麻里邑圭人
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- 現在地 涅槃
- 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
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» 2010年12月08日
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2010年12月08日(水)
丸山天寿「琅邪の虎」読了。琅邪の鬼事件が解決し平穏を取り戻したかに見えた琅邪の町で、再び奇怪な事件が続発する。神木の下の連続殺人、暗躍する謎の集団、虎の皮を被った奇妙な死体、そして観光台の謎の崩壊……全ては人に姿を変えることのできる虎「人虎」の仕業なのか?
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posted at 03:21:07
無心を始めとする異能者集団の徐福塾の面子が大活躍を見せるのは前作と変わらず。その他、意外なキャラが意外な形で再登場したりとファンサービスも徹底しているため、前作が楽しめた人であれば、本作も問題なく楽しめることだろう。だが、一方で不満点も多々ある。
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posted at 03:21:56
まず物語の構成が前作と全く変わらないため、イマイチ読んでいて新鮮味が感じられない。またミステリとして見た場合も、真相が前作以上につじつま合わせの感があり、謎解きの醍醐味に乏しい気がする。とはいえ、伏線の大胆な張り方にはそこはかとないミステリセンスが感じられるのも事実。
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posted at 03:23:11
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