黒木玄 Gen Kuroki
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2012年08月02日(木)
koji hasegawa @myfavoritescene
@yujitach @hirakunakajima 楕円だと作用素の三角性が壊れるのが困るんですよね。こちらの学生さんがちょっと今やりかけてる計算があって、言い難いのですが、明日会って話をきくことになっています。
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posted at 18:58:26
@myfavoritescene @hirakunakajima A型マクドナルド多項式自体の楕円版はまだみつかっていないのでしょうか?A型楕円差分演算子の論文はいろいろありますが... Koornwinder 多項式の楕円版は Rains の論文に書いてあるようにみえます。
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posted at 16:49:14
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2012年08月01日(水)
koji hasegawa @myfavoritescene
@hirakunakajima @yujitach そういえば土屋先生も最近楕円コホモロジーがどうこうと言ってるようで電話が掛かってきました。
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posted at 23:40:26
Hiraku Nakajima @hirakunakajima
@yujitach @myfavoritescene ヒルベルト概型の定式化では、楕円関数版は、K-理論を楕円コホモロジーに置き換えたものになっているのではないか、と個人的には思っていますが、楕円コホモロジーの理解が足りないので、チェックはできていません。
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posted at 23:25:17
@myfavoritescene @hirakunakajima どうも有り難うございます。小森さんの t.co/fLStS44S にもありますね、これの measure (2.2) はまさに Gaiotto et al. が使っているものです。
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posted at 20:37:50
koji hasegawa @myfavoritescene
@yujitach @hirakunakajima comm. math. phys. の次の奴です。(式に間違ってるところがあるかもしれませんが直して読んでください_0_)1997, Volume 187, Number 2, Pages 289-325
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posted at 20:31:26
@myfavoritescene @hirakunakajima 昔書いたという論文を教えていただけませんか? 僕はBC 型でなくて A 型のほうが嬉しいです。(ゲージ理論からも Koornwinder 多項式がでるように出来るのかもしれませんが...)
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posted at 20:13:06
koji hasegawa @myfavoritescene
@hirakunakajima @yujitach 見ていませんでした。ご教示どうもです。内容を見ずに書くと、楕円のときのウエイト自体は昔小森さんもやっていて(私も書いたけど)、今学生さんがそれを使ってちょっと計算をしていたりします。A型のときの話です。
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posted at 19:34:41
Hiraku Nakajima @hirakunakajima
@yujitach マクドナルド多項式の楕円関数版への拡張なんですか? @myfavoritescene さんどうですか?
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posted at 19:18:07
2012年07月31日(火)
@hirakunakajima 論文は t.co/uKodiVPj です。僕は今解読中です。Macdonald 差分演算子がどう変形されるかも載っています。直交関係に出てくる measure がどう変わるかは解読しました: t.co/wHlURvcJ
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posted at 19:00:01
Hiraku Nakajima @hirakunakajima
@yujitach マ多項式とヒルベルト概形の関係なら、Haimanのウェブページにおいてある講義録がいいでしょう。二つのパラメータは、二次元のヒルベルト概形を考えていることに対応しますので、この関係で数を増やすのは、難しいです。
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posted at 18:34:42
@hirakunakajima A型でもパラメタが入ります。申し訳ありませんが、t.co/l81asgBd の「幾何学と表現論」の意味で使いました。t.co/AL74DRPP の講義録はありませんでしょうか。
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posted at 18:25:50
Hiraku Nakajima @hirakunakajima
@yujitach 私は詳しくないですが、A型じゃないときは、パラメータはもっとたくさん合ったはずです。ちなみに、物理の方が幾何学的表現論と言ったら何を指すのですか? 数学では、普通はそのようには言いません。
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posted at 18:18:23
@hirakunakajima いうのですが、数学のほうでそういうものは聞いたことはありませんか?幾何学的表現論でマ多項式を扱う際に、もう一つパラメタ p を増やせそうなものでしょうか。そもそも、幾何学的表現論でマ多項式を扱っている基礎文献を教えていただけるとありがたいのですが。
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posted at 18:03:57
@hirakunakajima ところで最近Gaiotto et al.の論文でマクドナルド多項式P_λ(q,t)の拡張 X_λ(p,q,t) で、p=0とするとマ多項式を再現し、X_λ(p,q,t)=X_λ(q,p,t)=X_λ(p,q,pq/t)を満たすものがあるとか(続く)
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posted at 18:01:21
米国環境庁のラドン対策ガイドの日本語訳。日本はラドン少なめとはいえ、飛騨 から京阪神から瀬戸内海沿岸あたりは、それなりにあるので、参考にす るとよ いかも。 / “<5461726F2D83898368839392E18CB882C9…” t.co/ObhllATF
