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麻里邑圭人

@mysteryEQ

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  • 現在地 涅槃
  • 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
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2012年01月06日(金)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

12年1月6日

梶龍雄「清里高原殺人別荘」読了。雪の降り積もった清里高原にある一軒の別荘にある事情で逃げ込んできた数人の学生たち。だが無人と思われた別荘には既に先客がいた。予想外の展開に戸惑う学生たちだったがそんな中、仲間の一人が何者かにナイフで刺し殺される事件が発生する。

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posted at 22:00:38

麻里邑圭人 @mysteryEQ

12年1月6日

以前から自分は、梶龍雄という作家は連城三紀彦や泡坂妻夫にも決してひけをとらない技巧の持ち主だと思っていたが、本作を読んで更にそれを確信した。本作は一見、雪の山荘で起こる連続殺人劇というオーソドックスな本格物に見えるがその実、連城ばりのとんでもない構図の反転が仕掛けられている。

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posted at 22:01:27

麻里邑圭人 @mysteryEQ

12年1月6日

そして何故泡坂ではなく連城なのかと言えば本作で作者が仕掛けた大技が極めて連城らしいからに他ならない。加えて本作を彩るある愛の形が一層それに拍車をかけている。勿論梶龍雄らしい伏線の妙も健在で意外な伏線と共に明らかになるある事実とそれを使ったトリックだけでも充分衝撃的と言えるだろう。

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posted at 22:04:26

麻里邑圭人 @mysteryEQ

12年1月6日

本作について作者は「特上の意外な真相と結末を用意したつもりでいる」と語っているが、その言葉に偽りなし。本作は策士・カジタツの本領発揮とも言うべき超絶技巧が炸裂する騙し絵の傑作である。

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posted at 22:05:03

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