大本薫 Kaoru Ohmoto
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- 自己紹介 natural-born Jazz Flutist。ジャズフルート奏者。フルートらしさ(フルーティズム)よりジャズが本体の破壊者。幼少より渡米。ジュリアード音楽院、コロンビア大学文学部院卒。全米ジャズ教育協会会員。英米で流行りのハイデガー論者。てげてげでアドリブする現存在。17年鹿児島移住。コロナ禍で休眠中。
2012年09月09日(日)

分からせるというのは難しい。自転車の乗り方(方法)を、速度を出してバランスをとる等と説明したところで、その言葉を受け取ってすぐに自転車にのれるようになるものではない。だから、方法と分かるということには、大きな深淵が広がっている。
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posted at 05:46:11

他方、チューリングテストは民主的だという、もう一方の教育思想がある。その結果、読解が出題されるのだが、その方法は簡単に説明できる。前任の先生は、その方法をヒントとして与え、時間をかけて生徒に図解させ、分からせていたが、今20分一こまなので、私は方法をヒントとして与えるだけだ。
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posted at 05:53:42

読解の方法は至って簡単。理由があるから対比され、対比されたものが言い換えられるのも原因があるからで、しかし、原因は本来存在論であるはずが、現代文の範疇は近代論だけだから、還元されてるので、文中に原因が明示されている、というだけ。それを例文から図示して、何をやるかヒントを与える。
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posted at 05:58:07



魂(分かる)は、教育が吹き込むべきで、そのためには子供はアトム(機械)のように空っぽでなければならず、習得度をチューリングテストすると、民主的という効用が生まれる、というのは、何か仏教的な思想か何かなのだろうか?
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posted at 06:09:28

少なくとも、神を基準にすれば相手を信憑できる、という客観性を前提にしておらず、子供を空き箱として懐疑するチューリングテストとして日本の受験は世界一民主的という教育理念は、何かのオイディプスコンプレックスに見える。
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posted at 06:12:09
2012年09月10日(月)

ニーチェ、バタイユ、ブランショにおける経験は、主体を主体自身から引き剥がす機能を持っている。主体が自分自身で無くなってしまうか、自分の無化ないし解消へと向かうようにする機能を持っているのである。それは脱-主体化の企てなのだ。-M・フーコーとの対話-
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posted at 06:55:28

お金もだけど、さっきスマトラでは遺族は遺体に拘らないのに対して、遺体に唯物論のような執着を示す日本人の死生観のツイートがあったのだが、日本人、物とお金に執着して、金融相が毎度殺されたり世話ないね。お金なんかないことにしちゃえばいいのにね。笑 (^-^)/
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posted at 22:50:12

女の子に対しても唯物論的な肉体を現金に求めたり、日本人のそういう唯物論的な感覚が、お金に異様なフェチ的な執着を生んでるんだろうけど、そういうのはいいカモにされるよね。つねにカモにされるのは執着だわな(^-^)/
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posted at 22:52:51
2012年09月11日(火)

やっちゃいけないこと、つまりタブーをつくるために、法律を創設するんだ、というのも、頭が悪い人ほど陥るじゃない? 近代化でなんらかな負い目があると、すぐにタブーを作るよ。近代日本の一番の弱点ね。(^-^)/ @LitoSnowfield
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posted at 02:08:07

そうそう。日本は近代化をタブーの創設とはき違えて近代化したつもりが未開社会になった。最近拍車かかってるし(^-^)/ @LitoSnowfield 子供の頃に読んだフィールドワークをなさっている社会科学の先生のご本に「タブーの多い社会ほど未開である」…と仰っていらっしゃいました
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posted at 02:12:56

ロリコンが犯罪なのは、相手を人格と捉えないていないという点なわけで、昔なら、高校生にでもなれば大人だから、先生と結婚も、というのが普通だった。ところが今の高校生は、両親にべったりで、人格が発達してないから、高校生との恋愛もタブーになったのよ。つまり社会の幼稚化。(^-^)/
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posted at 02:22:26

当然、反抗期が素直に転じていても、じつは何も変わっていない。にもかかわらず世の中の方が、かつて大人扱いしていた女子高生まで、子ども扱いしようとしている、というのが変わった点なのよ。でもこれって、人から人格とか自我とか主体性を奪うことと感じられない?っていうお話。
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posted at 02:40:27

西欧でも近代的自我というのは誤謬すると人格の消去主義になるでしょ? つまり近代化というベクトルは必ず、何かを創ると何かが消去されるという、帳尻あわせだから。そこに無自覚になると、消されるのが自分なのよ。本来、近代化というのは、この消されそうな自分を死守することなんだけど。
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posted at 02:44:09

消される自分を消されたままにするということほど、楽なことはないからねー。でも保護者がいなくなったら、どうするんだろう? そういう不安が今の日本の不安なんだと、最近痛感するのよー(^-^)/
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posted at 02:45:49

金融相なんて、ルーチンで消されるしねーww 日本も消されかねないしねー。近代を誤謬する結果必然的に消去が起きてるんだろうとは思うんだけどww (^-^)/
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posted at 02:50:21

