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2017年07月04日(火)

短歌の「かばん」は歌会に出なくても何も言われないので放置スタイルが好きな人にはとてもよく合った場所だと思うが(ああしろこうしろがない)、川柳の「おかじょうき」も句会に出なくても全く何も言われずやはり放置スタイルが好きなひとにはとてもよく合った場所である(ああしろこうしろがない)
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posted at 10:23:12

放置されたい人がやっていくための短詩入門みたいな本があったら「かばん」や「おかじょうき」がお勧めされるのではないかと思う。私は何年もかばんやおかじょうきの人に全く会ったことがなく、ポール・オースターの幽霊のように短詩をやってきたけれど、そういう人がやっていける場所もあるということ
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posted at 10:26:23

「かばん」と「おかじょうき」が少し似ているのは、これを書きなさいと言った強制的なイベントが殆どない事なのではないかと思う。また幽霊たちが存在できるスペースや気配があり、幽霊でいても苦じゃないな、と思わせる何かがある。島崎藤村じゃないが、幽霊でもなんとかして生きたい、というのはある
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posted at 10:29:19

短詩幽霊に必要なのは、投稿しやすさと放置されるやさしさで、この投稿しやすさもかばんとおかじょうきの特徴になっている。締め切り五分前でも投稿できるようシステム環境が整っているのはとても有り難い事だ。幽霊は生者の郵便制度が使えない場合があるから(ネットは横たわったまま投稿可)。
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posted at 10:35:29