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黒木玄 Gen Kuroki

@genkuroki

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Favolog ホーム » @genkuroki » 2016年10月19日
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2016年10月19日(水)

黒木玄 Gen Kuroki @genkuroki

16年10月19日

#数楽 続き。O(1)よりも大きなオーダーであまり大きくないものの典型例はO(log n)です。そして、BICの定義は上の記号法のもとで、BIC=-2L+d log n=2nS+d log n-Eです。まさにペナルティー項がd log n=O(log n)になっている。続く

タグ: 数楽

posted at 00:02:38

黒木玄 Gen Kuroki @genkuroki

16年10月19日

#数楽 続き。BICはサンプルサイズn→∞でBIC/2=(対数周辺尤度)+O(1)を満たすように作られました。すなわち、(対数周辺尤度)=nS+(d/(2n))log n+O(1)が成立しています。サンプルの揺らぎに対応する項はO(1)の中に埋もれている。

タグ: 数楽

posted at 00:09:13

黒木玄 Gen Kuroki @genkuroki

16年10月19日

#数楽 続き。サンプルの揺らぎの影響がn→∞で消えるBICとサンプルの揺らぎに埋もれないぎりぎりのところを見ているAICの両方を計算して確認しておくとよいのではないかと思いました。(可能ならばWAICとWBICの両方を計算したい。) 使える数学的道具は全部使えばよい。

タグ: 数楽

posted at 00:12:54

黒木玄 Gen Kuroki @genkuroki

16年10月19日

#数楽 訂正。しまった。また符号を誤った。2つ前のツイートの式をBIC/2=-(対数周辺尤度)+O(1)に訂正します。BICを小さくすること(BICによるモデル選択ではBICが小さい方のモデルを選ぶ)は周辺尤度を大きくすることに対応しています。

タグ: 数楽

posted at 00:20:10

黒木玄 Gen Kuroki @genkuroki

16年10月19日

#数楽 警告。AIC、BICの話題の人気の高さに驚いています。私は統計科学諸分野については完全など素人なので間違ったことを書いている可能性があります。その場合には私が書いたものを引用してピンポイントで誤りを指摘して下さると助かります。しかし、権威的な態度での指摘には反撃します!

タグ: 数楽

posted at 00:32:35

黒木玄 Gen Kuroki @genkuroki

16年10月19日

他人が言っていないことまで言ったことにして何かよいことを指摘したつもりになるのは、典型的なover-fittingであり、なんらかのペナルティ項を課す必要があるかも。:p

タグ:

posted at 00:37:45

片瀬久美子 @kumikokatase

16年10月19日

【岡山大の件】
森山教授らに対する解雇無効の仮処分決定に対し、岡山大が異議申し立てをしていましたが、岡山地裁が異議を棄却しました。これで「解雇無効」の仮処分が確定しました。(※先のツイートで「却下」としましたが正しくは「棄却」です)
warbler.hatenablog.com/entry/2016/06/...

タグ:

posted at 00:39:29

黒木玄 Gen Kuroki @genkuroki

16年10月19日

#数楽 BIC、AICが適切に使える場合に

(確率モデルと事前分布に関するサンプルの対数周辺尤度比)=(d/2)log n+O(1)

(サンプルをもとに調節したモデルの予測精度)=d/(2n)+o(1/n).

これらが大幅に一般化されることが、渡辺澄夫さんの定理。

タグ: 数楽

posted at 00:48:42

黒木玄 Gen Kuroki @genkuroki

16年10月19日

#数楽 一般の場合には

(確率モデルと事前分布に関するサンプルの対数周辺尤度比)=nA+λ log n+(m-1)log log n+O(1)

(サンプルをもとに調節したモデルの予測精度)=A+λ/n+o(1/n).

続く

タグ: 数楽

posted at 01:04:37

黒木玄 Gen Kuroki @genkuroki

16年10月19日

#数楽 対数周辺尤度に関する λ log n+(m-1)log log n を(特異点解消を除いて)初等的に出す方法のスケッチについては→ twitter.com/genkuroki/stat...

