麻里邑圭人
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- 現在地 涅槃
- 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
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» 2011年02月16日
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2011年02月16日(水)
帯にある「――君のこと忘れたこと、なかったよ、これから先も、百歳になっても」という言葉が全てを象徴する本作は、ミステリというより現代の心中物語としてお勧めしたいと思う。
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posted at 22:18:51
これは果たしてミステリなのか、ただの社会の底辺を描いた鬱小説なんじゃないだろうかと不安になる読者もいるかもしれないがそこは心配無用、ちゃんと作者は事件と物語を繋ぐ意外な接点を用意している。しかしながら個人的には1章のラストが本作のピークだったような気がしてならない。
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posted at 22:17:19
……という粗筋に惹かれて本作を読み始めた人はまず違和感を覚えるに違いない。何故なら登場人物の誰一人として「西池袋事件」に興味を示さないからだ。語られるのは事件とはあまり関係がなさそうなフリーターの鬱屈とした毎日。そして物語の合間に挿入される「西池袋事件」に纏わる記事。
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posted at 22:15:48
真梨幸子「えんじ色心中」読了。今から16年前、名門中学に入学したのを境に人が変わったように暴力を振るうようになった息子を父親が殺害する事件があった。その事件は「西池袋事件」と呼ばれ家庭内暴力の果てに起こった悲劇の一つとして幕引きされる筈だった。だが判決後事件は思わぬ展開を見せる。
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posted at 22:13:20
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