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麻里邑圭人

@mysteryEQ

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  • 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
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2011年06月12日(日)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

11年6月12日

小川勝己「愛の遠近法的倒錯」読了。岡山にあるSという村ではかつて小松崎家と藤平家という二つの勢力が対立していたが、ある出来事をきっかけに藤平家は没落し小松崎家の天下となった。だが終戦間もなく小松崎家の当主が割腹自殺を遂げたのを機に凄惨な連続殺人が発生。金田一耕助が事件に挑む。

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posted at 10:49:38

麻里邑圭人 @mysteryEQ

11年6月12日

金田一耕助のパスティーシュ物にしてどうしようもなく小川勝己な作品。本作は中盤までは金田一耕助作品を踏襲しているが、犯人が明らかになり動機の話になった途端、一転して小川勝己の独壇場になる。この狂いつつもどこか哀愁を感じさせる事件背景こそ小川勝己という作家の最大の特徴だと思う。

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posted at 10:51:10

麻里邑圭人 @mysteryEQ

11年6月12日

個人的には良くできたパスティーシュ物とは元の作品の雰囲気を忠実に再現した上で、どれだけその作家の個性が発揮できるかで決まると思っている。その基準に当て嵌めて言うのであれば、本作は些か詰め込み過ぎなきらいはあるものの、作者の個性が実に良く活かされたパスティーシュ物の逸品である。

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posted at 10:53:03

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