本質的にラプラスの方法のガウス積分からガンマ函数への一般化。大学1年レベルで理解可能。

タグ: 数楽

posted at 01:12:02

黒木玄 Gen Kuroki @genkuroki

16年10月19日

#数楽 続き。ガウス積分近似のラプラスの方法は大雑把に漸近挙動を出すには向いているけど、精密な漸近挙動を出すには向かないと思う。そのガンマ函数近似も同様。しかし、初等的に理解可能であることの指摘は理論の「普及」のためには大事なことだと思う。

タグ: 数楽

posted at 01:16:23

黒木玄 Gen Kuroki @genkuroki

16年10月19日

#数楽 続き。私がツイッターで指摘してことは、λ log n+(m-1)log log nを出すためには、ゼータ函数を使わずに直接ラプラスの方法のようなことをやった方が初等的ではないかということ→ twitter.com/genkuroki/stat...

タグ: 数楽

posted at 01:18:49

黒木玄 Gen Kuroki @genkuroki

16年10月19日

#数楽 【紹介】
リンク先の連続ツイートで、巷ではあたかも「常識」のようになっているベイズ統計に関する解説のどこがどうおかしいと私が考えているかを説明しておきました。どうしてそんなことになったかに関する歴史の解説が欲しいです。
twitter.com/genkuroki/stat...

タグ: 数楽

posted at 01:32:48

OokuboTact 大久保中二病中年 @OokuboTact

16年10月19日

#掛算 #算数 @tsatie  『新編算数科教育研究 』(算数科教育学研究会:著 2010年発行)の執筆者とかぶる人が多いです pic.twitter.com/60K6LSpVC3

タグ: 掛算 算数

posted at 01:34:43

片瀬久美子 @kumikokatase

16年10月19日

う~む、誤字ったツイートのその部分だけ書き換えられたらな~ (^^;
RTをいっぱいされた後で気が付くと、ああ~~~~~となる。

タグ:

posted at 01:36:43

黒木玄 Gen Kuroki @genkuroki

16年10月19日

#数楽 ベイズ推定法の復習。以下、確率密度函数のことも確率分布とか単に分布と呼びます。

サンプルx_1,x_2,…は確率分布q(x)によって独立に生成されているとします。すなわち、サンプル(x_1,…,x_n)は確率分布はq(x_1)…q(x_n)に従っているとする。続く

タグ: 数楽

posted at 07:43:36

黒木玄 Gen Kuroki @genkuroki

16年10月19日

#数楽 続き。ベイズ推定法では、パラメーターw付きのxの確率分布p(x|w)とwの確率分布φ(w)を人間が任意に選んで、サンプル(x_1,…,x_n)の確率分布はZ(x_1,…,x_n)=∫p(x_1|w)…p(x_n|w)φ(w)dwだと推定します。続く

タグ: 数楽

posted at 07:47:20

黒木玄 Gen Kuroki @genkuroki

16年10月19日

#数楽 続き。それらには独特の名前が付けられています。p(x|w)は確率モデル、φ(w)は事前分布、Z(x_1,…,x_n)は周辺尤度とか分配函数などと呼ばれています。しかし、呼び方はコミュニケーションのときに重要なだけで、内容の理解にはそれらの性質の方が重要です。続く

タグ: 数楽

posted at 07:52:00

黒木玄 Gen Kuroki @genkuroki

16年10月19日

#数楽 続き。ベイズ推定法では、周辺尤度Z(x_1,…,x_n)をサンプル(x_1,…,x_n)の確率分布の推定結果だとみなすので、サイズnのサンプルx_1,…,x_nが得られた場合に制限したとき、その次のx_{n+1}を生成する確率分布は〜続く

タグ: 数楽

posted at 07:59:42

黒木玄 Gen Kuroki @genkuroki

16年10月19日

#数楽 続き〜、p_n(x_{n+1})=p(x_{n+1}|x_1,…,x_n)=Z(x_1,…,x_n,x_{n+1})/Z(x_1,…,x_n)であると推定することになります。このp_nをサンプルx_1,…,x_nから得たx_{n+1}の予測分布と呼びましょう。続く

タグ: 数楽

posted at 08:03:36

黒木玄 Gen Kuroki @genkuroki

16年10月19日

#数楽 続き。ベイズ推定法では確率モデルと事前分布は任意に選べるので、それらを用いて計算される周辺尤度Z(x_1,…,x_n)や予測分布p(x|x_1,…,x_{n+1})が真の分布q(x_1)…q(x_n)、q(x)のそれぞれを近似している保証はない。続く

