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麻里邑圭人

@mysteryEQ

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  • 現在地 涅槃
  • 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
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2013年02月03日(日)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

13年2月3日

梶龍雄「殺人回廊」読了。第二次世界大戦末期、東京目白にある新田公爵家の周囲に不審な男たちが出没しているという通報を受け警視庁強力犯刑事・堀川は張り込みを開始する。間もなく男たちはある人物をスパイ容疑で内偵する特高と判明、そしてその矢先に新田家の三男・俊三が死体となって発見される。

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posted at 22:51:53

麻里邑圭人 @mysteryEQ

13年2月3日

梶龍雄の書くミステリは過去が非常によく似合う。しかしそれが単なるノスタルジアだけで設定されたものでないことは一読すれば明らかだ。本作で描かれる事件のシチュエーションもさることながら、その真相も戦争が暗い陰を落とすこの時代だからこそ成立したものと言っていいだろう。

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posted at 22:52:27

麻里邑圭人 @mysteryEQ

13年2月3日

作者らしい構図の反転の先に待ち受ける犯人と動機。それを示す伏線の張り方は相変わらず巧妙だが、それ以上にその戦争を背負った意外性が何とも言えない気分にさせる。決して派手な作品ではないが、戦時中という「灰色の季節」ならではの本格ミステリを扱った良作である。

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posted at 22:53:32

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