麻里邑圭人
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- 現在地 涅槃
- 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
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» 2011年01月07日
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2011年01月07日(金)
……というのはさすがに穿った見方過ぎるかもしれない(汗)。とりあえず個人的なベストは言わずもがなにの「悪霊の家」。全編、ミステリと言えばトリックという作者の意気込みが伝わってくるような良作である。
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posted at 22:57:57
それまで日常のありふれた場所が舞台だったのに、何故最終話だけこういう設定にしたのかは分からない。ただもしかしたら社会派全盛期だった当時、作者としては古き良き探偵小説の良さを再確認してもらうためにあえてこういったスタイルを取ったのではないだろうか。
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posted at 22:56:32
最終話「悪霊の家」では幽霊屋敷の礼拝堂という、いかにもな場所を舞台に、二つの奇妙な死体が出てくる。一人は殺されてから礼拝堂の屋根から投げ捨てられ、もう一人は密室状況の礼拝堂の中で宙づりになった状態で発見される。
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posted at 22:54:50
それ以外にも書斎や寝室、トイレにモーテルといったあらゆる場所で作者は事件を起こしてみせるが、皮肉にも自分が一番魅せられたのは、そういった「ありふれた場所」ではなかった。
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posted at 22:53:35
海渡英祐「事件は場所を選ばない」読了。本作はタイトルにある通り、普段何気なく使用している場所を舞台にしたミステリ短編集である。例えば第一話「殺人もあるでよ」ではエレベーターが四階から一階にたどり着く間に槍で刺し貫かれたとしか思えない不可思議な状況を扱っている。
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posted at 22:52:32
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