タグ: 数楽

posted at 08:08:53

黒木玄 Gen Kuroki @genkuroki

16年10月19日

#数楽 続き。Sanovの定理から、推定で得た人工的な分布と真の分布の違いはそれらのあいだのKL情報量の大きさで測るのが自然。(1)Z(x_1,…,x_n)とq(x_1)…q(x_n)の違いは-log Z(x_1,…,x_n)のサンプルを動かす平均値の大きさで測ることができ、続く

タグ: 数楽

posted at 08:13:48

黒木玄 Gen Kuroki @genkuroki

16年10月19日

#数楽 続き〜、(2)予測分布p_n(x)とq(x)の違いは -∫q(x) log p_n(x) dxの大きさで測れます。
真の分布q(x)は未知だという設定では、q(x)を含む式を直接計算する方法は存在しないので、q(x)を使わない式でそれらを近似する式を見つけることが問題。

タグ: 数楽

posted at 08:19:59

黒木玄 Gen Kuroki @genkuroki

16年10月19日

#数楽 続き。(1)の立場でモデルと真の分布の違いを測るために開発された規準がBICやWBICなどです。(2)の立場を最尤法の場合に適用すればAICが得られ、ベイズ推定法に適用すればWAICが得られます。「モデルと真の分布の違い」の意味がそれらのあいだで異なっている。続く

タグ: 数楽

posted at 08:22:59

もひかん @mohikan1974

16年10月19日

カタコトで接客する姿が微笑ましい留学生のコが働くコンビニで。隣のレジから『綺麗な日本語が使える様になってから働け!』と聞こえたので店の空気が悪くなった。さて年配の珍客をどうしてやろうかと迷う間も無く真後ろの高校生が『めちゃくちゃ汚い日本語ですね』と、ものの5秒で換気してくれた。

タグ:

posted at 08:23:53

黒木玄 Gen Kuroki @genkuroki

16年10月19日

#数楽 続き。以上のように、何を用いて何を推定しようとしているのかを明瞭にすれば「AIC系の情報量規準とBIC系の情報量規準は異なるもののあいだの違いを測る指標なので両方使った方が便利だよね」という話にしかならないわけです。数学的性質をよく理解して便利に使えばよい。

タグ: 数楽

posted at 08:26:09

黒木玄 Gen Kuroki @genkuroki

16年10月19日

#数楽 「ベイズ推定法とは周辺尤度函数Z(x_1,…,x_n)=∫p(x_1|w)…p(x_n|w)φ(w)dwをサンプルx_1,…,x_nが従う確率分布の密度函数の推定結果とみなす方法である」という話がしっかり書いてある文献は少ないかも。渡辺澄夫さんの本には書いてあります。

タグ: 数楽

posted at 08:58:12

黒木玄 Gen Kuroki @genkuroki

16年10月19日

#数楽 続き。ベイズ推定は確率モデルp(x|w)と事前分布φ(w)をどのように選んでも定義されます。サンプルを生成している未知の確率分布に決してたどり着かないようなp(x|w)とφ(w)を選んでもよい。サンプルサイズn→∞で選んだ範囲内でベストの推定結果に近付く。

タグ: 数楽

posted at 09:17:23

黒木玄 Gen Kuroki @genkuroki

16年10月19日

#数楽 twitter.com/abiko_ushi/sta...
少なくとも階層ベイズでは問題なし。サンプルサイズn→∞での漸近挙動を見るときにの確率モデルの意味でのパラメーター数は(階層ベイズでも)常に一定の有限個。その辺について誤解し易い理由の推測の説明に続く。

タグ: 数楽

posted at 14:36:48

黒木玄 Gen Kuroki @genkuroki

16年10月19日

#数楽 続き。「階層ベイズではサンプルサイズと同じオーダーでパラメーター数も増えるので渡辺澄夫さんの漸近理論が使えない」と誤解してしまう理由はおそらく「勉強不足のままコンピューターを使ってしまっていること」です。確率モデルのパラメーターの概念を理解していれば誤解しようがない。続く

タグ: 数楽

posted at 14:39:46

黒木玄 Gen Kuroki @genkuroki

16年10月19日

#数楽 続き。添付画像は www.slideshare.net/simizu706/waic のp.44より。サンプルサイズn=140でパラメーター数はn+2=142で、パラメーター数がサンプルサイズと同じオーダーで増えている。しかし~続く pic.twitter.com/yxXKPcfMgR

