大本薫 Kaoru Ohmoto
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- 自己紹介 natural-born Jazz Flutist。ジャズフルート奏者。フルートらしさ(フルーティズム)よりジャズが本体の破壊者。幼少より渡米。ジュリアード音楽院、コロンビア大学文学部院卒。全米ジャズ教育協会会員。英米で流行りのハイデガー論者。てげてげでアドリブする現存在。17年鹿児島移住。コロナ禍で休眠中。
2016年04月14日(木)
外の神に圧倒されて萎縮した有限というのが欠如態 twitter.com/sunamajiri/sta... で、そうした欠如や否定を真理前提することなく、存在了解の無限性を真理前提するというハイデガー以後に問える全体というのは、物理学の後=メタだけだからね。@BeTakada
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posted at 20:05:53
こうして独断論に引き換えて、欠如態(つまり地平を含む問題全体の死角)が決定的に派生している、というわけだが、独断的形而上学、潜勢的形而上学が、こうした欠如態を派生するなら、現勢的形而上学を、図式としての時間である脱自態から再話すれば良い。つまり様相は範疇ではなく図式なのだろう。
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posted at 17:00:48
ハイデガーはさかんに、可能態や現実態という様相は、アリストテレスにおいては範疇ではなく図式だという(GA33)。カントにおいても、時間は図式(超越論的規定)だが、それは様相を範疇化させるための規定とされてしまう。たぶんそのことだろう。
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posted at 17:00:33
欠如態とは、問題全体に対する死角の捏造のことで、アリストテレスに欠如態を想定した、つまり神に対する人間の認識能力の有限を捏造したのは誰か、という犯人探しは生産的ではないが、カントにおいてそれがどのように決定的に起こったのかという話が、ハイデガーによれば生産的ということなのだろう。
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posted at 16:45:30
たまたま、アクィナス bit.ly/1SwDOFx を読んでると、やはり欠如態がないという話になる。欠如態というのを私は潜勢と作業的に呼んでるが、ハイデガーによれば、欠如態が決定的に生じるのが、カントの独断的時間論だということになる。
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posted at 16:43:21