麻里邑圭人
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- 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
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» 2011年06月17日
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2011年06月17日(金)
「Q.E.D.」39巻読了。今回はオンボロアパートの開かずの間で起きた大家の首吊り事件に端を発する「ああばんひるず6号室事件」と『ボイジャー計画』に携わった燈馬の恩師が妻の命日を前に失踪、その真意に迫る「グランドツアー」の二本を収録。前者は大家の死の真相にまず脱力(苦笑)。
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posted at 10:00:49
トリックにしても盲点を突いたというよりアレが外れることにビックリした。むしろ個人的に評価したいのは後者の方で何故燈馬たちが呼ばれたのかという理由に「グランドツアー」の意味を絡めた点が秀逸。そして人物設定を活かしたオチの付け方もまた素晴らしい。構成の上手さが光る秀作だと思う。
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posted at 10:01:51
舞阪洸「青屋敷殺人事件」読了。「妄想」によって引き起こされる事件を解決する「壊し屋」翔子シリーズの二作目。前作が孤島が舞台だったのに対し、本作の舞台は嵐の山荘。しかも上下巻とくれば否応なしに期待は高まるが、残念ながらその期待に応えるような内容だったとはお世話にも言い難い。
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posted at 19:32:05
発想としては悪くないが、この一発ネタでこれだけの長編を支えるのはさすがに無理がある。現に上巻の冗長さにはかなり閉口した。あとがきで作者はこれを書いた年は九作も出したと多作ぶりをアピールしているが、できれは次回作ではもう少し時間をかけて作り込んだミステリを読ませてほしいと思う。
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posted at 19:32:50
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