麻里邑圭人
- いいね数 9,797/10,375
- フォロー 1,028 フォロワー 1,647 ツイート 91,937
- 現在地 涅槃
- 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
2016年10月15日(土)
大谷羊太郎「盗まれた完全犯罪」読了。放映中のサスペンスドラマと全く同じ状況で男が墜落死を遂げ、その直後に殺人現場となったマンションに住む高校生・紀久子の兄・俊明が姿を消した。警察が俊明を容疑者として追う中、紀久子と彼女のボーイフレンドの恵一は俊明の無実を信じて真相解明に乗り出す。
タグ:
posted at 01:09:44
微妙。元々の連載誌が「高3コース」だったためか、全体的にジュブナイルミステリっぽい雰囲気があるが、だからといって使われているトリックが全て悪い意味で子供騙しなのは興醒めの一言。
タグ:
posted at 01:10:07
犯人を示す手掛かりにしても脱力物かつ根本的に足りていないと言わざるを得ない。せっかく読者への挑戦や魅力的な謎はあるのに全く活かしきれていない、残念な作品である。
タグ:
posted at 01:10:53
竹本健治「殺人ライブへようこそ」読了。高校二年の武藤類子は先輩の高杉がマネージャーをしているというバンドのメンバーとミュージシャンの速水果月を紹介された。それから数日後、類子は高杉と観に行った果月のライブで殺人事件に遭遇。やがて犯人の魔の手は類子にも……!
タグ:
posted at 19:28:16
作者の看板探偵・牧場智久とのコンビでお馴染みの武藤類子が主役を務める長編作品。本作には殺人事件の犯人探しとは別に類子の家に夜な夜なかけてくる謎の電話の主探しと脅迫者探しという二つの趣向が用意されており、それがより一層物語のサスペンス性を高めてくれる。
タグ:
posted at 19:28:57
ミステリとしてみると目撃者の部分でちょっとした捻りがあるのが面白い。またそれ以外にも青春小説としての読み所や類子の剣道少女らしい見せ場もあり、軽い読み口ながらも満足度の高い作品である。
タグ:
posted at 19:29:55