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麻里邑圭人

@mysteryEQ

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  • 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
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2016年02月22日(月)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

16年2月22日

仁木悦子「緋の記憶」読了。依頼人が何度も見る謎めいた夢と過去に起きた殺人事件の関係を探る表題作を始め、ふらりと立ち寄った画廊で見かけた一枚の絵に纏わる殺人事件の謎を解き明かす「暗緑の時代」、犯人が自首したことで決着したと思われた老人殺しに隠された秘密「沈丁花の家」など六編収録。

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posted at 18:10:54

麻里邑圭人 @mysteryEQ

16年2月22日

私立探偵・三影潤シリーズの短編集。ミステリとしての出来で言えば前に読んだ同シリーズの短編集「夏の終る日」よりもこちらの方が上だろう。収録作は何気ない気付きからひっくり返してみせるタイプの作品が多いが、中でもとりわけ巧くひっくり返してくれるのが表題作である。

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posted at 18:11:04

麻里邑圭人 @mysteryEQ

16年2月22日

所謂回想の殺人を扱った本作はこのテーマならではの気付きは勿論のこと、テーマが真相の絶妙な目眩ましとして機能している点が秀逸。次点は同じく過去の殺人事件を扱った「暗緑の時代」で一枚の絵に端を発する事件の展開の仕方とどちらとも取れる結末の余韻が○。

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posted at 18:11:37

麻里邑圭人 @mysteryEQ

16年2月22日

その他「沈丁花の家」はネタの性質上、他の収録作より伏線が多く張られているため、比較的真相は分かりやすいが、その丁寧な見せ方は好印象。惜しむらくは後半の二編「蜜色の月」「美しの五月」が一段落ちる出来であることだが、それを差し引いても充分良作と言える短編集である。

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posted at 18:11:48

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