タグ: 数楽

posted at 14:44:30

黒木玄 Gen Kuroki @genkuroki

16年10月19日

#数楽 続き。しかし、その意味でのサンプルサイズは漸近挙動を考える確率モデルのパラメーター数ではないとみなせます。コンピューターに打ち込むコードの意味でのパラメーター数と確率モデルのパラメーター数をきちんと区別できるかどうかが天国と地獄の分かれ目です。続く

タグ: 数楽

posted at 14:47:11

黒木玄 Gen Kuroki @genkuroki

16年10月19日

#数楽 続き。上のコードの例では、パラメーターr付きのポアソン分布(の確率密度函数)p_1(y|r)を考え、さらにパラメーターm,s付きのガンマ分布p_2(r|m,s)を考えています。yの確率密度函数はp(y|m,s)=∫p_1(y|r)p_2(r|m,s)drになる。続く

タグ: 数楽

posted at 14:53:38

黒木玄 Gen Kuroki @genkuroki

16年10月19日

#数楽 続き。以上に出て来たパラメーターはr,m,sの3つだけ。rは積分すれば無くなります。rで積分した後のp(y|m,s)のパラメーター数はたったの2個。これが渡辺澄夫さんの定理を適用するときの確率モデルのパラメーター数になります。

タグ: 数楽

posted at 14:56:57

黒木玄 Gen Kuroki @genkuroki

16年10月19日

#数楽 続き。階層ベイズモデルは(有限個の)パラメーター付き確率分布をネストさせることによって構築されます。どんなに複雑にしてもパラメーター数は有限個。階層ベイズでWAICを計算する方法については渡辺澄夫さん自身による解説がある→ watanabe-www.math.dis.titech.ac.jp/users/swatanab...

タグ: 数楽

posted at 15:00:30

黒木玄 Gen Kuroki @genkuroki

16年10月19日

#数楽 続き。実装例の解説には statmodeling.hatenablog.com/entry/waic-wit... があります。こういう話に乗り遅れないためには「階層ベイズではパラメーター数がサンプルサイズとともに増えるので渡辺澄夫さんの定理は使えない」というようなデマを広めている人を信用しないことが大事。

タグ: 数楽

posted at 15:03:25

黒木玄 Gen Kuroki @genkuroki

16年10月19日

#数楽 私のtwilogに関連情報が結構あります。
twilog.org/genkuroki/sear...

watanabe-www.math.dis.titech.ac.jp/users/swatanab... にもWAICについてこう書いてある→【階層ベイズ法・ベイズネットワーク・深層学習の構造決定に用いることができます】

タグ: 数楽

posted at 15:06:41

黒木玄 Gen Kuroki @genkuroki

16年10月19日

#数楽 赤池さんが書いたもの ci.nii.ac.jp/naid/110001185... を読んだら【BICはAICを否定するものとの誤解が広まることとなった】という話が書いてあって、「いやな話だなあ」と思って読んだのですが、誤解を広めた人達にはきちんとそれを訂正する義務があるよね。

タグ: 数楽

posted at 15:12:07

黒木玄 Gen Kuroki @genkuroki

16年10月19日

#数楽 渡辺澄夫さんのWAICについても、watanabe-www.math.dis.titech.ac.jp/users/swatanab... の(注3)【誤った紹介論文について】 を見ると似たような嫌な話が書いてあってへこんだ。せめて文献くらいチェックしてからdisってほしいものだと思いました。

タグ: 数楽

posted at 15:16:50

黒木玄 Gen Kuroki @genkuroki

16年10月19日

#数楽 せっかく文化的な御近所内で渡辺澄夫さんが面白い話をしてくれているんだから(ウェブサイト watanabe-www.math.dis.titech.ac.jp/users/swatanab... も充実しているし、教科書も書いている)、御近所内で正しい情報を積極的に拡散するようにした方がいいんじゃあないかなと思いました。

タグ: 数楽

posted at 15:36:18

黒木玄 Gen Kuroki @genkuroki

16年10月19日

#数楽 続き。ラプラスの方法(ガウス積分近似)についてすでに知っている人なら、特異点解消を使えばガウス積分の部分をガンマ函数に一般化すればラプラスの方法の一般化が得られることをすぐに理解できると思う。特異点解消は解析学的に漸近挙動を調べるときにも超強力。

