麻里邑圭人
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- 現在地 涅槃
- 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
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2010年11月06日(土)
その最後の一手が明らかになった瞬間、読者は本作が緻密な計算のもとに成り立っていたことに気付き、愕然とすることだろう。本作は殺人ゲーム物のお手本と言うべき作品であると同時に、御影瑛路がようやく「化けた」作品である。
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posted at 17:34:30
3巻は【王降ろしの国】というゲームを知るためのデモンストレーション的な内容だがそこから既に作者の仕込みは始まっている。そしてその仕込みが活きてくるのはゲーム本番に当たる4巻に入ってからだ。全てはアクロバティックとも言える最後の一手のためだけに費やされていると言っても過言ではない。
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posted at 17:32:54
御影瑛路「空ろの箱と零のマリア3、4」読了。終わりのないループ地獄に他人の肉体の乗っ取りと、これまで様々な現象を引き起こしてきた「箱」を巡る物語の第三ラウンドは【王降ろしの国】という名の殺人ゲーム。3巻、4巻と銘打っているが、実質3巻の前編、後編に当たる。
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posted at 17:31:58
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