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2014年07月23日(水)

集合論では、対象をもっぱら質的同一性の基準によってしか識別しない。ライス={米粒, 米粒, …, 米粒}と定義しても、ライスの濃度(要素数)は 1 のままである。これでは、レストランでライスを頼んだら米粒一粒が出てきたとしても、文句が言えないことになってしまう。こまったものだ。
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posted at 00:49:03


もちろん、ライス={米粒}×{0, 1, …, 999}(ただし×は直積)とでもしてやれば、1000粒の米粒からなるライスを得ることはできる。しかしこれでは、ライスの各要素は異った構造を持ち、数的どころか質的にも同一ではないことになってしまう。ぼくは均一に炊かれたご飯がたべたい。
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posted at 01:02:46

今度は多重集合にしてみよう。ライス=({米粒}, {(米粒, 1000)})とすれば、米粒の重複度が1000の多重集合を構成できる。これならご飯は均一に炊かれている。でも、米粒を一粒一粒取り出すことができず、これではお粥だ。……結論は、集合論ではご飯は炊けないということである。
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posted at 01:16:04

学年でたった一人の支援級児童だった息子は、運動会で「お前がいたから負けたんだ!」と言われたのが、刷り込み状態になってた。なんでも、「俺のせい」。遠足が雨天延期も、クラスがまとまらないのも、他の誰かのケンカも。
そりゃ、疲れるよなぁ。って思ってた。
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posted at 21:33:46

ある年の遠足で雨が降って、やっぱり、「俺のせい!」で荒れる息子に
「お前が雨を降らせてんのか?」
「神様が、ダメな子にバチを当ててるんだ!」
「そりゃすごい。特別な子なんだな。」
「???」
「子供が何億人いると思ってんの?神様お前だけ見てくれてるんだったら、スゴイじゃん!」
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posted at 21:37:21

思い込みや刷り込みの場合「否定してあげる」は、絶対うまく行かない。
「こうでしょ?」って答えを与える行為は、逆に刷り込み強化に加担することになる場合もとっても多い。
そいう時は「否定」ではなく「破壊」とか「荒唐無稽解釈」とかを、投げつけてみる。
自力で考えたらトンネルの出口。
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posted at 21:43:46

「俺がダメだから、神様がバチを当てて雨で楽しみを台無しにしてくるんだ!」に対し
「神に注目されている、特別な子なのね!」と返せば、まぁ、混乱するわな。
「そうなのか?いや、んなわけんーじゃん?」なって、自力で考えなきゃいけなくなる。
落とし穴、成功である。反対側まで掘って行け。
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posted at 21:57:54