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posted at 13:28:29
地面から湧いてくる天然由来のラドンによる米国での年間死亡数は推定21000人。ラドン検査&住宅のラドン対策キャンペーン継続中。 t.co/BOfNi52V
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posted at 00:58:39
2012年07月30日(月)
いま読んでる『人はなぜ、同じ過ちを繰り返すのか?』P158、掛け算の順序間違えてバツになって登校拒否になった子の話。「みかんを2つずつあげるのに、Aくん、Bくん、Cくんが待ち遠しいといけないから、とりあえず1人に1個ずつあげた。それを2回繰り返したから、3×2の式にした」
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posted at 22:39:14
2012年07月29日(日)
14)今回の「発見?(標準理論のヒッグスでない可能性もある)」に関わった人はATLAS、CMS含めて6000人以上というから、受賞はむずかしい。トップクオークもまだないよね。あげるなら、理論提唱者だと思うけれど、どうなるんだろうね。 というような記事でした。以上終わり。
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posted at 14:05:17
13)という訳で、ヒッグス粒子がヒッグス粒子と呼ばれるようになったようです。ブラウトさんは昨年なくなったようですが、残りの5人の方はご存命。ノーベル賞を出すとしても3人の枠があるから難しいだろうなあ。
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posted at 14:03:29
12)そう、エングラールさんたちのを頭に持ってこないといけないのに、ここで、ワインバーグ先生、何を勘違いしたか、ヒッグスを頭に持ってきていた。それ以来、別の人もヒッグス機構について言及するたびに、筆頭はヒッグスになったらしい(ここは確かめていないです)。
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posted at 13:59:51
11)t.co/WLt8FkOY 電弱統一理論の提唱でノーベル賞を受賞したワインバーグのこの文章(の注1)にヒントがあった。「オレの勘違いが責任ありかも」という。1967年のワインバーグの論文をみると、6人の名前が引用されているが、トップはヒッグスさん。
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posted at 13:57:47
10)で、ヒッグス機構提唱は計6人(アンダーソンを加えれば7人)。一番乗りでないのになんでヒッグスの名前が残ったのか不思議。米物理学会のJ.J.Sakurai賞の2010年度の受賞者は、エングラールからキッブルまでの6人だった。アンダーソンはノーベル賞もらっているのでまあいいか。
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posted at 13:51:42
9)でも、ヒッグス寄稿のおつりであるヒッグス粒子についての可能性をちゃんと言及しているのはヒッグス論文。エングラールたちはあまり強調していなかった。その後、1ヶ月遅れで、インペリアルカレッジのグラルニック、ハーゲン、キッブルの論文が出る。彼らはギルバートとの関連があったみたい。
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posted at 13:48:05
8)ところが、ヒッグス論文を受け取った日発行の同誌に、ベルギーの研究者による同一内容の論文が出ていた。ベルギー自由大学の物性理論研究者、エングラールとブラウト。実はこれが「ヒッグス」理論の一番乗り。南部先生の要請「二人の仕事をコメントしてね」を受け入れてヒッッグス論文は受理。
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posted at 13:44:54
7)ヒッグスさん、論文を書き直してアメリカ物理学会の速報誌「フィジカル・レビュー・レターズ」に投稿。ここでこの論文の審査をしたのがご本家、南部陽一郎先生であったことにまたびっくり(ご本人が、その後、ある講演会で明かしています)。
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posted at 13:41:03
6)先日、早野先生や久世先生とのツイートで、ギルバートの貢献に気づき、すごい人はなんでもできるもんだ、と感嘆したのでした。閑話休題。ヒッグスは暖めていた内容を論文に書き、専門誌「フィジックス・レター」に投稿、さらに続きを投稿しようとしたが、短いものでないと拒否された。彼がっくり。
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posted at 13:36:55
5)ここで登場するのがハーバード大のウォルター・ギルバート。64年、NG粒子の難点を回避方法という論文を発表するが、ヒッグスがこれではだめ、と直感。論文を準備し始める。ギルバートは、ジェームズ・ワトソンの誘いで分子生物学に転向。その後、遺伝子の塩基配列決定法の開発でノーベル化学賞
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posted at 13:34:13
4)米国の物性理論家アンダーソンはいち早く、電磁気的現象=ゲージ場=がからまれば、NG粒子は質量を持つ粒子に変身すると看破した。プラズモンがそれと主張。しかし、彼は物性屋で非相対論的理論。相対論的理論が必要な素粒子屋はあまり賛成しなかった。
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posted at 13:29:49
3)しかし、ケンブリッジ大のゴールドストーンは、「自発的対称性の破れ」があれば、質量ゼロの「粒子」=「南部・ゴールドストーン(NG)粒子」=が登場するはずだが、実際にはそんな粒子はない。どこに問題?。多くの物理学者がこの謎を追った。ヒッグスもそのひとり。
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posted at 13:26:26
2)いわゆる「ヒッグス・メカニズム」。物質に質量がなぜあるのか解明する手がかりである。英国エディンバラ大学のピーター・ヒッグスは、1961年、南部陽一郎とジョバンニ・ヨナ=ラシニオの論文を読んだ。いわゆる「自発的対称性の破れ」が質量を生む原因だとする今や伝説となった論文である。
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posted at 13:22:18
WEBRONZA「ヒッグス粒子はなぜ「ヒッグス粒子」なのか」要旨をツイートします。!)1964年、日本が東京オリンピックの開催で騒がしかったころ、短いながらも後の研究者たちに大きな影響を与える論文が3グループから相次いで発表された。キーワードは「対称性の破れ」と「素粒子の質量」。
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posted at 13:18:40