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2014年12月06日(土)
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安田純生（歌ことば事情）＠ 現代短歌の文語体は、口語を、作者が文語形と信じていることばに置き換えたものという傾向が強い。本質的には口語表現であって、それに文語の衣装を着せているともいえる
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西山智則（恐怖の君臨）＠ エイズと接触。手と接触の恐怖は映画に頻出している。ゾンビ映画で印象的なあのは、家の窓や扉を叩くゾンビの手のイメージである。侵入してくる手は他者の恐怖を表象する。
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犬は薬が効き、やや通常の暮らしに戻って来たが、腫瘍が大きくなって不調だったときも、調子が戻って来ても変わらず淡々と生きている。飼い主だけが落ち込んだり、喜んだり右往左往。その平常心といったら立派なもんだ。
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「私（たち）は矯正されなければいけない・治らなければならない」っていうのも極論。「ありのままで」も極論。その間には何があるかって言うと、「みんなで困ったを研究する態度」ではないか。（か）
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2014年12月07日(日)
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@moriteppei@mastodon @moriteppei
自分は朗読とか読み聞かせは上手な方だと信じてたけど、お母さんらはマジでヤバい。ダフトパンク並みに盛り上がる。
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posted at 13:41:44
「世にはわれわれの力の及ぶものと、及ばないものとがある。われわれの力の及ぶものとは、判断、努力、欲望、嫌悪など（中略）。われわれの力の及ばないものは、われわれの肉体、財産、名誉、官職など、われわれのせいではない一切のものである」（ヒルティ『幸福論』第一部岩波文庫p.44f)。
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posted at 16:36:06
「もしそれがわれわれの力の及ばないものであるならば、次の言葉を用意せよ、『それは、わたしにはかかわりがない』」（ヒルティ『幸福論』第一部p.46）。
酸っぱいブドウは私たちにはかかわりがありません。負け惜しみというより人生論的真理なのです。
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沈む満月を見た。昼は少し寒さが緩みこんな陽が見えた。初雪が舞った。走りながら、ちらつく雪に空振りして、踊るよりどころが無いと途方に暮れたのはこどもがうまれる前だった。 pic.twitter.com/bjDa5as1DC
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2014年12月08日(月)
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2014年12月09日(火)
魔法のともしびが消えそうになり、なんだか元気がなくなってしまっている今日この頃だが、あの方はこんな試練を何度も乗り越え、立派な魔法使いになられたのかと思うとなおさらリスペクトも高まる。（←ハリポタみたいな話になってしまっている）
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posted at 11:29:57
まったく同意。ウチもよく長女に、「嫌なものは嫌なんだからこればっかりは仕方ないよね。でも、出来るようになったら素敵だね。出来たら嬉しいね」って伝えてる。「嫌なことは嫌でもいい」って聞くと、やっぱり安心するみたいだ。
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絶対に無理強いしないし、レッスン中に長女が飽きて別のページの楽譜をいじり始めたら、すぐそっちに移って上手いこと長女を乗せながら、長女が満足したらすかさず元のページに戻ったり。自閉症児のレッスンははじめてって話だったけど、乗せ方も上手いし、あの先生は充分療育関係の仕事出来ると思う。
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posted at 23:33:59
たぶんエジソンは「ラーメンおいしい」とかそういうこともいったとはおもうのだが、そういうのは名言にはならなかったのかもしれないよな、とおもったりする。きょうはいちんち寝てるわ！とかもいったとおもうんだが、それも名言にならなかった。マヨネーズたっぷりの深夜のハムサンドおいしい！とか
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2014年12月10日(水)
加藤典洋（文学の力）＠ 私は、いま、文学の力は、「誰であっても構わないこと」に肉薄することなのではないかと、思っている。そしてそれは、「何者かであろうとする力」はいうに及ばず、「何者でもない力」よりもさらに数等、高次の力なのではないかと感じているのである。
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posted at 01:09:28
西山智則（恐怖の君臨）＠ エイズの語られ方（ナラティヴ）が梅毒の語られ方を繰り返すように、病は原型となる語られ方を反復するものである。いかに最新の病が出現しようとも、それは過去の病の語られ方を繰り返してゆく運命にある。偏見は物語を通して感染する。言葉はウィルスなのだから。
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posted at 12:10:59
さいきんゆうじんから、興奮したときはこれを嗅ぎなさいとアロマオイルの小瓶を渡され、ひとと話していてだんだん饒舌体になり、身ぶり手ぶりがおおぎょうになり、荒行（あらぎょう）ということばさえも使い始めたときに、ものかげにいって小瓶をあけて、アロマオイルをあけ、嗅いでいる。じんせい。
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posted at 14:47:12
今日の臨床倫理検討会は、家族（こども）が病気だと家族の時間がそこで止まってしまう、という話が身につまされた。犬ががん宣告を受けてからあたしの時間はほぼ止まっているかすごいスローモーションで流れているように感じる....Tグルには「予期悲嘆だわね...」と言われた。
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posted at 21:59:04
内澤旬子/新刊『カヨと私』発売中 @riprigandpanic
車内でのカヨはこんな感じです。昔飼ってた犬は乗っても落ち着いてくれなかったのに。 pic.twitter.com/bDI8W6nsgs
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posted at 23:19:36
2014年12月11日(木)
西山智則（恐怖の君臨）＠ 自衛隊が発足した1954年は、農民たちが浪人を集め野武士から村を自衛する『七人の侍』の公開年。『ゴジラ』の「双子のフィルム」と呼ばれる『七人の侍』は自衛隊の必要性を説く再軍備化映画である。
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posted at 08:51:52
