麻里邑圭人
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- 現在地 涅槃
- 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
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» 2019年11月16日
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2019年11月16日(土)
高柳芳夫「ベルリンの女」読了。窓から目撃した死体なき殺人の光景、ノルウェーの地で発見された日本人男女の心中死体を巡る疑惑、何者かに命を狙われウィーンの森で殺された男、赴任先のベルリンで巻き込まれた殺人事件に隠された企み……海外を舞台にした本格や幻想など様々なミステリ七編を収録。
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posted at 13:19:14
国際色豊かなミステリ短編集。収録作の七編中半分以上が本格物だが、その他の作品も幻想ホラーや心理サスペンスなどバラエティに富んだ物語で楽しませてくれる。本作に収録された本格物に共通して言えるのは前半はサスペンス展開で、徐々に隠されていたトリックの存在が浮かび上がってくる構成がいい。
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posted at 13:19:37
トリックに関して言えば目新しさよりも舞台を活かした小道具の使い方が巧く、特に大掛かりな仕掛けが目を惹く表題作や「国際電話会社殺人事件」は作者の作品で度々見られる社会派要素――事件の背後にあるもののどす黒さが強い印象を残す。本作は作者の引き出しの多さが伺える手堅く纏まった良作である。
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posted at 13:19:49
「ターミネーター:ニュー・フェイト」観了。設定的に面白い所がなくはないし2以降に作られたターミネーター映画としては一番出来がいいものの結局やっていることは2と変わらない上にアクションの新鮮味が殆どないので蛇足感が否めないのが難。マンネリととるかお約束ととるかで評価が分かれる作品。
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posted at 23:13:38
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