タグ: 数楽

posted at 15:39:38

黒木玄 Gen Kuroki @genkuroki

16年10月19日

#数楽 続き。特異点解消後の積分の式をガンマ函数による近似で評価する方法については twitter.com/genkuroki/stat... で解説しておきました。この方法は初等的なので大学1年レベルで理解可能だと思う。λ log n-(m-1)log log n型の式が出て来る。

タグ: 数楽

posted at 15:50:24

真宮 奏 @Mamiya_Sou

16年10月19日

これを見て、私が妊婦だった時「そんな気持ち悪い腹で地下鉄乗るなよ」と絡んできたオッサンから助けてくれた男子高校生を思い出した。
「じゃあアンタどこから産まれたの?桃?」が名言過ぎて未だに忘れられない。 twitter.com/mohikan1974/st...

タグ:

posted at 16:12:38

真宮 奏 @Mamiya_Sou

16年10月19日

@ad16_AKI @BALmk2 @goma_kina @kahunkowai
@BALmk2 @goma_kina @kahunkowai
これがまたチャラそうな男子高生だったんですよ(。´_`。)
人は見かけによらないと実感した瞬間。

タグ:

posted at 16:24:34

黒木玄 Gen Kuroki @genkuroki

16年10月19日

#数楽 【訂正】むむむ。符号が間違っている式を幾つか書いていた。

誤「λ log n + (m-1) log log n」
正「λ log n - (m-1) log log n」

申し訳ないですが、私が書いた式の符号は信用しないで下さい。自分で計算すれば容易に訂正可能。

タグ: 数楽

posted at 16:49:18

黒木玄 Gen Kuroki @genkuroki

16年10月19日

#数楽 twitter.com/genkuroki/stat...
リンク先の連ツイの続き。易しい話。
q(x),p(x)が確率密度函数のときKL情報量の定義はD(q||p)=∫q(x) log(q(x)/p(x))dxでエントロピーの定義はS(q)=-∫q(x)log q(x) dx.

タグ: 数楽

posted at 18:38:14

黒木玄 Gen Kuroki @genkuroki

16年10月19日

#数楽 D(q||p)=∫q(x)(-log p(x))dx-S(q)なので、pを動かしてD(q||p)を小さくすることと、G(q||p)=∫q(x)(-log p(x))dxを小さくすることは同じ。分布q(x)の平均はμ、分散はσ^2とし、p(x)は正規分布のみを動くとする。

タグ: 数楽

posted at 18:42:06

黒木玄 Gen Kuroki @genkuroki

16年10月19日

#数楽 正規分布p(x)の中でG(q||p)が最小になるものを見付けることは、正規分布で分布q(x)を可能な限り近似することを意味しています。より正確に言えば、分布q(x)に近い経験分布を生成する確率が最も高い正規分布を求めることと同じです(Sanovの定理より)。

タグ: 数楽

posted at 18:45:53

黒木玄 Gen Kuroki @genkuroki

16年10月19日

#数楽 実際に計算すると(大学1年レベルの計算)、q(x)をもっともよく近似する正規分布はq(x)と同じ平均μと分散σ^2を持つ正規分布になることがわかります。そのとき、G(q||p)=S(p)となることも確認できます。0≦D(q||p)=G(q||p)-S(q)より、続く

タグ: 数楽

posted at 18:49:01

黒木玄 Gen Kuroki @genkuroki

16年10月19日

#数楽 続き、S(p)≧S(q)となる。すなわち、正規分布は同一の平均μと分散σ^2を持つ分布の中でエントロピーが最大のものであることが証明できました。そして、任意の確率分布を正規分布で「無理矢理」近似しようとすると、平均と分散を一致させるのがベストなこともわかった。

タグ: 数楽

posted at 18:52:58

黒木玄 Gen Kuroki @genkuroki

16年10月19日

#数楽
赤線:自由度5のカイ二乗分布(平均5、分散10)
青線:同じ平均分散を持つ正規分布 pic.twitter.com/P3UsU3H5OH

タグ: 数楽

posted at 21:18:14

Tetsuya Nagamoto @saisenreiha

16年10月19日

書庫見学後は、レポートや卒論で使ってはいけない、記述の信頼性が低そうな本を探してきてもらった。学生に選んだ本が何故駄目かをプレゼンしてもらい、一番駄目度の高い本を選んだ人を勝ちにした。結構盛り上がった。これは文献の信頼性を判断するための練習。

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posted at 23:23:03

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