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麻里邑圭人

@mysteryEQ

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  • 現在地 涅槃
  • 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
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2016年07月09日(土)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

16年7月9日

芹沢央「許されようとは思いません」読了。かつて祖母が暮らしていた村を訪れた「私」。祖母は末期癌に冒されていた曾祖父を惨殺して村から追放されたのだ。彼女は何故、余命僅かだったはずの曾祖父を殺さねばならなかったのか? 表題作含む五編収録。

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posted at 16:10:50

麻里邑圭人 @mysteryEQ

16年7月9日

日常に潜む狂気を描いたミステリ短編集。ベストは「余命僅かな人間を何故殺害したのか?」というミステリ読みにはお馴染みのホワイダニットに挑んだ表題作で、村のシステムと祖母の人間性を徹底的に描くことで浮かび上がる異形の論理とそこに込められた切実な想いが胸を打つ本格ミステリの傑作である。

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posted at 16:11:13

麻里邑圭人 @mysteryEQ

16年7月9日

以降は「目撃者はいなかった」は倒叙風味の因果応報サスペンス、「ありがとう、ばあば」はラスト一行に脱力するブラックユーモア物、「姉のように」は思い込みを活かした二段オチが目を惹くイヤミスといった具合に必ずしも本格とは言えないが、作者の引き出しの多さを見せつけてくれる。

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posted at 16:11:33

麻里邑圭人 @mysteryEQ

16年7月9日

そして最後の「絵の中の男」で再びホワイダニット本格になるが、表題作に比べると事件の鍵を握るある人物の描き方が不充分なように感じてしまうのが少々残念。ミステリ重視でみると表題作ばかりが際立っているものの、物語としては全体的に捻りのきいた作品集である。

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posted at 16:11:49

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