大本薫 Kaoru Ohmoto
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- 自己紹介 natural-born Jazz Flutist。ジャズフルート奏者。フルートらしさ(フルーティズム)よりジャズが本体の破壊者。幼少より渡米。ジュリアード音楽院、コロンビア大学文学部院卒。全米ジャズ教育協会会員。英米で流行りのハイデガー論者。てげてげでアドリブする現存在。17年鹿児島移住。コロナ禍で休眠中。
2016年06月09日(木)
それをいうと、He said. She saidというプラトン以前、パルメニデスまで遡行させられます。柄谷だとデモクラシーをイソノミアに遡行させて、起源(原因)を問うのだが、ハイデガーは自己原因(没根拠)なのです。bit.ly/24CMssJ @J_J_Kant
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posted at 23:47:31
@sunamajiri まあ、ぼく自身の問題意識はハイデガーそのものにあるわけではないのでハイデガーの思想が分かればいいのですけどね。でも、やっぱり原典を読んでみなければ「ハイデガーについて、~と○○は言っている」ということしか分からないので。
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posted at 23:38:28
読書案内という話題で、管見の限り、木田元の伝記物ではなく、『存在と時間の構築』が一番見通しが良いと思います。若干知見が古い気もするんですが。ダラダラとハイデガーの生い立ちとか話さず、話のど真ん中に入れます。www.amazon.co.jp/%E3%83%8F%E3%8... @J_J_Kant
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posted at 22:40:45
なので、中嶋さんのように平明に、他者とは空想の独断的産物ではなく、想像力によって認識する対象だ、というのがベストなのです。@J_J_Kant bit.ly/1WGd8tt
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posted at 21:07:10
想像力とは時間である、というハイデガーは極めて根源的な話、物理学の基礎に及んでるのだが、誰でもがハイデガーを読むべきとは私は思わない。主著も講義録も思考実験の巣窟で、専門家が見取り図を書かないと、みんな誤解する。twitter.com/sunamajiri/sta... @J_J_Kant
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posted at 21:04:31
実際的には、想像力の欠如を、空想力やイメージの欠如と正反対に誤解してはいけないということだが、東大TVが想像力特集でサルトルの想像力から科学者に空想力を語らせる混乱をまだやっている。それでは他者を空想してしまう。twitter.com/sunamajiri/sta... @J_J_Kant
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posted at 20:58:15
まさに、想像力の欠如というのは、他者の欠如の謂であり、至極当然のことをハイデガーは言おうとしているのだが、それを厳密に捉えるのが極めて困難だ、というのがハイデガー専門家の意見ということでしょう。私は一介の読者だが。@J_J_Kant twitter.com/J_J_Kant/statu...
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posted at 20:41:00
コギトを意識と捉えると、サルトルのように想像力は空想やイメージになってしまうが、時間は単に過ぎ去るのではなく、つねに現在だからこそ、想像力が認識を与えるのです。だから意識という実体化はナンセンスだ、という話です。twitter.com/sunamajiri/sta... @J_J_Kant
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posted at 20:35:57
その古臭い問題がハイデガーの言う想像力問題ですよ。想像力は空想ではなく、それが認識、つまり他者を齎す暴力だ、といった現代思想の問題は、全てハイデガーのカント批判から派生したんです。彼は想像力=時間と厳密化させるが。@J_J_Kant bit.ly/1WGd8tt
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posted at 20:30:23
2016年06月08日(水)
人間にとって他者という存在は想像力によってしか理解することはできないだろう。他者に対する安易な不可知論、独我論、心理学主義、行動還元論等々の地平を超えたところに想像力の可能性があるのではないか。
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posted at 19:28:23
見取り図は単純だものね。(コギトを)存在者とすると、永遠回帰の時間を問うてしまうが、存在に二重襞化させると、時間が思考と存在の差異性を反復(同一化・一重襞化)させるので、無限遡行が生まれない、という話。@LitoSnowfield pic.twitter.com/9q38x3pPDF
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posted at 07:18:26
2016年06月07日(火)
要するに、コギトを永遠な魂にしてしまうのは、時間を過ぎ去るものとして、過ぎ去らない物、存在者の永遠性を思考してしまうからなのだが、ハイデガーとメルロだけは、そうした永遠な魂への回帰という問題にとらわれていない、ということなのだが。@LitoSnowfield @BeTakada
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posted at 05:37:36
続・ハイデガー読本の『フーコー、ドゥルーズ』と『サルトル、メルロ=ポンティ-』の見取り図的な読解を入れといたよ。twitter.com/sunamajiri/sta... 彼らのハイデガーに対する距離感がわかると、一気に見通しが開けるはず。@LitoSnowfield @BeTakada
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posted at 05:34:11
メルロ=ポンティ-は構想力を時間と捉えるが、ドゥルーズがサルトルと同様、イメージの有無に囚われる様が非常に面白い。これらがすべてハイデガーの二重襞を隠蔽してしまう現代思想の見取り図になっているので要併読。bit.ly/1U9S0JV @BeTakada
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posted at 01:51:12
『何が思索を命じるか』の名要約がハイデガー読本にあります。bit.ly/1t0JXEL アリストテレス~ニーチェまで、過ぎ去りに対する存在者の永遠回帰という形而上学だ、という問題全体。@BeTakada pic.twitter.com/xQxljThwCG
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posted at 01:17:44
GA9『道標』所収の後期カント論は『有に関するカントのテーゼ』で、理想社版『物への問い』に、訳者の近藤功氏が要約を付しています。twitter.com/sunamajiri/sta... @BeTakada pic.twitter.com/eJb348Od0f
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posted at 01:04:01
そうした点からも、twitter.com/sunamajiri/sta... … に続けるなら、こうした近代的自我という道(方法)に、格別の道標を与えているのが、さすがにハイデガー全集編纂者、後期カント論で纏め上げたGA9『道標』というアンソロジーのようです。@BeTakada
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posted at 01:03:15