麻里邑圭人
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- 現在地 涅槃
- 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
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» 2011年02月06日
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2011年02月06日(日)
何故そんな構成なのか。それは真相の意外性を最大限に発揮するために外ならない。しかしながら結末で明らかになる「細い赤い糸」が読者に与えるのは単純な驚きだけではない。凶行に走らざるを得なかった犯人の無念さに何とも言えないやる瀬なさを覚える本作は現代でも通じるテーマを秘めた作品である。
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posted at 13:51:17
一読プロット型本格の見本のような作品という印象を受けた。本作は粗筋からも分かるようにミッシング・リンクテーマを扱っているがそこに謎解き要素を期待すると些か肩透かしを覚えるかもしれない。勿論警察による捜査パートも存在するが作者はそれよりも被害者たちのドラマを重点的に描き出していく。
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posted at 13:49:58
飛鳥高「細い赤い糸」読了。その連続殺人事件は、後頭部を鈍器で一撃という手口以外は全くと言っていい程手掛かりがなかった。被害者たちには何の面識もなく、犯行動機が掴めない。唯一の遺留品は最初の犯行現場に残されていた「細い赤い糸」のみ……。
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posted at 13:48:14
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