麻里邑圭人
- いいね数 9,797/10,375
- フォロー 1,028 フォロワー 1,647 ツイート 91,937
- 現在地 涅槃
- 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
2018年07月29日(日)
またスプラッターシーンの過激さに対して化け物の股間に常にモザイク(!)がかかっているのが気になるが、全体的には王道ゴシックホラーに絡めた家族の物語が秀逸な作品である。
タグ:
posted at 23:29:42
「キャッスル・フリーク」観了。相続した古城に幽閉されていた異形の化け物に襲われる一家の恐怖。元々は人間だった異形の化け物が徐々に狂暴性を増していく一方で、盲目の美少女に対してのみは最後まで不器用なままというのがいい。
タグ:
posted at 23:29:14
「恐怖ノ白魔人」観了。一言でいうと悪ガキが殺人鬼に襲われたことで更正する話(違)。悪ガキが本当に悪ガキなので襲われてもザマアミロとしか思わない一方で、殺人鬼が常に全裸で(!)獲物も使わず素手でバッタバッタ人を殺していくのが新鮮。
タグ:
posted at 23:28:36
「煽情」観了。一人の女性アナの人生を少女期、娘盛り、熟女期の三つのパートに分けて描きつつ、マリオ・バーヴァやダリオ・アルジェントのオマージュをふんだんに盛り込んだ異色作。とりわけ少女期はサスペリア色、熟女期はジャーロ色が強い一方で、音楽面の演出が非常に寂しいのが残念。
タグ:
posted at 23:27:52
「暗闇にベルが鳴る」観了。怪電話を機に聖夜の女子学生寮を次々と襲う惨劇。ミステリ要素を求めるとやや物足りなさは否めないもののスラッシャー映画としてはツボを押さえた内容で、タイトルにもなっている電話などの小道具や殺人鬼の視点が齎す恐怖と緊張感のハーモニーが何とも絶妙な作品である。
タグ:
posted at 00:35:00
但しアルジェント本家と比べると演出や展開にどうしても粗が目立ってしまうものの、あくまでアルジェントファンが作ったイメージムービーとして割り切って観ればそれなりに楽しめる作品である。
タグ:
posted at 00:34:33
「SONNO PROFONDO」観了。日本未発売のベルギー産スリラー映画。一言でいうならアルジェント映画の犯人視点のみで構成された作品で、アルジェントファンであればいかにもそれっぽいシーンと音楽のオンパレードに思わずニヤリとなることだろう。
タグ:
posted at 00:34:02
2018年07月27日(金)
勿論、そういう展開になるのには理由があり、それを活かしたちょっとした仕掛けは巧いと思うものの、あくまで「ちょっとした」程度であり、物語の根幹を揺るがすようなサプライズには程遠いのが些か物足りない。とはいえ戦争における日常をミステリ的に演出した小説としては楽しめる作品である。
タグ:
posted at 20:40:02
作者が得意とする戦争ミステリの最新作。内容紹介を見る限り、極限状況下の殺人事件を巡るホワイダニットものかと思いきや、その動機は結構早い段階で明かされ(というかアマゾンだと内容紹介の時点でバラされている)そこから倒叙物のような展開になるのが面白い。
タグ:
posted at 20:39:36
古処誠二「生き残り」読了。北ビルマでの米支軍との戦いで苦戦を強いられるさなか、経験のとぼしい見習士官を付けられ分進隊として転進する羽目になった独歩患者たちのうち伍長が胸の一突きで殺される。あの極限状態の中でいったい誰が? 日本兵たちはやがて、一人、またひとりと命を落とす――。
タグ:
posted at 20:39:22
2018年07月24日(火)
えすのサカエ「探偵明智は狂乱す」3巻読了。今回の見所は「蜘蛛男」と「復活の20面相」で、前者は犯行時刻、容疑者は一万人の視聴者の前でゲーム実況をしていたという今風のシチュエーションと気付きのポイントが面白い。そして後者はパノラマ島を舞台に語られる明智の復讐の動機と鬼畜な引きが○。
タグ:
posted at 09:16:05
2018年07月18日(水)
七月鏡一/杉山鉄兵「探偵ゼノと7つの殺人密室 」2巻読了。1巻同様、真相はこれしかないというものながら話の構成や謎の見せ方に光るものが見られるようになった。個人的にはメインの事件以外の話の方が面白く、特に「水曜日の依頼人」の手掛かりの出し方と事件の引き金となった部分が○。
タグ:
posted at 08:58:57
2018年07月15日(日)
「REVENGE リベンジ」観了。一人の若い女が自分の凌辱に関わった三人の男たちに復讐する話。とにかく痛いシーンと血みどろっぷりが凄まじくヒロインが復讐鬼になって以降は最後まで手に汗握る緊張感が続く。ツッコミどころは結構あるがそれ以上に登場人物達の命の削り合いが強烈な作品である。
タグ:
posted at 23:24:19
2018年07月13日(金)
早坂吝「誰も僕を裁けない」(文庫版)再読了。作者曰く文庫版は伏線やミスリードが追加されているとのことだが、あいにくメインネタ以外は綺麗に忘れていたのでどこに追加されているのかさっぱり分からなかった(爆)。逆に言えば、それくらい追加分が違和感なく溶け込んでいたと言うことだろう。
タグ:
posted at 15:22:16
2018年07月11日(水)
ジュブナイルらしい桃の木を巡るコンゲーム物。といっても作中で展開される作戦はたわいないものばかりだが、それでも人間心理を巧く読んだ策が用いられるので子供騙し感があまり感じられないのは○。加えてあとがきの作者の思い出話にほっこりする作品である。ちなみに①とあるが、続きは出ていない。
タグ:
posted at 00:50:08
新庄節美「キンコンカンプラスワン① 魔王の桃大作戦 」読了。ひょんなことから子供たちに恐れられる老人オグジーから勝負を挑まれた魚屋の四男坊のカン。勝利条件はオグジーの家の庭に植えてある桃の木から桃をとること。カンは小学校の同級生キン、コンと老犬ト-ビ-の力を借りて勝利を目指す。
タグ:
posted at 00:49:57
2018年07月04日(水)
香吹茂之「山比見村の殺人 第二回」読了。前回の最後で見立て殺人物であることが発覚したが、今回は更にそれが連続殺人であり、しかもかなり昔から定期的に起きているらしいという驚愕の事実が明らかになる。主人公はただ犯されているだけだが(爆)その一方で名探偵も登場し、ますます目が離せない。 pic.twitter.com/pHUm7nSkqx
タグ:
posted at 22:38:04
マツキタツヤ/宇佐崎しろ「アクタージュ act-age」2巻読了。デスアイランド編開幕。天使とブルドーザーならぬ千世子と夜凪、二つの相反する才能がより明確になり、いよいよ異能バトル物的面白さが加速してきた印象がある。とりあえず二人が本格的に対決する次巻が待ち遠しい。
タグ:
posted at 09:05:13