大本薫 Kaoru Ohmoto
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- 自己紹介 natural-born Jazz Flutist。ジャズフルート奏者。フルートらしさ(フルーティズム)よりジャズが本体の破壊者。幼少より渡米。ジュリアード音楽院、コロンビア大学文学部院卒。全米ジャズ教育協会会員。英米で流行りのハイデガー論者。てげてげでアドリブする現存在。17年鹿児島移住。コロナ禍で休眠中。
2014年11月17日(月)
理系だけがロジックだという大金くんが、めずらしく文系本をおすすめしてるのだが、日本は負けていないという日本の社会学の病気の話しらしいので、それは観念論なの?とふってみた。www.facebook.com/ohgane.toru1/p...
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posted at 18:39:44
哲学は日本では雑誌のタイトルでも思想で、それを含めて仏教の用語的磁場なら、個人的には全く関心がないが、柄谷さんがコーネル・ウェストの預言的プラグマティズム論の書評で回避するのも、観念だから?と昨晩FBに感想を書いたのであった。www.facebook.com/kaoru.ohmoto/p...
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posted at 18:48:27
2014年11月19日(水)
2014年11月20日(木)
だいたい、物を価値に歪ませること自体、思い込みなんだから、価値で記憶しようなどとすること自体に無理が働くからね。全然社会性ないよねwww @LitoSnowfield “社会の窓”と勝手に呼んでいます
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posted at 22:20:31
そうそう、それじゃ人間じゃなく物だ。(^-^)/ @LitoSnowfield まぁ…逆に言えば思い込みの無い人間というのもいない訳で(*^o^)>あはは
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posted at 22:31:26
感覚か記憶かという真の命題は、それだけでは反応に優れた下等動物を分類する説明しかうまないのだろうが、それでは「マトモな生活」はまったく解明されたことにならないわけだしね。ww(^-^)/ @LitoSnowfield ~それが無いとなるとマトモに生活も
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posted at 22:54:26
2014年11月21日(金)
ネットで読書相手探すより、手っ取り早く大学でリア充するわけだが、馬鹿にするなという高卒の気持ちも分かる。というのは、本に書かれているのは奇跡ではなく、どんなに抽象的な宇宙論でも、読まないですごせている、そのものずばりしか書かれていないからだ。だから一人でなくても読めるのだ。
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posted at 11:13:19
もうお分かりのように、やはりみんなで寄り集まれば一緒に本を読む、という聖書の文化圏でないからということに尽きるわけだが、独りで侘びしく悟りや本覚があると思い込んでいるのに、群れることだけはしたがる。だからしちめんどくさい。群れたらやることはただひとつ、本を共同で読むことだけだ。
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posted at 11:16:37
『アルタッドに捧ぐ』は読んでみたい。日本独特の文学制度となった青春=デビュー小説だが、それをメタフィクションしてるようで、そのデビュー小説を書く主人公の突然の死、つまりデビューの対立項として制度化した自殺モチーフを、トカゲの視点から描写するとかなんとか。そんな単純じゃないのかな?
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posted at 17:19:35
日本では文学が新人デビューのことになるという制度化が一層強固で、「◯◯が☓☓になり△△をする物語」という物語文的な筋を失い、自己言及的になってしまう。挙句に自殺モチーフが制度化する。物語はオイディプス譚しか不可能だが、まるで息子が自分の命に引き換え文学デビューするかのようだ。
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posted at 17:20:48
そうなのだが、単に〈関係〉と要約=雑談するだけでは、今の経済学が関係を重視するあまり、何かを忘却しかねなかったりするように、要約すべきではない叙述の仕方に特長がありそうなのだ。要約するなら千坂さんではないが、〈気分〉の方がいいかもしれない。@LitoSnowfield
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posted at 19:41:31
@sunamajiri ああ…(・o・)> 単に関係としてしまうと先程botさんの後半部分のように埋もれてしまうのかもですね〜(*uou)>む〜 >“人はそれらのことを忘れ、雑談や好奇心に心奪われ関係性をみず物を個別にみてしまう”
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posted at 19:45:06
そうなのだ。そこが従属節に対する主節部分で、ハイデガーは主題はこちらと常に明示的に従属節部分を批判する叙述を展開するからなのだが。(^-^)/ @LitoSnowfield
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posted at 19:49:22
そうなのだ。この前亡くなった木田さんがハイデガーは肝心なことをはぐらかすために語っていて性格が悪いと言ったそうだが、私にはこの世で一番親切なおじさんにしか見えない。@LitoSnowfield 実はとても親切ハイデガーさん〜(*^o^)v
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posted at 19:55:58
悪例だが、関係とする雑談で不安な気分に陥るだけなのが今の日本なのだ。m.facebook.com/story.php?stor... へのコメで大金くんが、デフレ脱却でなくデフレマインド脱却のつもりになっている自民党、と批判してるのがそれなのだが。@LitoSnowfield
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posted at 20:00:27
高田以前の邦訳では、同時期の熊野訳ですら文意が分からず摸索しながら作文する下訳レベルだもの。訳注いれまくっても訳者が文意を掴めてないよ。@LitoSnowfield ええ…以前の翻訳の比較で知ったのですが、あの理解では迷い道クネクネになりそうですよね〜…(;uou)>む〜
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posted at 20:04:12
2014年11月22日(土)
