大本薫 Kaoru Ohmoto
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- 自己紹介 natural-born Jazz Flutist。ジャズフルート奏者。フルートらしさ(フルーティズム)よりジャズが本体の破壊者。幼少より渡米。ジュリアード音楽院、コロンビア大学文学部院卒。全米ジャズ教育協会会員。英米で流行りのハイデガー論者。てげてげでアドリブする現存在。17年鹿児島移住。コロナ禍で休眠中。
2016年12月09日(金)
時間についての研究書でした。その中のある文に、私はひどく考えさせられましてね。こんな文です。『ある瞬間から、宇宙には〝時〟が存在し始めた』。この文を書いた科学者は無責任にも、『この概念はわれわれの理解の範疇を超えている』とも書いています(「ダマセーノ・モンテイロの失われた首」)
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posted at 16:43:33
2016年12月08日(木)
ところで、ハイデガーのカント批判としての純粋自己触発論(対象ではなく時間が自我を触発する) bit.ly/2hiwZkl を解題するのも、比較的容易です。それは、タカ基地さんの言葉で言うと、主客分裂への違和感と同じようなことでしょう。@BeTakada
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posted at 14:22:57
タカ基地さんが、里見論文に違和感を表明する bit.ly/2h79Bpg のは、もっともでしょう。対象としての自己、あるいは自我は何も触発しない。時間が力のように触発するから自我が有るのだ、というハイデガーの逆説を、里見氏は読めていない。@BeTakada
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posted at 13:56:08
里見氏がその箇所で批判したGA25-391とGA3-189以下、つまりカント書の純粋自己触発の節をPDFにまとめときました。bit.ly/2hiwZkl 里見氏の、いわばハイデガー批判は妥当ではないでしょう、というのは~ @BeTakada
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posted at 13:47:40
里見氏は「(恰もハイデガーは時間が触発すると言いたげだが)、触発するのはあくまで対象であり・・・ハイデガーは無理に、時間を力と解釈している」というわけですから、ハイデガーからの退却、つまりハイデガー批判なわけです。これが今までの私の読解との違和感でしょう。@BeTakada pic.twitter.com/8gjN8XQqSj
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posted at 13:41:54
タカ基地さん、これはあくまで読解上の作業的なもので、個人攻撃のたぐいと誤解されるようなものではないので、フォロワーさんとの整合もあるので、あえてこちらでレスりますね。対話型読解メモだとお考え下さい。@BeTakada bit.ly/2h79Bpg
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posted at 04:34:57
2016年12月07日(水)
このように量子は表象でも起源でもない。こうした起源論批判を、私はスピノザ批判と見なしたのだが、ハイデガー以後どうなったかは、私は中田光雄のこの起源論批判が一番分かりやすかった。タカ基地さんに感想を伺いたい所。amzn.to/2hetPK5 @BeTakada
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posted at 06:29:25
地平時間が表象の根源で、起源が時間を表象するのではない、という地平時間という問題は、もう一度ここに立ち返ってみて下さい。twitter.com/sunamajiri/sta... ちなみにカント書やダヴォース討論と言うのはこれを巡る論争です。けっしてフレーム問題ではない。@BeTakada
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posted at 04:29:12
ハイデガーはGA3で、十把一からげに新カント派的認識論は、カントの形而上学性に気づいていない転倒だ、と言っているわけです。それはGA24でカントの被制作性が暴露されたという木田元より根源的なのです。twitter.com/sunamajiri/sta... @BeTakada
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posted at 04:04:39
冒頭 twitter.com/sunamajiri/sta... から触れたように、カントの形而上学性の暴露というのは、新カント派の認識論性の暴露なのです。認識論では時間がクロノスのままだからでしょう。そのままではポンティではないが、永遠性が問題化してしまうかもしれない。@BeTakada
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posted at 04:01:38
フリードマン史観 twitter.com/sunamajiri/sta... … 関連は、未邦訳ですからね。日本の研究者がパニクってるだけですよ。ハイデガー全集ならGA25では不十分でGA3をまずは読んできて、という話です。@BeTakada このピーターゴードンを読めという事ですね
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posted at 03:41:18
しかし、コンチネンタルデバイド(大陸哲学との分断)という史観(存在論)は(世間でいうアカデミズム解体としてのポピュリズムも)、ドイツ哲学はスピノザ批判としてのみ了解できる、といったような問題地平です。twitter.com/sunamajiri/sta... @BeTakada
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posted at 03:17:04
こうした、始まりと終わりがあるとすることで陥る、非本来の時間論(永遠性)に対して、本来的時間論が具体的に何を意味するかは、メルロ=ポンティーのいう「環時間的」(omnitemporel)にも現れてそうですね。twitter.com/merleaupontybo... @BeTakada
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posted at 03:11:56
第一次大戦後の終末論(偽パウロ書簡の資本家は食うべからずの時間性=クロノス)の台頭に対する、ハイデガーの(パウロ書簡、想定外はないという時間論=カイロス)は、だいぶ前に発問しました。twitter.com/sunamajiri/sta... @BeTakada
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posted at 03:00:16
安部氏が bit.ly/1vCoWgk が序盤で鋭く紹介しているように、カントは直観の二様を峻別したわけです。それは認識が対象を生むのではなく、認識に先立って存在する、という超越論性です。超越論というのは素朴論への対語です。@BeTakada
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posted at 02:48:09
フリードマン史観関係は、まだ邦訳がほとんどないです。したがって日本ではここからは研究行為になってしまうのだが、一般化しているのは、ハイデガー読本の安部さんのダヴォース討論をめぐるエッセイです。 bit.ly/1vCoWgk @BeTakada
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posted at 02:47:55
ピーターゴードンは哲学者ではなく歴史家です。処女作のハーバード講義『ローゼンツヴァイクとハイデガー』は全米ユダヤ教とドイツ哲学学会の受賞作です。第一次大戦後の終末論を一蹴するハイデガーの話です。twitter.com/sunamajiri/sta... @BeTakada
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posted at 02:20:31
フリードマン史観を受けた最近のピーターゴードンのハーバード講義の目次とGA25に関する辺りをスキャンしておきました。bit.ly/2hcMaHJ www.amazon.co.jp/Continental-Di... @BeTakada
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posted at 02:15:57
GA3問題、あるいはダヴォース討論 twitter.com/sunamajiri/sta... と言うのは、一言で言うと、カントを形而上学者として一蹴する議論で決裂した、というような話です。@BeTakada
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posted at 02:08:57