近代化を劣勢の挽回と受け取ると、個人の主体性を犠牲にしてまで、強い集団になりたがる。その捩れがどうしても、長いものに巻かれて、相手の主体性を無視する、ロリコンみたいな歪んだ病理になっていのかな、と単純に思えますね。それ自体が負い目なのにねー。@LitoSnowfield
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posted at 07:31:19

今でもロリコンの権利を認めろ、みたいなこと言う人がいるというのも、全然、近代化が主体性の尊重という認識がなかったんじゃないかと。たぶん劣勢の挽回だけを近代という固定観念が強すぎたのかもね。@LitoSnowfield 東アジアにとって主体性の輸入は一種の呪いのようになってしまった
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posted at 09:02:35

弱者としての個人の尊重を犠牲にしても集団のj強化だったからねー。だから同調圧力や空気だけが単純に今でも拠り所なんでしょう。そんなものに依存した欧米人見たことないしw @LitoSnowfield 当時は列強に対して恐怖と自負が綯い交ぜになって捻れてしまったのかもしれませんね
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posted at 09:06:02

東アジア人の独我論的自我って、地球上で異様に際立ってみえる気がしてるよー(^-^)/ @LitoSnowfield 他者を見出さなければ…自らにも出会えないのに。。 ですね〜…(*uou)> 何かを封印してしまったのでしょうね…。。
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posted at 09:10:35
2012年09月12日(水)

東大現代文は二行問題と120字問題の二種類が中心ね。二行問題は「3つのポイントの把捉が基本」で、120字問題は「5つのポイントの把捉が基本」と考えて差し支えないわ。ただ後者に関しては、最終的に全文要約と部分要約に大別されるから、設問の意図も理解して記述しなければならないの。
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posted at 05:05:41
2012年09月13日(木)

日本の文化人は仏教をユートピアのように表現するために、漢文から西欧から科学までジャーゴン(術語)を捻じ曲げて濫用する点が特異で危ういアイデンティティー(つまり生臭坊主)に見えるのですが、河合隼雄も大風呂敷広げてますね。(^-^)/ @LitoSnowfield
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posted at 07:42:16

タイの仏教は文化的に嫌いじゃないのだけど、日本の仏教的深層心理というのは、文化ではなく政治的に悪用されるから、個人的に敵対視したくなるのよね。そういうユートピア観、自我を奪って民をマシンにするような政治観って、日本の弱点だから。
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posted at 07:51:02

日本独特なもの、たとえば世界の空気からはかなり浮いた存在とか、独特の自信過剰というのは、多くの場合、仏教的ユートピア観のようなかたちで、自我を持つことを免責されようとしているところにあるように見えるからなー。ところが文化人は政治的に捻じ曲げる。@LitoSnowfield
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posted at 08:02:26

ですね、自然や神からの自由だから他人からも自由になるのに、何による自由化ということなしに、他人から身勝手することのように、自由という用語も勝手に濫用されてしまう。非常に幼稚な国語力。 @LitoSnowfield 以前にお話した日本語においての“自由”についても似たように
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posted at 08:41:43

そうですね。河合隼雄なんて、木村敏に比べれば、非現象学的というか、非漢文的で口語的な読み物とおもいきや、そんなことはない。それどころか対談もしている村上春樹も全然軽くない。定義の前にユートピアのある日本的な仏教が生み出す捩れを背負ってるからでしょう。@LitoSnowfield
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posted at 08:45:02

受験生が、東大の世界順位は60位からもっと低下したんですか?というから、理系の論文引用数だけならまだその程度だが、文系は引用されもしない。翻訳されている柄谷行人ですが、何か論点を引用されるということはなく、日本固有の仏教ユートピア観と思われる程度。@LitoSnowfield
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posted at 08:58:03

大野晋あたりは、漢文の輸入の頃から日本語の柔軟性が長所と言いたげでしたが、ただ定義しないで対訳語を濫用してるだけで、別に日本に柔軟性があるわけではない。ただ日本をユートピアと思いたいという思考ありきなだけで。@LitoSnowfield 同じ言葉に違う意味を含めているので
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posted at 09:04:20

そう、日本はユートピアであらなければならないはずだから、この現実がそうなのか、とみんなうつ病みたいに暗い顔して覇気がないというだけ(^-^)/ @LitoSnowfield その“ユートピア感”がかえって“アンチユートピア感”を増している
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posted at 09:19:39

たしかに当初は仏教は救いのように輸入されたのだろうけど、その後、荘園を奪った武装乞食がキリシタンを阻んだように、明治以降の神仏習合も柔軟だからではなく、言葉の定義を回避したい、つまり本当のことを話させないためだからねー。生臭よ。@LitoSnowfield 縄文時代は楽しそう
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posted at 09:26:59

そう、それで哲学しないので、国語が哲学テストになったんですよ(^-^)/ @LitoSnowfield 当たり前の事として語られない…語れないようにしていったのですね〜…(・o・)> なので…その“当たり前”を問われることを嫌ってしまうのかも知れませんね〜
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posted at 09:45:13

モワワンと顔が曇ってる人いるしなー。ユートピアのつもりで地獄みてるのかもね(^-^)/ @LitoSnowfield 哲学するための言葉が哲学するための障害になってしまうとは…難儀ですね〜
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posted at 09:53:11