いや経済って文字通り気だからね、それを素人学者に毛が生えただけのが、数値にしてみたり心理学にしてみたり仮象にするから、みんな気分を害してるだけで。笑 @LitoSnowfield よく景気の気と言いますのに、それでは格好が付かないということなのでしょうかね〜(*^o^)>
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posted at 00:06:39
オレオレ詐欺と同じよ、バカは蓮っ葉の学者に騙されるのよ。神にでもなったつもりで気を動かせると思いこんでるぞ仮象学で。(^-^)/ @LitoSnowfield
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posted at 00:15:03
経済が気分=アヘンでなくなってwww.facebook.com/kaoru.ohmoto/p... から金融抑圧という時代になり、気分=マインドを対象化する仮象学=観念論が台頭したのかもね。財務省が陰謀論者のように中央銀行にいちゃもんつけてたのだ。それで乗っ取れとなった。@LitoSnowfield
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posted at 21:43:46
そうね、この連休は、デリダ没後10年シンポもやってたのだったが、やっぱり脱構築より、日本ではハイデガーの和訳の脱構築のほうが直接的ね。とにかく仮象学で本覚して、存在忘却を無とするんだから、有も、ムッとして気分も悪いものね(^-^)/
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posted at 21:55:59
2014年11月25日(火)
録音で復習してから、昨日のハイデガー翻訳シンポの感想に言及するのだが、一言で言うと、ハイデガーは従来の哲学に馴染みのない、いわば日常的な言い方を駆使しているが、従来の日本語訳者はどうしても哲学的な言い方に戻そうと意訳してしまっため、日本での受容が混乱した、という話になっていた。
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posted at 08:29:28
斎藤氏も高木訳の「ぬかり」という新訳語に「最初見た時、こんな訳ありなのかと正直思ったが、慣れてしまうとそうだと思えるようになった」と吐露していたり、合同討議でアマチュア翻訳者が文法が優先ではないかという質問に対して、高田氏が、翻訳は文意で文法ではなくそれは意訳でないと規定したり。
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posted at 08:33:58
それに続いて高田氏が、ハイデガーをやるためには哲学的なドイツ語の他に、日常的なドイツ語をもっと多読しないと、意味を取り違える。たしかにハイデガーは単語的だが、それが文意として生きる翻訳が、むしろ逐語訳といえる、というように結んでいたりしたと思う。
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posted at 08:35:55
英米語圏では、ハイデガーが拒否するラテン語の意訳の問題が介在するためか、哲学が存在を問えない分析哲学に頽落してしまうのだが、逆に英米語では哲学をしないことで、じつは存在(動態)という日常を語ってしまう、と痛感させられた。ドイツ語では概念語だが英語では文意の傾向がある気がする。
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posted at 08:39:20
その意味で、高田珠樹氏は最後の討議での回答で、最近は阪大も英語での授業という圧力が強まっていると冗談交じりに語っていたが、高田訳は従来の日本のゲルマニスト的な感覚ではなく、むしろ日常を語る英語感覚でハイデガーの語りを、正確な文意で直訳した、といえるのかもしれない。
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posted at 08:40:36
先日千坂氏が、柄谷行人が説明できないものまで説明するヘーゲル的カルトになったと言うので、あれは村上春樹と同様に英語調と捉えたのだが、ハイデガーを英語調の日本語にしても、けっして存在忘却=無に傾かない強度があるのはやはり凄い。昨日は高田氏も村上春樹とハイデガーを比較文学していた。
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posted at 09:11:46
高田珠樹氏が昨日はしきりに、村上春樹は余り好きでないがといいながら、ハイデガーと春樹の近作の比較文学をしていたのだが、マイクが外れていて若干聞き取れなかった。斎藤氏の質問の主題「存在的」を「存在相上」とした高田氏のハイデガー解釈が語られた部分なので、録音で聴ければ再検討したい。
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posted at 09:16:17
うん、池田喬さんの部では、意味訳=プラトン的、逐語訳=ハイデガー的という「哲学の翻訳」の観点、斎藤さんの「翻訳の解釈学」の部では、よりテクスチュアルに深化させられ、高田氏の言語論の深化がない存在と時間を、言葉がなくなり事柄になる系譜学としていたよ。@LitoSnowfield
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posted at 23:33:22
斎藤さんの観点はナトルプ報告に至って初期フライブルク時代からの「翻訳の解釈学」が総括され、存在と時間で言語論が断念されるも、言語から事柄になっていく過程が現れている、という指摘。そのあたりを和訳する段階で高田さんがとった解釈が面白かった。@LitoSnowfield
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posted at 23:38:20
私はハイデガーが回避したものを読み始めてる段階だけど、それでも斎藤さんの観点から、言語から事柄への現象学が認められた。高田さんはそれが和訳でも十分に可能だ、と村上春樹との比較文学を交えて解釈していたよ。twitter.com/sunamajiri/sta... @LitoSnowfield
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posted at 23:48:11
ハイデガーの日本語への翻案は、西田というより漱石以降の日本文の組み立てそのものになっているので、私も今年は4つの和訳を比較対照する作業ばかりやっていたのだが、高田訳だけが文意を汲めてるからね。高田氏は桑木は誤訳が多くて参照していないといっていた。(続)@LitoSnowfield
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posted at 23:57:27
それとこれは哲学的なことではなく翻訳業界的な意味合いでちらっといっていたことだが、熊野新訳はカントをおやりになっていればいいのに、というふうに聴こえてしまった。それは今朝方FBで書いたように、カントを訳すようにはハイデガーを和訳できないからだろう。@LitoSnowfield
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posted at 23:58:39