に、時間=自己(非現前的時間)という話が難しいわけではない。逆に、時間=他者(現前的時間)という方が遥かに晦渋だろう。現象学は非現前的時間を問題にしている、という単純な話だ。@LitoSnowfield
タグ:
posted at 16:45:52
昨日、音楽のロマン派は現前的時間だと語ってしまったのだが、ハイデガーが、カントには非現前的時間がない、構想力から退却したということは、音楽で考えるとなぜか直感的に理解できるように思えたからです。twitter.com/sunamajiri/sta... @LitoSnowfield
タグ:
posted at 16:59:13
一者はデカルト~カントの神ではなく、自己時間だという程度の話だが、問題は話題が尽きないことの方。色々余計なことまで語らされてしまう。当時、摂津くんとも性感論の話だったようだが、時間の一者性が神ならば、不感症になりそうだ。(爆笑) @LitoSnowfield
タグ:
posted at 17:15:10
まとめ(^-^)/ 音楽は「現前的時間」なのか、いや違うだろうと語らされてしまった、ではないか。www.facebook.com/kaoru.ohmoto/p... カント以来、哲学的に語られることがタブーになった音楽(聴覚)。一者=時間の在処が、音楽において混乱するからだ、という話になってるはず。
タグ:
posted at 17:24:14
音楽は、いわゆる外的な時間と接触して、継起連続のようになりかねないから、継起というそうした多様を一者にまとめあげる内的時間論の概念が大混乱してしまう、だから音楽は哲学の話ではない、という程度の話なのだが、尾ひれをつけると、たしかに個人的に音楽では不感症になる。
タグ:
posted at 17:54:33
しかし、直ちに逆説すると、外的な時間では多様だが、内的時間なら多様をまとめる時間の一者性だ、という時間の現前非現前という話は、しかし本来、直感的に音楽の話であるべきなのだ。そうさせないロマン派的な音楽の有り様に内的な時間が乏しい、というだけの話だろう。
タグ:
posted at 18:11:14
昨日の音楽の話に引き寄せると、アンチロマン(ロマン派の解体)としてのジャズでは、音楽は継起連続という感覚がない。つまり、ロマン派にとって音楽は単なる音価や継起の連続であり、時間の外部化=現前化でしかない。それは内的時間=非現前的時間の希薄化なのだろう。
タグ:
posted at 18:31:10
要は、多様に対する一者の時間性で、継起連続のような外的な多様を、時間の一者性が瞬間化する、というのが音楽のとくに即興性だが、時間は外的な連続=メロディーラインとしてあるのではなく、つねに内時間連続的に即応的にあるから、どんなメロディーも即時的に解体できる、という程度のことだろう。
タグ:
posted at 18:37:47
このように、アンチロマン派的なジャズの即興にとっては、時間の内外、現前非現前の関係が、全て飽和している。それに対してロマン派音楽では、あくまで時間は現前性であり、そのことで脱自態というハイデガー的な主体性が希薄化してしまう。ロマン派はメロディーで聴者の脱自態を希薄化させるものだ。
タグ:
posted at 18:47:05
哲学ジャーゴンは単に体系的というだけだが、敢えて音楽的に言い直すと、それはジャズのアンチロマンに至るまでメロディーに聴こえてしまうオーディエンスの聴力と、ジャズの演者にはすべてがメロディーに聴こえていないというズレ、おそらく時間的なズレなので、差延のようなことなのだろう。
タグ:
posted at 19:00:12
さて、こうした音楽という現象を、敢えて哲学の体系的なジャーゴンに翻案しなおすと、メロディーという即自的なものが、アンチメロディーという脱自態となるためには、即時間的な何かが不可欠だ、ということだろう。その不可欠なものが欠損していることが、話題として唯一残存している。
タグ:
posted at 19:03:53
ジャズがメロディーのようにロマン派的に聴こえるのは、日本人の聴覚の問題らしいね。日本にはロマン主義しかないのを示しているのだが、そうした内時間的なものからの退却というのは、ロマン派的に幽霊でもみえてくることだよ。ジャズを幽霊を見るように聴くものね。@LitoSnowfield
タグ:
posted at 19:15:23
一昨日、柄谷がアンチハイデガー的なのは、ド・マンが体系哲学と文学を脱構築したからだという話があったのだが、しかし具体的には、メロディー的な即自態と脱自態の関係を提示する、時間性があるというだけの話だろう。twitter.com/sunamajiri/sta...
タグ:
posted at 19:22:46
聖書は文学で、文学が神を名指す、つまり文学=契約だから、哲学は一者性を神ではなく、時間に置き換えるという話だが、文学がそもそも契約的ではない土壌で、そうした無神論的な文学と哲学の一性を解体的に脱構築したところで、一性の問題が片付くわけがない。柄谷の言う単独というのは単独ではない。
タグ:
posted at 19:23:13
@sunamajiri ちょっとズレてしまうかもしれませんが、パーカーさんがバップを始めたときに倍テンポになったというのもアンチロマンから見るととても実感的納得なのですよね(*^o^)>
タグ:
posted at 19:25:15
ズレてないですよ、パーカーがダブリングアップしたことで、バルトークチェンジ(ジャズで言うオルタードドミナント)を素早く発見したというのが、ジャズのモダン化なのだが、それはメロディーのようなロマン派的継起を、速度的に追い越したからですよ。@LitoSnowfield
タグ:
posted at 19:27:41
そうそう、モダンジャズは加速度的だったんだけれど、速度がメロディーを追い越すと、外時間的な継起のようになってしまったロマン派的なメロディーを追い越すから、ロマン派が発見できなかったバルトーク的オルタードという、いわば内時間性を即座に発見したんですよ。@LitoSnowfield
タグ:
posted at 19:31:20
そうそう、ハイデガーほど単純なものはないのであって、時間は今連続や継起のような多様を纏める外的な一者性(神)ではなく、瞬間的に内的に多様を一化させる時間性だといっただけだからね。たとえばGA25-344.@LitoSnowfield pic.twitter.com/XKz31v13gt
タグ:
posted at 19:43:51
普通、批判的でなければ言及というのは起こらないと思われている。私はハイデガーにあまり批判的ではなくなった、それでも言及できるのは、アンチハイデガーなことばかり言う人達を批判するためだけなのだろう。twitter.com/sunamajiri/sta...
タグ:
posted at 20:20:41