チビとのやり取りにイラっとして足音荒く台所に移動して戻ってきたら、チビがじっとこっちを見て「なんでいま怒ったん？」と言った。何故だろうと考えながら説明してたら結局私の都合でしかない気がしてきて、ごめんお母ちゃん悪かったわ、って言ったら「お疲れさんやでホンマ」と肩を叩かれました。
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posted at 09:02:24
私「いやまあ、でも忙しいからってイライラしたらあかんわな」
チビ「お母ちゃんはわるくないよ。そういうときあるよ」
私「そ、そうかな、ありがとう！あ！アレか、妖怪の〜」
チビ「あんな、なんでも妖怪のせいにしたらあかんねんで(・ω・)」
5歳児ってえらいな…
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posted at 09:07:19
しかしチビは私が謝るといつも「お母ちゃんは、わるくないで」と言ってくれるので吃驚する。そういう寛容さはどこで身につけるのだろう(そして私はどこでそれを忘れたのか)。
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posted at 09:22:47
昨夜チビが録画を見ていた「最強の頭脳 日本一決定戦」という番組では、細かい知識の記憶や計算の正確さが出題の大半で、要するに人間がコンピュータやネットを代替できることが日本での「最強の頭脳」なんだなと実感した。文科省が「学力」の改革を熱心に進めても、こういう考え方が阻むだろうなと。
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posted at 14:16:05
先生の先生の本を読んでいる。おもしろい。＞「そうすると、犬に誓って、君はやはりヘラクレイトスの陣営に属していることになる。というのが、同じく言葉の中へ逃れたとしても、プラグマティコスよ、君とこの私とでは、逃れた動機が正反対だったように思えるからだ。」（『気ままにエステチックス』）
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posted at 14:45:09
人生の時々において暗いですよねといわれる事がある。たしかに幼い頃になりたかったのがドラキュラで、今でもあまり太陽をみあげない。100パーセントグレープフルーツジュースが好きだが、暗いし、あまりに長い名前なので、いつも注文できず、とうにゅう、がくる。まめのちち、が。いいかえも、暗い
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posted at 16:16:34
だからなんだか元気いっぱいの100パーセントジュースが苦手で、2パーセントとかでいいとおもってしまう。ストローとかもあまり吸う元気がないので、ストローとはいつも敵対関係にある。
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posted at 16:22:16
以前、フルーツトロピカルパラダイスティーみたいな暗さの対極にあるような陽気な飲み物にめちゃくちゃダイナミックにぐにゃぐにゃした最高にハッピーなストローがささっていたので私が地獄にいったらこういうのがたくさんあるんだろうなあと思った。鬼に、吸え、とかいわれる。
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posted at 16:23:44
ゴダール（全評論・全発言Ⅰ）＠ ブレッソンがなぜ、同じ俳優をつづけて二度つかうことを拒んでいるのかがよく理解されよう。奇蹟は一度しかおこらないものなのであり、無垢というのはひとつの奇蹟なのだ。
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posted at 17:36:26
講義終わりで呼び止められ「せんせえ、なんで人間はやきもちを焼くんですかあ」と質問。とりあえずやきもちの根源は所有のシステムにあるのではないかという旨答えておいたが、このくらいのレベルの内容でいいということか…それでもいいんだけど、シラバスやテストがねぇ…
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posted at 18:05:20
さいきんスープストックがすきでよく、いく。一緒にいったひとが、階段は継ぎ目しかない、と話してくるので、こんなおいしいシチューを食べてるときにそんな小難しい話をききたくないよ！と私は話す。私の階段のための階段が奪われ続けてる、とそのひとは話す。私は石窯パンをちぎって、もくもくする。
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posted at 19:45:14
でもわたしは階段の踊り場とか好きだなあと話しはじめる。踊り場、それも無意味な踊り場がいいなあ、と。真夏なのにここは雪原みたいだってそんな気がしたことのある踊り場にであったことがあります。ある夏の日に。オマール海老のフリカッセを食べおわった私は饒舌である。
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posted at 21:14:52
卒業文集に「野放図と階段」っていう文章を書いたことがあります。皆がめいめいの思い出を書いている中、私だけ、幻想の階段について書いてみたんです。どこからものぼれない、どこにもたどりつけない。それはでも野放図なことしたよなって今でも思うんです。だから、タイトルで先取りしておいたんです
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posted at 21:15:48
きょうエスカレーターでうしろのゆうじんに暗い人生の相談をしていたら、いっさい無言で、わたしのようにクールなキュウリになっちゃったのかなとおもって、さっとうしろをむいたら、ぜんぜんしらない眼鏡のひとで、おどろいちゃって、ややホットなキュウリになって、そっといちだん、おりて、いく。
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posted at 21:38:46
西山智則（恐怖の君臨）＠ 『エイリアン』は、自らジェンダーの混乱と人種混淆の危機をつくり、それを打破することで、ジェンダーを再強化し、父権制社会を安定させる映画なのである。『エイリアン』をフェミニズム映画と呼んではならない
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posted at 22:58:15
「あなたのおこなう行動が、ほとんど無意味だとしても、それでもあなたは、それをしなければなりません。それは世界を変えるためではなく、あなたが世界によって変えられないようにするためにです。」(マハトマ・ガンジー)
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杉田俊介（無能力批評）＠ デリダはいう──、バートルビーは、アブラハムのみならずヨブにも似ている、「ただし、いつか死んだ後に王や参議と共にいたいと願うヨブではなく、生まれてこなかったことを夢見るヨブである」と。
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posted at 23:10:18
ペン字練習帳を毎朝欠かさずこなしていたのに全然字がうまくならず手紙を書くたびにがく然とする。フリーダムじゃだめなんだよ、なぞるものなんだよ、と人に言われ、がく然とする。萩原朔太郎さん（の字）だけが私の味方（サイド）についてくれている。 pic.twitter.com/7GvZVxOwfb
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posted at 23:23:07
